読書 サ行

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全24ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

武士から転身した変わり種、諸国の菓子に通ずる店の主・治兵衛。
菓子のことなら何でもござれ、驚異の記憶力を持つ出戻り娘・お永。
ただいま花嫁修業中!ご存じ、南星屋の“看板娘”・お君。
親子三代で営む菓子舗「南星屋」。
繁盛の理由は、ここでしか買えない日本全国、銘菓の数々。
でもこの一家、実はある秘密を抱えていて…。
思わず頬がおちる、読み味絶品の時代小説!       (内容「BOOK」データベースより)
 
 
ありゃ。
『千年鬼』以来の西條さんですねー^^;;
好きな作家さんなので追っかけていたつもりでしたが、ポコポコ抜け落ちているようです。
ちゃんとリスト作っておこうっと。
 
「カスドース」「若みどり」「まるまるの毬」「大鶉」「梅枝」「松の風」「南天月」の7編。
ちなみにこのタイトルは全てお菓子の名前で・・・美味しそうでした^^
梅枝はこちらでは梅枝餅で売ってありますが、どうも今のものとは違うようですね。
松の風はあの薄い松風と同じかな^^
 
菓子屋「南星屋」のお話。
お菓子が人との出会いを広げ、ついには治兵衛の孫のお君の結婚相手まで見つけ・・・おっとっと。
それだけを書いちゃいけないですね^^;
そこに行き着くまでにはお永と別れた亭主の問題や、治兵衛の出生の秘密や、
豪快は治兵衛の弟・石海の幼い頃の話などあります(記憶により順不同^^;)。
それぞれタイトルのお菓子が関係してくるのですが、単純に「いいな」と思ったのは兄弟の話の「大鶉」。
今の治兵衛と石海の繋がりの深さの根源とも言える話でした。
また「まるまるの毬」はなかなか深い話でした。
その心が後半にも続いていくのですが、お君の気持ちを考えると辛かったですね。
でも一番辛かったのはやはり治兵衛なのかな。
自分のせいで・・・と思わずにはいられないでしょうからね。
それにしてもなんでしょうね、あの柑子屋!!!
小さい頃から比べられてたぁ〜?
真似ができないぃ〜?
あぁ〜〜〜ん?
と、ガラの悪い紅子が思わず登場してしまうくらい嫌〜な人物でした。
時代劇に出てくる”THE・悪役”という感じ。
彼がいなかったら、と考えずにはいられないんだよなぁ。。。
 
 
最後は幸せな終わり方なんだけど、残念でした。
 

開く トラックバック(2)

埼玉県大宮の一軒家に4人で暮らす和久井家。
高2の次女は彼氏にフられて“非行”に走り、ひきこもりの長女はBL趣味に夢中、
商社勤務の父は社内の後輩と不倫、そしてキャバクラで働く母は家事を放棄。
どこにでもあるごく普通の家族は、バラバラになりかけていた。
やがて、予期せぬ事態が和久井家を襲い、それぞれが「家族とは何か」を考えさせられていく…。
     (内容「BOOK」データベースより)
 
 
(あらすじに対して)・・・え?これって「ごく普通の家族」の話?^^;;
4人が4人、こんな状態ってある?
せめてお母さんがまともだったり、娘がまともだったり、それぐらいが「ごく普通の家族」なんでは?^^;;
 
6編、少しずつ。
 
「1年で今日だけ主役の日」(和久井杏奈・和久井家次女)
誕生日の日、杏奈は彼氏と過ごすつもりだったのだが、フラれてしまった。
出会ったのは変態紳士の中川で・・・
――出だしが「ぱんつ、譲ってくれませんか」
変態に見えない人の変態っぷり、なかなか強烈でした^^;;
でもそのおかげで杏奈は自分が普通に思えたでしょうね。
個人的には非行少女とは思えなかったんだけどな。
 
「女の子の成長を喜ぶ日」(和久井沙良・和久井家長女)
中学時代の同級生、佐藤くんを連れてきたママ。
どうやら外務省勤務ということが気に入ったようだが・・・ 
――佐藤くんの懐の深さに感動!!!
沙良のすごい部屋にも動揺しないなんて、大人〜!!!^^
それに対して和久井母は最低過ぎる。
中学時代、佐藤くん(沙良も含めて)にしたこともそうだし、今も。
そこまで娘の彼氏(将来の夫?)についてこだわるほうが気持ち悪い。
 
「寂しさの数を数える日」(和久井家祖母・万千子の母)
芸者をしていた頃に出会った大実業家との間に生まれた子ども、それが万千子。
――おばあちゃんの章ですが、万千子の生い立ちを語った、という感じですね。
なんで今の万千子が出来上がったのか。
うーん、それを知ったからといって万千子のことを受け入れることはできませんね。
 
「星に願いを託してみる日」(佐藤瑛作・沙良の彼氏)
落語家弟子入り中。
沙良とはうまくいっているが、沙良の母とは・・・
――なんで娘の彼氏の家に無断で入るんだ、この常識ない母は^^;;;
とんでもない行動が多すぎて、もうついていけない。
佐藤くんがとっても好青年なだけに、可哀想になってしまいます。
彼女の母親だったら邪険にもできませんしね。
 
「人生の再出発と信じた日」(和久井万千子・和久井家母)
海外(アメリカ)を夢見る万千子が選んだ、夫・徳雄との生活。
実際は徳雄はタイやバングラデシュに赴任、その後浮気まで。
夫への希望はなく今では美熟女コンテストに出ることが夢・・・
――浮気は良くないけど、それまでがねぇ、しょうがないんじゃない?
ということで、万千子の視点になっても全然共感できなかったな^^;
相変わらず佐藤くんのところに転がってるし、我が道をいく暴走っぷりだし。
豊胸のための診察で見つかった影がどうなっていくのかは気になるけど。
 
「永遠の愛を誓った日」(和久井徳雄・和久井家父)
両親を亡くし、伯父夫婦に育てられた徳雄が大学時代に出会ったのが万千子だった。
その万千子が今、病気と闘っている・・・
――やっぱり万千子だね、この家の問題の種は。
徳雄の浮気はこの話を読んでもしょうがないって思ってしまう。
万千子との育ってきた環境や、価値観が大きくズレていたからこういう不幸が起こったのか?
そう言い切ってしまうのは悲しいけど、この話を読むとそう思ってしまうなあ。
ただ万千子も徳雄も、実は本人たち思っていたほど二人の溝が深くなかったことに気付いたのは良かった。
 
 
最後の徳雄の章にあった「あとどれくらい、四人で一緒に暮らせるのだろう」。
万千子の病気は関係なく、子どもたちは成長し、巣立っていく。
沙良にも彼氏ができ結婚となると、そう遠い日ではないですね。
我が家の場合は三人。
子どもの成長、うれしくて寂しい。
・・・・・あ、でも「就職しても家にいる」って言ってたっけ^^;;;
 
貧しいホロー村の少女・イェンが拾った、深海の犬。
可愛さと凶暴さを併せもつ一匹の不思議な生物により、村は多大な苦難に襲われてしまう。
故郷を救うべく、シェールと一緒に目指した都で偶然、国の王子と知り合いになったイェンたち。
援軍とともに村に戻った彼女らを待ち受けていたのは、怪物との壮絶な戦いだった。
少女の冒険と成長を描く、壮大な異世界物語。
第25回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。   (内容「BOOK」データベースより)


智さんから教えていただいた作品。
そして智さんから教えていただいた情報「ファンタジーノベル大賞、なくなるってよ」。
なんでなくなっちゃうんでしょうねー。
楽しみにしていたのにな。
いつか復活することを願って。。。

さて本書。
ガロキンという国の中にある村ホロー。
崖山の陰にあるので日当たりが悪く一年中ジメジメしている土地です。
それも単なるジメジメではなく、花は咲かない、団子虫やナメクジ、蚊が多く、
そのため疫病も多い。
更に人体にはえる黴まであるというんだから、とてもじゃないけど快適な暮らしは送れません。
そんなホロー村で育てられているのは茸。
ただ収入はそれだけということはなく、元々ガロキンは漁の盛んな国だったし、
大きな町に行けば商業も発達していたため、出稼ぎに出る男たちは多いのです。
そこで育ったイェン。
相当なお転婆で男子との争いにも負けないほどの少女ですが、
一匹の犬、シェールを拾ったことにより普通の生活が送れなくなってしまいます。
≪族≫というものが出てくるのですが、これは・・・その地の神(それもあまり宜しくない)のようなもの
と捉えていいのかな。
とにかくこの≪族≫の子どもがシェールではないのかと考えられ、
そんな危ないものを拾ってきたということでイェンは攻められてしまいます。
しかしそのうちイェンだけでなく家族も危ない目に遭い、更に一家全員磔にまでされ、
もはやここまでと思われるのですが、そこでシェールが恐ろしい力を見せつけるんですね。
確かに命は助かるものの、余計にシェール=危険な生き物という見方をされたため、
イェンは責任を感じ、行動を起こすのです。
まぁそこからは危険ながらも楽しい道中があり、新しい出会いがあり。
ハイタカ(ガロキン漁師)とそのお仲間や軍師・黒墨、そしてシュリ王子まで引き連れて
≪族≫と戦うのですが、誰がどうやって倒したのかはここでは秘密^^
でもその倒せた理由というのは考えてもなかったことだったので衝撃的でしたよ。

で、イェンですが・・・これで英雄になっちゃったの?^^;;;
それともまだ英雄になる話の続きがあるんでしょうか。
とてもじゃないけど、これで英雄にはなれないんじゃないかなあ。
それがすこーーし不満。
話としてはワクワクしながら読んだので満足なんですけどね。

あとシェール。
どこまでもイェンに忠実でかわいかったですね。
頭の中ではマルチーズの大きめサイズを想像してましたが、どんな感じなんでしょうね。
表紙ではイェンの後ろにいて全身が見えないのが残念。
もし次作があるなら、シェールの全身を見たーい^^

開く トラックバック(1)

坂木司 『僕と先生』

大学の推理小説研究会に入ったけれどこわがりな僕と、ミステリ大好きでしっかりした中学生の先生が、
日常に潜む謎を解いていく〈先生と僕〉シリーズの最新刊。
社会問題にも目を向け、ちょっぴり大人になった二人の活躍をどうぞお楽しみに!
                     (内容紹介引用)
 
 
『先生と僕』を読んだのは2008年。
ちゃんと記事がありました^^
その時もベタ褒めしてましたが、今回も変わらず隼人くんにコロリ、まいりました^^
ただ今回はちょっと謎めいたレディが登場。
てんとう虫さん、これからも出てきて二葉さんを惑わすのかしら。
 
「レディバード」「優しい人」「差別と区別」「ないだけじゃない」「秋の肖像」それに「指先の理由」の5+1編。
 
「レディバード」はチョコレート泥棒の話。
うーん、そう書くとなんだかかわいらしい感じがしてしまうけど違うんだなぁ。
たかがチョコレートされどチョコレート。
こんなこすい犯罪は嫌だな。
そして出てきた映画は『怪盗ルビィ』^^
今は彼女の時代なのか?!
 
「優しい人」は二葉さんの推研の先輩、柏原さんのバイト先での話。
マスターが柏原さんに対してとても優しい=恋心を持たれているのか?という謎(←謎なのか?^^)。
まぁねぇ、恋愛による優しさなのか、その人そのものの優しさなのか、難しいところですよね。
この話は少々複雑な事情が絡んできますが、その点をちゃんと勉強する二人が偉いなぁと思いました。
おかげで私も学習できました^^
出てきた本は『ブラウン神父の童心』。
もちろん未読^^;
 
「差別と区別」は二葉さんの推研の先輩、レムさんのエントリーシートが一次選考の場で盗まれた話。
もし私が就職活動をしている時期、もしくはもうすぐ就職活動をする時期に読んだらショックだっただろうな。
一般職と総合職。
あまり関係のない就職活動をやってきたので知りませんでしたが、女性としては残念ですよね。
こういうの、やめましょうよー。
出てきた本はポーの『盗まれた手紙』
黒猫シリーズでもポーは出てくるし、読まないといけない時期なのかな。
 
「ないだけじゃない」はバーベキューに出かけた二人が出会った謎の。
無くなるバーベキューに増えるサラダ、そして見覚えのないゴミ。
うーん、確かに酔っ払っているときならゴミが増えても気づかなさそう^^;;;
それにしえも増えた理由、押し付けた理由がねぇ。
でもこれもまたありそうなことで。
これからバーベキューシーズン、見覚えのないものに注意しましょう。
出てきた作品『11人いる!』は恥ずかしながらタイトルしか知りません^^;;;
漫画でしたよね・・・?
 
「秋の肖像」はマンションの掲示板に貼られる掲示物の謎。
掲示板に悪意が見え隠れしているものが貼られていたら嫌ですね。
それも誰が何のために貼ったのか理由が分からなかったら・・・。
こういうやり方はどうかと思いますが、性格的なこともありますよね。
私もなかなか言えないから隼人くんから説教されそうです^^;;;
出てきた作品は『怪盗紳士リュパン』・・・リュパンリュパ〜ン♪
 
「指先の理由」はおまけのような、これから先を予感させるような話。
謎めいていて、マ行が気になって、調べました^^;;;
 
 
 
次を期待させる終わり方だったので、目一杯期待して待つことにします。
でもタイトルはどうなるんだろうなぁ。

開く トラックバック(1)

仁藤全。
高校では42本塁打を放ち、2000年に阪神タイガースの8位指名を受け入団。
強打の外野手として期待されたものの伸び悩み、2010年までの10年間で171試合に出場、
通算打率2割6分7厘で8本の本塁打に終わる。
もとより、ヒーローインタビューのお立ち台に上ったことはない。
しかし、彼について語るところのある者にとって、仁藤はまぎれもなく英雄だった―。
彼の担当スカウト、好意を寄せる女性、タイガースで後輩にあたるドラ1投手、
因縁浅からぬドラゴンズのベテラン左腕、高校時代に野球部でバッテリーを組んでいた男、
それぞれが語る、ひたむきなプロ野球選手が輝いた一瞬。    (内容「BOOK」データベースより)
 
 
注目している作家さんの一人、坂井さん。
本書はある野球選手と彼を取り巻く人物たちが描かれています。
野球も開幕しましたし、本書を読むと少しばかり選手たちを見る目が変わるような^^
 
華やかな1軍に居座り続けることのできる選手はほんの一握りなんでしょうね。
そしてそういう方は強大な運もお持ちなんだと。
この話のヒーロー、全も実力はある選手でした。
(・・・と言ってもきっとプロにスカウトされる人というのはそういう方ばかりなのでしょうが。)
しかし大事な大事な高校3年生の時にアクシデントがあって、華々しいデビューをし損なってしまいます。
それから全の人生は・・・。
確かに全自身が悪い部分もあったと思いますが、どうしても運に見放されているとしか思えない。
だからと言ってその時に関わってした人物を恨むのもどうかと思うし。
難しいですね。
ただ傍で全を見ている分にはもどかしいながらも良い人生だなぁと感じました。
人に恵まれていますよね。
それはもちろん仁恵も含めて^^
まぁ、仁恵は仁恵で複雑な人生でしたし、スカウトマンの宮澤さんも野球によって人生が変わった人でしたし・・・
あれ?野球に関わったら大変なのか?^^;
 
 
ところでこの作品の山村昌司はもちろん、中日の山本投手、ですよね?^^
 

全24ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
紅子
紅子
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

標準グループ

癒されに行く所

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事