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発明家を夢見る九歳半の少年ジュリアンは、自信作のシャボン玉ピストルの特許を取るため、
こっそり家を出て単身ワシントン行きの夜行バスに乗り込んだ。
だがそこにはヴェトナム帰還兵から陸軍大佐、KGBのスパイに殺人犯まで乗り合わせていた!
少年が旅路で出会うさまざまな人々と事件は、彼に何をもたらすのか?
あたたかさと切なさが彩るロードノベルの名品、新訳決定版。 (内容「BOOK」データベースより)
タイトルと表紙の絵に惹かれて借りてみることにしたのですが、大当たりでしたね〜^^
手元に欲しいくらい、気に入りました。
ただこの文庫サイズで900円は少々お高めかと。
でもその価値があるくらいの良品でございました^^
何がいいってこの9歳半のジュリアン!
もうかわいくってしょうがないんですよ。
人を疑うってことはしないし、何に対しても新鮮な反応をしてくれるし。
危険な状況にも陥るけど、咄嗟の行動力もある。
おかげで本来ならお知り合いになることなどできない陸軍大佐まで味方につけてしまって。
まぁ陸軍大佐にしてもジュリアンは救世主だったんでしょうけど^^
マーシャルとのことは凄く残念なことだったけど、実はマーシャルの気持ちも分からなくはないんですよね。
マーシャルはいい大人だし、自分の生活は自分でなんとかせねばならない。
でもジュリアンはこのシャボン玉ピストルがなくとも、親の庇護の元、安心して暮らせる。
何かきっかけがあればマーシャルのその悪い考えは吹っ飛んだと思うのですが・・・残念。
父親に認められたいから、という理由でワシントンまでやってきていた
ジュリアンにとっては最大の不幸でした。
9歳半にして厳しい大人の世界を見てしまったかな、と可哀想にも思いましたが、
その後を見てみるとジュリアンの成長には役立ったのかな。
いや、あのビルの中でマーシャルを見つけたジュリアンの気持ちを思うと
ジュリアンの代わりに泣けてきましたが^^;;;
番印象に残ったのはイギリスの旅行者・クート姉妹が通報したところ。
警察からバスの中で武器を出すよう言われるのですが、出るわ出るわ武器の数々^^;;;
最後に出した姉妹の武器には大爆笑。
危険なのか、のどかなのか分からなくなる光景でした。
初めて読んだ作家さんだったのですが、他の作品も読んでみたいと思います♪
いい出会いだったなぁ〜^^
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海外
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アルバート・サムスンは私立探偵である。 |
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