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けいこ不足…伸び悩む若手日本人力士 角界、深刻な後継難
産経新聞
大関白鵬が夏場所で2場所連続優勝を決め、第69代横綱への昇進を確実にした。
しかし、次の大関候補が見当たらないという深刻な問題が浮かんでくる。魁皇、千代大海の両大関は
30歳代で先が長いとはいえず、後を埋めてくれそうな若手の候補が育っていない。協会の看板を担い、国技の伝統を継承する責務はモンゴル出身の2人の横綱任せとなるのか。(奥山次郎)
栃東が夏場所前に引退した。34歳の魁皇、31歳の千代大海は今場所勝ち越したとはいえ、
かど番を繰り返し、優勝争いに加わる力はもはやない。琴欧洲も一時の勢いが影をひそめる。
白鵬の横綱昇進が確実になったことで大関の力不足は、いよいよ深刻化する。
大関の後継者が必要になる。だが、安治川親方(元横綱旭富士)は次期候補を問われ、
言葉を詰まらせた。出羽海親方(元関脇鷲羽山)も名前が浮かばず、「弱いんだから仕方ない」と嘆く。
関脇琴光喜は2場所連続で2けた白星を挙げ、大関取りへの挑戦権を得た。しかし、31歳。
昇進できたとしても長くは望めまい。
問題は白鵬と同世代になる若手の伸び悩みだ。白鵬が頂点に上り詰めた今場所、23歳で7勝7敗の
小結琴奨菊を除くと、小結で23歳の豊ノ島、平幕で26歳の豊真将、20歳の稀勢の里と
栃煌山という成長株はそろって負け越した。
十両では、けがで幕内から陥落したものの、圧倒的な強さで今場所、優勝したエストニア出身の
22歳、把瑠都のほかロシア出身で18歳の若ノ鵬ら有望な若手はいる。とはいえ、
協会の看板力士になるまでには、まだまだ時間がかかる。
相撲は国際化が定着した。夏場所では前頭5枚目以上の力士20人のうち、外国出身力士は7人。
外国頼りも、いたしかたない。“和洋折衷”での切磋琢磨(せっさたくま)が重要だ。ところが、
十両力士28人中、平均年齢は外国出身力士6人が22・5歳で、日本人22人は29・2歳。
幕内に上がってくるいきのいい若手は外国出身力士が中心という現状も無視できない。
しかも、けいこ量が十分とはいえない。白鵬の育ての親である熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)は
「師匠がいないと手を抜く力士が日本人には多い」と指摘する。安治川親方は
「人の3倍けいこすれば上に行ける。分かりやすい世界なんだよ」。
若貴は1日100番のけいこを積んで頂点に立った。今は20番前後が一般的ともいわれる。
角界は八百長疑惑で揺れている。相撲人気を盛り返すには、まず信頼を取り戻さなければならない。
ところが、2強時代を築くであろう朝青龍と白鵬が疑惑の渦中にあるというのが現状だ。
両力士に立ち向かう若手の真摯(しんし)な姿こそ、信頼回復への道。だからこそ、
大関候補といえる力士を育てなければならない。
〜引用ここまで〜
なんで外国人力士が強いか?
それはハングリーだから。彼らは相撲で稼ぐため、一旗上げるという
明確な目的があって日本に来ている。
いつも思うのだが、外国人力士はエライ。
日本語をマスターし、日本の文化を尊重する。
他のスポーツ選手があれだけ完璧に日本語をあやつってインタビューに応じ、
日本の生活に馴染んでいるだろうか?
この一点だけでも、彼らの「やる気」を感じさせられる。
しかも、日本は豊かになり、生活も多様化してきた。
あえて角界という厳しい世界に入らなくても
そこそこの生活はできるし、
お金を稼ぐ手段もそれこそ無数に選択肢はある。
今の若者には積極的に相撲で頂点を目指すメリットを
感じられなくなっているのではないだろうか?
怪我も多い。
若手の中には四股や鉄砲といった鍛錬よりも
筋トレを熱心にやる者も増えているらしい。
四股や鉄砲など、従来の鍛錬法は古いと思われがちだが
実は科学的にも相撲で使う筋肉を鍛えるにはとても効果的な訓練法だという。
格闘技であるからには怪我は付き物であろうが、
3役の半分が公傷で不在、というのはいかがなものでしょう?
角界を支える裾野である学生相撲や腕白相撲も
あまり人気はないという。
それはそうだろう。実際、締めたことがあるが、まわしって結構キツイし
恥ずかしく感じる。
力士の方には失礼だとは思うが一般的な感覚であろうと思う。
若貴全盛の時には黙っていても満員御礼、大入りであったのが
今ではあまり見られなくなってしまっている。
やはり強い日本人力士も必要なんですよね。
日本人力士の奮起を望みます。
日本の国技ですから(^-^)
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