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菅首相は14日午後、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の閉幕を受けて
横浜市内で記者会見し、13日の日中首脳会談での尖閣諸島をめぐる自身の発言について、
「わが国固有の領土であり、この地域に領土問題は存在しないということを明確に伝えた」と明らかにした。
会談での首相の発言について、首脳会談に同席した福山哲郎官房副長官は 「首相は日本の確固たる立場について明確に述べた」と説明しただけで具体的な表現は
明らかにしていなかった。
一方、首相は記者会見で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題に関し、 「沖縄のみなさんに私の思いを伝える機会を積極的に作っていきたい」と述べ、
日米合意に基づく同県名護市辺野古への移設に理解を求めるため、近く沖縄県を訪問する意向を表明した。
〜引用ここまで〜
だから、何?
伝えればそれで満足か?
何を偉そうに。いかにも俺はこんなにやったんだぞ!とでも言いたげな。
こんな人間が百戦錬磨の中国人政治家とやりあおうなどとは片腹痛い。
要はその後だ。
「わが国固有の領土であり、この地域に領土問題は存在しないということを明確に伝えた」
のはいい。
その後にだからこれ以後さらにちょっかいを出すようであれば
これまで以上に強硬な手段でその企てを阻止すると言わなければいけないのではないか?
結局、口先だけだと見透かされているのだ。
何も出来はしないと。
だからこそ、
先日の尖閣沖での漁船船長逮捕に中国は
あれほど慌てふためき対抗処置を連発したのである。
国際社会の警戒、そして反発を受けると少し考えればわかるのに、だ。
しかも、いつもならすぐに折れる日本政府がいつになく要求(恫喝)に応じようとしない。
そう、焦っていたのは中国政府なのだ。
あと少し我慢すれば行き詰ったであろうに
日本にとって不幸だったのは
中枢に媚中政治家が蔓延っていたことだ。
船長を解放したことで
真相究明は難しく、そして訴追することも不可能となった。
これにより、完全に日中の立場は逆転した。
そして、APECにおいても
管は同じ過ちを繰り返した。
中国にとって、今回の尖閣沖事件で唯一の失点は
国際社会に中国という国の危険性、警戒心を植えつけてしまったということだ。
それを解決するには
管直人との会談を通じ
関係改善を模索する姿をアピールすることである。
そして、日本政府は
その思惑にまんまと嵌った。
日本側の要請は1時間弱の「会談」だった。
しかし、そんな日本側の都合は無視し、
ぎりぎりまで手の内を隠したまま
夕方、突如として
22分という極めて短い時間をセッティングしたのだ。
日本側は「会談実現!」と強弁し、満足しているようだが
20分そこそこでは
通訳を挟んだ話ではろくに突っ込んだ話は出来なかっただろうことは
容易に想像がつく。
中国側はしっかり
これは「会見」というニュアンスで
お互いの主張を述べ合っただけ、というスタンスだと発表している。
(ちゃんと日中の関係改善に向けた姿勢はちゃっかり報道している。)
中国政府としては管直人と「会見」することで
関係改善を図る姿勢をアピールできた。
しかも、尖閣諸島の領有権を主張したことを公表し
あたかも中国にも尖閣を自国領だと言える正当性があるかのように
国際的にアピールした。
日本側は中国と関係改善できるかも!という期待を持ったようだが
そんなものは百害あって一利なしだ。御免被る。
向こう側から「首相に会わせてください」と言ってくるくらいでなければ
会う必要はない。
なぜ、そんなに中国の人間に会おうとするのか?
そんなに彼らの顔色を伺いたいのか?
会えばそれで満足か?
管直人はじめ、またしても民主党政権は国益を損ねた。
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