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「銃社会」スイス、所有率で米国抜く 自殺・犯罪に苦慮
銃を所有する世帯の比率で、スイスが米国を抜いて先進国の中でトップとなり、銃を使った自殺も
高率となっている――。チューリヒ大学の研究者がこんな調査結果をまとめた。
武装中立・国民皆兵制度をとるスイスでは、若い男性が軍支給の銃を家庭で保管する制度が
定着しており、こうした支給銃が自殺や犯罪に使われるケースが目立つ。
平和で安全なイメージが強いスイスが悩む意外な「銃社会」の実態が浮き彫りになった。
中略
調査結果によると、銃所有率は、スイスが35.7%で1位(00年)。米国の比率が89年の
46%から00年に32%へと下がったことから、これを上回った。銃を使った自殺率は、
米国が約57%と群を抜いているものの、スイスが約27%で2位。残りの16カ国はすべて
20%未満で、米国とスイスの高さが際だつ。研究グループは「銃の手に入りやすさと自殺数の
因果関係は明らかだ」と分析している。
スイスでは、使用目的を申告するだけで審査なしに銃を購入でき、登録制度もない。
加えて、常備軍のない同国では18〜32歳の男性のほとんどが予備役兵として自動小銃
(将校級にはピストルも)と銃弾を支給され、普段は自宅で保管している。国防省によると、
自動小銃約40万丁、ピストル約13万丁が現在、予備役兵宅に保管されているという。
軍用、自家用合わせて100万〜300万丁が社会に出回っているとの推計もある。
スイスの人口は約748万人で約318万世帯。
若者の自殺予防に取り組む非政府組織(NGO)、ストップ自殺協会は「スイスでは15〜24歳の
若者の死因の1位が自殺。銃が身近にある状態をなくさなければ自殺を減らせない」と訴える。
犯罪にも使われる。01年に中部ツーク州の州議会で男が銃を乱射して14人が死亡した事件や、
今年4月に世界的な元女子アルペンスキー選手のコリーヌ・レベレさんが夫に射殺された事件では、
軍支給の自動小銃やピストルが使われた。
国連薬物犯罪事務所(UNODC)の統計などによると、スイスの銃による殺人事件発生率は、
西欧諸国のなかでフランスやポルトガルに次いで高い。スイス国立科学財団が西部4州で実施した
調査では、殺人事件の6割が家庭内殺人で、うち4割が銃を使用。
約半数で加害者は犯行後に銃で自殺していた。
悲惨な事件のたびに銃規制を求める声が高まるものの、「スイスは国民が日ごろから銃を持ち、
ひとたび国に脅威が迫れば即座に武装して駆けつける仕組みで、独立と中立を守ってきた。
これはスイスの伝統の一部だ」(銃規制反対の圧力団体)といった声はなお多く、
規制強化は足踏みしている。
〜引用ここまで〜
またまた長くなってしまいますが引用しました。
はい、彼は何が言いたいのでしょうか?
平和で安全なイメージが強いスイスが悩む意外な「銃社会」の実態!!!
これですね。
かつて、スイスは「永世中立国」というだけで
左翼から「平和の象徴」のように扱われてきました。
しかし、昨今の「正しい」情報によって、
周囲の国々と永世中立に関する条約をしっかりととりきめてあること、
国民皆兵国家であり、兵役終了後も予備役として毎年訓練が義務付けられているということ、
各家庭に武器、弾薬が支給され、核シェルターの設置も義務化された戦時にそなえた国家であること。
という実際のスイスの姿が、常識となりました。
それが気に食わないんでしょうね。
逆に、平和を維持するためには口だけでなくそれだけの努力が必要だ!と
自分達の主義主張に相容れない反対意見の材料になっていますから。
大体、このデータは何なの?
銃を使った殺人事件発生率は、西欧諸国のなかでフランスやポルトガルに次いで高い?
これで、もうこのスイスを問題視する主張は破綻します。
フランスは銃社会?ポルトガルは?違いますよね?
銃がスイスよりも格段に少ないフランスやポルトガルよりも銃を使った殺人事件発生率が低い!!!
これでスイスの銃管理体制の優秀さが浮き彫りになります。
>銃を使った自殺率は、
米国が約57%と群を抜いているものの、スイスが約27%で2位。残りの16カ国はすべて
20%未満で、米国とスイスの高さが際だつ。研究グループは「銃の手に入りやすさと自殺数の
因果関係は明らかだ」と分析している。
この巧妙なレトリック、分かります?
自殺率、ではないんです。「銃を使った」自殺率。
道具はなんであれ、自殺は自殺でしょ?
ちなみに2005年の統計では世界でスイスは自殺率17位(人口10万人換算)。
上位は東欧諸国ということであまり比較はできないかもしれませんが
日本(10位)、ベルギー(12位)、フィンランド(13位)、オーストリア(15位)。
原因を銃に特化することで
スイス→銃が多い→自殺が多いという「刷り込み」を計っています。姑息です。
また、NPOの言い分が笑わせる。
>「スイスでは15〜24歳の若者の死因の1位が自殺。
銃が身近にある状態をなくさなければ自殺を減らせない」
は?銃があるから自殺するの?じゃ、なんで日本はその銃があふれかえってるスイスよりも
自殺率高いの?説明できないでしょ。
手段と結果を履き違えてますね。
原因は生活苦であったり、病気苦、将来への不安、いろいろあるでしょう。
そこに銃がある!そうだ、死のう!、なんてありえます?
原因は他にあるんですよ。社会体制、社会の状況、経済状態、交友関係、etc
それを考えていかなければいけないのに、
道具にすぎない「銃」を「主犯」に仕立て上げ非難。
その尻馬に乗っかってスイス不安説を煽りイメージダウンをはかる朝日新聞。
スイスが永世中立を選択し、それを維持するために行っている日々の努力。
「平和」「平和」と叫ぶだけの日本人がいったいどのくらい分かっているのでしょうか?
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