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政府も馬鹿なことしたものですね。
格好の攻撃材料を野党に与えてしまう結果になったのですから。
元々、アメリカのシステムに範をとったこのタウンミーティング。
日本で有効に機能すると政府のお偉方は本当に思っていたのでしょうか?
「届かぬ声を汲み取る」といえば聞こえはいいが、
タウンミーティングのように、活発に意見交換を行う、ディスカッションするという習慣のない
日本において、
「じゃ、議論してください」なんて言ったところでそうそう議論が成立するとも思えませんね。
アメリカではタウンミーティングに『議論しに来ている』『意見を言いに来ている』
日本では『議論している内容を聞きに来ている』
これが現実。
基本的に政府のやったことは間違っています。
誰が見たって救いようが無い。
政府はこんな小手先の人気取りはやるべきではなかった。
僕はそう思いますね。
だって、この国は【間接民主制】でしょ?
なんでもかんでも国民全員の意見を聞いてその内容を吟味し、全ての国民が納得するような
政策を…なんてできればいいでしょうが不可能でしょ?
だから国民の代表者たる国会議員を国民が選出して国政を任せる。
分かりますか?国民の一番の意思表明、民意の現れるのは「選挙」なんです。
だから各党とも選挙になるとなりふりかまわないんです。
一議席でも多くの議席を確保し、発言力を増そう、そして過半数を取って政権与党となろうと
必死になるんです。
その過程の選挙で「公約」というかたちで考えを述べ、それを元に有権者は判断を下すんです。
民主主義国家において、こんな明確な国民の「意思表明」はありませんよ。
国民の声を無視してよいというわけではありません。
でも、間接民主主義、議会制民主主義のわが国においては選挙が国民の「声」。
そこで選ばれたのですから、国会議員の方々には
安易に国民に媚びずに自分達の考えをつらぬいてほしいものです。
さて、沖縄県知事選挙で自公推薦の仲井真氏が民主、共産などの推薦する糸数氏を破り
当選をはたしました。
メディアはこぞって「僅差」「辛勝」「出口調査で基地反対は7割」と
選挙は自公推薦候補が勝ったがそんなことは関係ない。
沖縄の人は30万人が新知事に「反対票」を投じたのだ!的な論評、社説、解説者コメントが…(--;)
確かに4万票差というのは「僅差」かもしれませんね。
でも、選挙に「圧勝」した候補者と「辛勝」した候補者の間になにか差はあるのですか?
辛勝だと権限が縮小されたりするんですか?
これが仮に糸数氏が当選していたなら、「辛勝」とか「これは県民の総意ではない!」
なんていうキャンペーンをメディアはしたでしょうか?
「民意は示された!」「沖縄の市民は基地など望んでいない!」な〜んて
ここぞとばかりに言うんでしょうね。
でも、今回の「民意」は示されましたよ。
基地問題も重要。これは前提。
でも、産業の少ない沖縄県において、基地に依存している方は想像以上に多いんです。
米軍を追い出した後の雇用問題は切実。
「基地はイヤ!」「戦争反対!」「基地が無い平和な島に!」
なんて言うだけでその後のことをまったく考えてないから当選できないんですよ。
糸数氏陣営は「立候補が送れ、時間が無かった」などと敗戦の弁を語ってましたが、
戦争反対、基地反対というだけで実効性、実現性のある経済政策を語れなかったから
4万票の「差」になったんでしょ?
何で経済問題を語らなかったの?
メディアはここでも「基地問題をぼかして経済振興しかアピールしない仲井真氏」
とネガティブキャンペーンまがいの報道。
でも待ってよ?それなら基地問題、戦争反対しか訴えない糸数氏も同様でしょ?
同じアナの狢。
どちらも沖縄にとっては大事な問題。
基地問題しか訴えないのはイイが経済振興しか訴えないのはイケナイの?
おかしいでしょ?
ま、よく「市民」のみなさんがのたまうように、
「民意は示されました」よ。選挙という最高の形で。
いくら外野(自称市民団体や平和活動家)がギャーギャー言おうと
「その後」のことまで考えてくれないやつは×ってこと。
それが沖縄の「民意」ですよ。
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