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<ばんえい競馬>今年度で廃止 北海道帯広・岩見沢市表明へ
明治の北海道開拓期からの歴史がある「ばんえい競馬」は今年度限りで幕を閉じることが確実になった。北海道岩見沢市との2市開催を模索していた帯広市の砂川敏文市長は26日、毎日新聞の取材に対し、
存続を断念する意向を明らかにしたもので、25日に会談した岩見沢市の渡辺孝一市長から撤退の
意思を受け、最終的に判断したという。両市長は27日に正式に表明する。
ばんえい競馬は、サラブレッドの2倍の1トン前後の体重があるフランスなどが原産の農耕馬が
騎手と最大1トンの重りを積んだ鉄そりを引いて力と速さを争う競馬。
二つの坂がある全長200メートルの直線コースで競う。明治末期から北海道の開拓や
農作業で使われた農耕馬で競走を楽しんだのが始まりとされる。1946年に公営化された。
53年に旭川、北見、帯広、岩見沢の4市がそれぞれ市営競馬を主催。
ピーク時の91年度には約340億円の売り上げがあったが、98年から05年度まで8年連続の赤字。累積赤字は約40億円(06年度末)と見込まれている。負債の清算は4市で等分することが
決まっている。【仲田力行】
(毎日新聞)
〜引用ここまで〜
地方自治体が主催する競馬は今、大変厳しいものがあります。
バブルがはじけて以降、収益は悪化の一途をたどっています。
すでに、「宇都宮」、「高崎」、「上山」、「中津」、「公営新潟」、「益田」と
次々に公営競馬は廃止されていっています。
そして、今回、ばんえい競馬4場が廃止されることが決定されました。
4場あわせてどれだけの関係者が職を失うのでしょうか?
普通の競馬なら、他の競馬場で再就職の可能性が残されていますが
ばんえい競馬は特殊なため、人も馬も将来がほとんど絶望的です。
文中にもあるように、最盛期には4場あわせて340億円あまりの収益をあげ、
市の財政を潤していたばんえい競馬を
赤字になったからといってあっさり切り捨てる市の姿勢は褒められたものではありませんね。
不採算事業は縮小または廃止するのは当然かもしれません。
しかし、好調な時、それにあぐらをかいて経営努力を怠った開催者側の責任は問われないのか?
せめて、関係者に対する責任を取って、主催者たる4市の市長は辞職しなさいよ、とまで
思います。
暴論かもしれませんけどね。
でも、岩手の盛岡競馬を例に取れば、
バブル時から主催者、組合双方の協力の下、収益をプールしていたのです。
そして、全国にも先駆けていろいろなイベントやレースを導入、
売り上げの維持に努め、
他場がヒイヒイいっている不況の真っ只中、
新しい競馬場(盛岡競馬場:オーロパーク)を建設してしまうほど
優良な経営を行ってきたのです。
バブルで収益が上がっていただけなのに、経営努力もせずに
赤字が膨らんだら一方的に切り捨てる。
切り捨てるのなら、そこに至った責任を取りなさいよ。
公務員の殿様商売のいい犠牲者ですよ。競馬関係者は。
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