|
憲法論議が盛んになり、
書店にも憲法関連書籍のコーナーが。
見回してみると8割が「憲法死守本」ですけど(笑)
そんななかの一冊。
「武力で平和はつくれない」という題名の本を見てみました。
あ、もちろん買いませんよ。こんなのに1000円も払うのばかばかしいでしょ?
私たちが憲法改正に反対する14の理由と題して
ひとつひとつ反論するスタイルになっています。
いきなり
『非武装で攻撃を受けたらどうするの?』と攻撃的な設問。期待大です(笑)
その答え、何だと思います?
『軍隊は市民を護らない』、だから日本は軍隊を持っちゃいけないんだって。
笑える。
おっと、笑っちゃいけないね、怒らないと。この人権侵害、名誉毀損本に。
だって、彼らは過去の帝国陸海軍、しかも沖縄戦のことをもとに、
現代の自衛隊をこう断定しているんですよ?
では、朝日新聞は過去、捏造や誤報を繰り返してきた。
またやるだろうから買ってはいけない、
こうキャンペーンを張ったら朝日新聞はどうするでしょう?
日本共産党は旧ソ連からの指令(ドクトリン)をもとに、日本に共産革命を起こし、
ソ連軍を迎え入れようとした売国奴だ。またやらかすはずだから
共産党は潰さなければならない。
こう国会で他の政党の議員が主張したら共産党はなんと言うでしょうか?
烈火のごとく怒るでしょうね。「今の我々は違う。昔の状況と一緒にしてもらっては困る。
まったく別のことだ」と。
しかし、こと「軍隊」、自衛隊相手になると
平然とこのような主張をなさいますね、「彼ら」は。
前身の組織がやったから今の組織もきっとやるに違いない。
こういう疑心暗鬼の産物。
こんなことで非難され、貶められ、まるで「殺人者」のように言われる
自衛隊、自衛官が本当に哀れですね。
第一、軍隊は「平和をつくる」ものと位置づけることがそもそもの間違いですよ。
作れるわけ無いでしょ?
もともと無理なものをあたかも自衛隊がやろうとしているように糊塗し、
それを我々は断固阻止するんだ!
彼らはこう主張しています。
軍隊は「平和なこの状態を維持している」だけであって、
軍隊の力で平和を作り出してやろう!なんて考えている傲慢な「軍人」はいませんよ。
この著者に代表される方々の方がよっぽど傲慢。
しかも、同書には
『日米安保はアメリカからの押し付け同盟だからいらない!』と仰天の主張も。
日本国憲法は押し付け憲法だから改訂するんだという一部主張を
押し付けだから憲法改定する理由にはならないと口を極めて非難しておきながら、
自分達の攻撃対象になると話は別になるんですね。
二枚舌ここに極まる。
また、「抵抗権」なるものを根拠に
『抵抗する方法を決めるのは私たちです!』
とこれまた仰天の主張を展開。
軍隊を使った国防を否定してしまいました(笑)
いつからゲリラが合法になったのですか?教えてください。
しかも、バカの一つ覚えのようにガンジーを引き合いに出し、
武力を伴わないでも効果的な抵抗はできると煽動。
非暴力不服従ってそんなに甘いものじゃないんだけど…。
なにされても力をもって抵抗してはいけないんですよ?
ただただ態度と言論で、虐殺、レイプ、略奪、言論統制、洗脳教育
これらに立ち向かうんです。
愛する人間がレイプされようが、親兄弟が虫けらのように殺されようが
間違っても反撃なんてしてはいけない。
あなた方、本当にその精神を貫くことができますか?
非武装での非暴力不服従を貫くって侵略国に占領されることが前提ですからね?
判って言っているの?本当に。
あなた方が「この国は非武装にしたら侵略軍に占領されるかもしれない、
悲惨な状況になるかもしれない。それでも、非暴力不服従を貫くんです。」
こう訴えているところを少なくとも僕は見た事も聞いたことも無い。
まさに、自分達に都合のいいことばかりを並べ立て、都合の悪いことには一切触れない。
実際に日本が侵攻を受けた時、この方たちがどのような行動をとるのか
非常に興味がありますね。
軍隊は万能ではありません。絶対の存在でもありません。
功罪併せ持つ存在なのです。
でも、この国を護ってきたのは厳然たる事実として存在しているわけで、
それさえも否定できる彼らの性根が本当に恐ろしい。
彼らは自分達に都合の悪いもの、気に食わないものを「全否定」できてしまう
能力が備わっているようで。
罪だけを騒ぎ立て、功は存在しないかのような彼らの意見には絶対に首肯できません。
ま、この本の賛同者に本多勝一が入ってる時点で
「その筋の本」なんですけどねぇ(^^;)
|