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「そうえいえば、蟹江敬三って亡くなったんだってね」。 金曜日の夜、会社仲間との焼肉会。 何を今さら、そんな話題が出ました。 蟹江敬三さん。 今でも忘れられない、大好きだったTVドラマシリーズがありました。 「さすらい刑事旅情編」。 平成の初めころに放送されていた、人気ドラマシリーズです。 当時、長く文通をしていた福島県の女の子がいたのですが、その子もまた、このドラマの大ファンで。 毎週のように文通の手紙で感想を書きあって、盛り上がったりしたものでした。 「懐かしい思い出」も、あります。 番組放送期間中の、とある日。 東京駅から夜行列車に乗るために、駅のホームにあるベンチで待っていたときのこと。 突然、見知らぬお兄さんに声を掛けられました。 「あの、テレビ朝日のものなのですが・・」。 「これから、番組の撮影をココでやるので、すみませんがこのベンチを空けていただけないでしょうか・・」 あ、はい、いいですよ・・と席を立とうとしたら、なんとなんと・・! そのお兄さん(ディレクター?)の真後ろに立っているのは、宇津井健さん(!)・・でした。 宇津井さんの横には、少年隊の植草克秀さん。 そこで初めて、わかりました。 「さすらい刑事!!!」・・。 「どうもすみません・・」 なんとなんと、「あの」宇津井さん(高杉警部!)に、「謝られてしまった」。 いえ、いえ、あの・・頑張ってください。。 「オレ、宇津井さんに謝られた。。高杉警部に謝られた・・」。 数時間後に乗り込んだ、夜行列車。 岐阜県大垣までの列車なのに、大興奮して。 結局、静岡県の浜松駅まで全然、寝られませんでした。 旅行先の大阪で、すぐに福島県の彼女に、文通の手紙を書いて。 しまった、写真も撮っておけばよかったな・・なんて思いながら。 返信の手紙には、「やっぱり東京のひとって、すごい人に会えるんですね! いいなあ!私も植草くんに会ってみたかったです!!」と、書いてありました。 今でも忘れられない、大事な思い出です。 「さすらい刑事旅情編」。 主役は、三浦洋一さん。 宇津井健さんも、蟹江敬三さんも、みんなみんな、天国に行ってしまいました。 中村雅俊さんの歌う主題歌、なんて名前だったかな。 蟹江さんの訃報で、懐かしい記憶が次々に甦りました。 「蟹江さんが”刑事役”って、なんか似合わないなあ」なんて、当時不思議に思ったりしたことも。 ごめんなさいね。蟹江さん。 「ウルトラマンレオ」にも出演なさっていた(怪人役!)ことを知っているひとって、一体どのくらいいるんだろう。 姪っ子は「あまちゃんのおじいちゃん」なんて言っているけれど、私にとってはいつまでも「さすらいの山さん」です。 宇津井健さん&蟹江敬三さん。 ありがとうございました。 合掌。
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俳優・蟹江敬三の当たり役としてもう一つ欠かせないのが、『鬼平犯科帳』の密偵・小房の粂八。
世の中の表と裏、善と悪を知り尽くしたこの人物は、それまで幅広い人物を演じてきた蟹江さんに相応しい役だったと、今改めて思います。
蟹江敬三さんの訃報を知ったその日(4月5日)に、ツタヤで大河ドラマ『葵・徳川三代』(平成12年)のDVDを借りました。
福島正則を演じた蟹江さんをはじめ、宇津井健さんや夏八木勲さんなど、最近惜しくも亡くなった俳優さんが数多く出演されていて、感慨深く拝見しました。
ここ数年、「昭和前期生まれ」の役者さんが、まさに櫛の歯が欠けるように次々と、それも呆気なく亡くなっていくのは寂しいだけでなく、日本の映画やドラマ、舞台にとって大損失であることは間違いありません。
遅ればせながら、御冥福をお祈り致します。
2014/4/28(月) 午後 11:58 [ mannennetaro2005 ]