1970年、私が広島のヘッドコーチに就任したのは当時の根本陸夫監督に誘われたからですよ。 根本監督とは日大三中(現日大三高)からの同級生で気心が知れていました。 彼は68年から広島の監督を務めていまして、私に対して「いい素材がいて、2、3年後には優勝を狙えるから、手伝いに来ない?」と。 そのいい素材というのがコウジ(山本浩二)やサチ(衣笠祥雄)たちでした。 (略) チームの土台作りの名人、根本監督がいて、本当に広島も明るい未来が見えてくるチームになりましたよね。 根本監督は本当に選手を育てるのが好き。 育ってきて、チームが強くなると興味を失ってしまう(笑)。 手塩にかけた選手が結果を出すと、「俺のおかげだ」という態度は絶対に取らず、うれし涙を流す。 いったい、どれだけ涙を見せたか。 学生時代からケンカが強くて、相手をいっぱい泣かせてきたのに、野球では泣かされていた(笑)。 関根潤三さん 「広島東洋カープ 黄金時代の記憶」(ベースボールマガジン社・刊) 根本陸夫さんと、関根潤三さん。 「近鉄バファローズ育ち」のお二人によって”覚醒”した、広島カープ。 その”強くなった”カープが、「近鉄の悲願」(日本一)をことごとく阻止し続けたのですから、つくづくしみじみ、「歴史の因果」を感じます。 これまた「根本さんが作った」”強すぎる”ライオンズに、カープが翻弄され続けたこと・・も。 「歴史は繰り返す」。 嗚呼!! またしても、「根本さんが作った」”強い強い”ホークスに・・(涙)。 そして「きょう」もまた、「バファローズ」(0−6)に・・。 根本陸夫さん。 私にとっても、「パリーグ野球の面白さ」を教えてもらった、「恩人」です。 お願いです。「どうかカープに、お力を授けてやってください」。 「バファローズVSカープ」でいいんですよ。今年は。 ほんとに腹立つな、マリーンズ。 がんばれ(涙)、カープ。 |
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「球場物語・1934‐2014」(こちらは「山本一義×大野豊対談」と水本義政さんの文章が素晴らしいです)と共に、即購入しました。
「ドラゴンズ・黄金時代の記憶」が発売された時には、まさか続けてカープのそれが出るとは思っていなかったのですが、もしかしたら「川崎オリオンズ」「東京ファイターズ」に続く「俺たち」シリーズの一環なのかも知れません。
この本の一番の目玉は、やはり関根さんのインタビュー記事。
広岡達朗さんは、主に苑田聡彦さんとのエピソード絡みで何度かカープ時代のことを語っていますが、関根さんがカープ時代のことを語られることは今まで殆ど無かったので、僅かなページ数とはいえ、これだけでも読んで損はないと思います。
関根さん、実は相手チーム側からカープのリーグ優勝の瞬間に、しかも2度も立ち会っているのです。
これもまた「歴史の因果」というものなんでしょうね。
カープはこれまでにセ・リーグ優勝6回、これはスワローズと並んで3番目、日本一3回もセ・リーグ3番目です。
先ずは「セ・リーグ優勝回数単独3位」を目指して頑張って欲しいです。
2014/6/10(火) 午後 10:24 [ mannennetaro2005 ]
>mannennetaro2005さま
ありがとうございます。
球場物語、私も「同時購入」(笑)・・でした。
毎々、似たような内容なのに、嫌らしく初出の写真を小出ししたり、素晴らしいインタヴューやコラムを掲載したり・・。
結局、「いつも買わされる」んですよね(笑)。
山本さん&大野さん、仰る通り素晴らしい対談でした。
関根さんのカープ時代のお話は、ご本人の著作本以外ではほとんどありませんでしたよね。
近鉄時代同様、根本さんとの思い出話が、やっぱり素晴らしいです。
根本さん関連の本だと、浜田昭八さんの「球界地図を変えた男」が非常に面白いです。
「わからないひと」というコピーも、秀逸です。
2014/6/16(月) 午後 11:21