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2014年03月30日
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箱庭みたいな球場のガラガラのスタンドで、テレビ中継もほとんどなく、スポーツニュースでは「パ・リーグ三試合の結果はご覧の通りです」で済まされていた、あの時代のパ・リーグの本です。 世間からの注目はなくとも、世界なんて相手にはしていなくとも、そこには世界に通ずる最高の技術を持った職人たちがいました。 どうしようもなく男くさく、しょっちゅう乱闘があり、智謀百出の駆け引きがあり、珍プレーの笑いも、感動も溢れていた、“プロ野球選手"たちがいたエキサイティングリーグ。 インタビューの人選は、山田久志、東尾修、村田兆治、鈴木啓示、福本豊、門田博光、石毛宏典という“パ・リーグの大スター"選手ではなく、あくまでも“80年代のパ・リーグらしい選手"を取り上げています。 彼らの話には「あの頃はよかった」ではなく、今のプロ野球に足りないもの。 また、今のプロ野球に繋がっているものが多くあるように思います。 そんなものを噛みしめながら、是非ともお楽しみください。 「僕たちが愛したプロ野球 80年代パ・リーグ」(スコラムック・刊) (序文より抜粋) アマゾンは、「注文履歴」に沿って「あなたへのおススメ」を入れてきます。 なので、私にはいつも、「こういう本」ばっかりを薦めてくる(笑)。 「プロ野球が人の思いで成り立っていた時代」。 いつも大抵、どうしようかな〜といろいろ考えてから購入ボタンを・・のパターンなのですが、この本はもう、表紙写真を観た瞬間に「今すぐ買う」ボタンを押していました。 江夏豊さん(元ファイターズ) 金森栄治さん&西岡良洋さん(元ライオンズ) 間柴茂有さん(元ファイターズ) 香川伸行さん(元南海ホークス) 村田康一さん(元パリーグ審判部長) 岩本好広さん(元ブレーブス) 島田茂さん(元オリオンズ) ロベルト・バルボンさん(元ブレーブス) 小寺廣和さん(南海ホークス応援団長) 「純パの会」の皆々様 あまりにもマニアックな、マニアックすぎる人選。 「パリーグがもっともパリーグらしかった時代」を象徴するひとばかり・・です。 どのインタビューも素晴らしく面白くて、アッという間に読了。 今は無き球場やユニフォーム、愛してやまなかった選手の皆さんが、次々と脳裏に浮かんできて、脳内を埋め尽くしました。 そしてちょっぴり、泣けてきた。 これはダイエーになってからのことやけど、”日本石油”から近鉄入った大久保(秀昭)って選手おったでしょ。 彼がルーキーの年に藤井寺でウエスタンリーグあって。 で、ネクストバット振ってる時に、「君か、大久保くんてのは〜! 仕事もせんで野球ばっかりしてたんだろ!?」ってヤジったらあの子が、「ええ、”油”売ってました」って。 最高やろ、この掛け合い(笑)。 ベンチにいた石毛も笑っとったもん。 (小寺廣和さん・南海ホークス応援団長) 思いきり笑って、でもなんだか切なくもなったり。 いやでも、「エエ時代やったな。今もそうなってほしぃなぁ」とも、思えたり・・。 そんなインタビューばっかりです。 パ・リーグを愛したひとみんなに、読んでほしいです。 昨年、「来年はもう、野球抜きで大阪に来たいな」などと思っていたのですが。 どうしましょうかねぇ、aout様・・。 |
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