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「野球はもちろんチームの勝利が最優先されるのですが、”それがどこまでもすべてである”、というふうに見えてしまうのがいまの野球です。そこには個人の輝きがあまりない」 掛布雅之さん。「週刊ベースボール・オンライン」。 流石!というか、「そうか、”こういう言い方”をすべきだったのだ!」と、目から鱗が・・でした。 日本シリーズで山田久志さん(阪急)が王さんに逆転サヨナラ3ランされましたが(71年第3戦)、打った王さんもすごいけど、「打てるなら打ってみろ!」と勝負した山田さんもすごい。 あれは「打たれる美学」ですよ。江川も同じです。 いまはこのへんが変わってきて、ダルビッシュ(レンジャーズ)などは「打たれない美学」です。これを貫いている。 どっちがいいとか悪いとかの問題じゃないのですが、私は野球は団体競技と個人競技の混在であると考えますから、1対1の真っ向勝負を見たいですね。 変わったと言えば、ベンチの中もそうですね。 阪神−巨人戦で能見が投げた試合(7月23日・甲子園)、9回に暴投で決勝点が入り2対3で阪神が負けたのですが、巨人ベンチのあのはしゃぎよう、喜びようはなんですか。 それは違うだろう、ですよ。 あれは能見にも、捕れなかった梅野にも失礼ですよ。 昔、やはり甲子園で巨人の末次さん(利光外野手)が満塁で落球、走者がすべてかえって逆転勝ちしたしたことがありましたが(76年)、我が身に置き換えれば、とてもじゃないが、笑ったり喜んだりできませんでした。 ほかの選手も同じでしたよ。 最近はバントを決めてもハイタッチですものねぇ。 (同) 最近は、僅差で終盤に差し掛かって塁上に走者がいると、アナウンサーが平然と打者が3番でも4番(!)でも「さて、ここは”どうしますか”ねぇ・・」などと言います。 そして「本当に」、3番や4番(!)が走者を進めるバント!をしたりする。 「そんな野球」を、お客さんのほとんどが何のためらいもなく(!)拍手(!!)で歓迎し、送りバントを決めた選手を称えて(!)いる・・。 「野球は80年代が一番楽しかった」。 よく耳にするお話・・です。 「80年代」が「60年代」や「70年代」になっても、いい。 断じて「懐古趣味」なんかではなく、「先輩風吹かしたいヒト」なわけでもなく、やっぱり「そう思う」としか、言いようがありません。 「今の野球は、それ(勝利)がどこまでもすべてである」。 私が昔、掛布雅之というスーパー・スターに心から憧れ、尊敬していたことは、やはり微塵も間違ってはいなかったのだと、改めて思います。 「レヴェル」は、間違いなく上がっていると思います。 球場が広くなり、変化球のバリエーションも増え、投手の球速も上がった。 「進歩」も、しているのでしょう。 でも、それゆえに「だから今の(野球の)ほうが面白い」となるわけでは、ない。 残念ですが、そう思うしかありません。 なんだかんだ言って、「楽しいゲーム」だってもちろん、ある。 あるのだけれど、しかしやっぱり、「別の憂鬱」が頭をもたげ、離れてくれませんでした。 「クライマックス・シリーズ」。 1位と2位がこんな素晴らしい”つば迫り合い”を魅せてくれているのに、でもこの2チームにはこれから、「”優勝”とは別の戦い」が待っている。 「優勝争い」からは、とっくの昔に「蚊帳の外」。 なのに、”なぜなのか”必死に「大きく大きく離された3位」を巡って、戦うチームが・・ある。 一体、なんなのだろう。 そんな「3位」に一体、どんな意味があるのだろう。 「個人の輝きが少ない」、「どこまでも勝利がすべて」でしかない野球をするチーム(”どこ”とは言わない)が仮に”無意味な”3位になって、またぞろ、「下剋上の再現!」などと(恥も外聞もなく)大騒ぎする!・・のでしょうか。 寂しい。寂しすぎる。 そんなもん、私は一切、求めてなんかいませんからね。「イ●ウさん」・・。 「野球行きたいなあ・・。クサカベさん、いま野球観るなら、どこのチームが楽しいですか・・?」 会社のU君。 そりゃもう、スワローズだよ。 メッチャメチャ、面白いよ。山田君も雄平も川端も、ココちゃんも。 み〜んな、フル・スイング。 メチャメチャ打つけど、メチャメチャ打たれる(笑)。 野球って楽しいなあ!って、心から思えるよ。 スワローズVSベイスターズ。最高だ。 神宮、行こうぜ! |
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G大阪 ●0−2 C大阪 △0−0 広島 △1−1 徳島 △2−2 仙台 △1−1 「いい感じになってきたぞ」のところでW杯ウィークに入り、中断後は「勝利無し」。 いやしかし、ガンバ戦以外はほぼすべて「マイナス2」のゲームばかり。 「よく引き分けた」では、ない。 「勝てなかった」ばっかり・・でした。 そしてそして、今日もまた、「負け・・?どうして・・」・・。 いや、「どうしてなのか」はよ〜〜くわかってはいるのだけれど、「受け容れ難い結果」であることには、違いがありません。 「全般的には”おもしろい映画”だったんだけれども、”結末”がなんだかなぁ・・」。 ・・そんな感じのゲームばっかりです。 ずっと、ずっと、ずっと・・。 「甲府、いよいよ”本領発揮”ですねぇ(笑)。来年は二部リーグで頑張ってくださいなWWW」 「・・そういうことばっか言ってると、天罰が下るよ。弱者を叩く大衆派。だから浦和サポはみんなに嫌われる(笑)」 「負け犬のナントカですね(笑)。しっかし、徳島にも勝てないなんてねぇ・・。ウチ(浦和)も結構そういう”やらかし”が多いですけど(笑)、甲府の場合はもっとシャレになってないというか・・」 「でもね、ゲーム内容は全然悪くないんだよ。どの解説者も、”J2降格を心配するチームには見えない”というようなことを言う。俺もそう思うよ。客観的に観ても」 「でもねクサカベさん、やっぱ”結果がすべて”ですよ。結果勝てなきゃ、意味ないんですよ」 ・・・ 会社の後輩。 「スカパー契約はしていない」、ようするに「甲府のゲームなんか観ていない」ひと・・です。 今現在の「結果だけ」を見れば、「甲府、やっぱりね」に、なる。 そりゃそうだろうと、思います。 けれど、「そういう輩」に「やっぱりね」と言われることだけは、やっぱりどうしても悔しいし、容認はしたくない。 (「J2は”地獄”だ」などという輩も、「この手の人びと」でアル) 「惜しかった・頑張ったはもういらない。結果が全てだから」 城福さん。 最近はもう、なんとなく「疲れてしまった」ように見える。 再三口にする「我々は”このメンバーで”やるしかない」には、この”クラブ”の「限界」を悟ってしまったのかな・・とも、思える。 寂しい。悔しい。切ないです。 誤解なんて一切恐れずに言えば、私は「絶対残留!J1死守!!」という考えでゲームを観ている人間では、ありません。 いやでも、だからこそ冷静に、「このチームは”J1に残ってはいけないチーム”とは到底思えない」とも、思えるんです。 愚直でも、未熟でも、薄くても。 こんなに全員が全員、全力で90分戦っているチームなんて、他にあるか。 ないよ。ない。絶対に、ない。 頑張ろう!甲府。 ワタシは、諦めないよ。 |
イーグルス 103 000 300 7 マリーンズ 002 000 006× 8 神宮球場のタイガースの素晴らしい粘り腰を楽しんで、チャンネルをマリーンズ戦に。 9回オモテ終了。イーグルスの7−2。 夏休み。 楽しそうに一生懸命応援を続けている、たくさんのチビッ子たち。 「少しでも喜ばせてあげろ。頑張れ」。 「少しでも」どころでは、なかった(爆)。 先頭打者・岡田幸文の鮮やか&アグレッシヴな三塁打が、素晴らしかった。 たぶんコレで、火が付いたんだろうと思います。 3点差になって、尚「無死満塁」。 「ココまでだな(笑)。でも、良く頑張った。面白かった」。 ・・終わらなかった。凄い。 「コアラのアーチ」川本良平。 打席に立ったとき、4年前の「ミラクルサヨナラ弾」をすぐに思い出しました。 8−7。「ルーズヴェルト・ゲーム」。 スゲェなぁ・・。 忘れた頃にこういう「アホなこと」をやらかすから(笑)、このチームのファンはやめられないんです。 そう。 「求めている」のは、”こういうこと”だけ。 優勝でも、Aクラスでも、ましてやクライマックスでもない。 「このチームのファンで良かったなぁ」が、一度でもあれば、いい。 「1年にいっぺん」でも、でいいんです。 (ワタシいま、このチームが「いくつ借金持ってるのか」、知らないんですよ。本当に・笑) 面白かった! ありがとう。 小松大谷 150 110 000 8 星 稜 000 000 009× 9 「この間の高校野球の試合を思い出した」(伊東勤監督) 高校野球石川大会・決勝。 未だかつて観たことがない・水島漫画でも恥ずかしくて書けない・恐らくもう二度とない&ありえない「大大大逆転」。 星稜高校と言ったら、長いこと「悲劇の落球」のイメージだったけれど、とんでもない「ウルトラ・リヴェンジ」。 小松大谷の選手の皆さんには、ただただ「頑張れ!!」としか、言えません。 社会人になって世の中に出てしまえば、もっと・はるかに大きな「辛い辛い試練」が、待ち受けています。 貴方達は一足先にそれを「経験」出来た。 それはきっと、「財産」になる。そう思います。 今年もまた、暑い暑い季節の、世界一クレイジーな野球大会が始まります。 みんな、頑張れ。 朝●も高●連も大嫌いだけれど、応援します。 |






