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悪の起源について記述しているのは、聖書、ギリシア神話、古事記です。聖書では、人類始祖のアダムとエバが、神様が取って食べてはいけないと言われた木の実を取って食べたことが悪の起源であり、この最初の罪を原罪と呼んでいます。ギリシア神話では、人類に災いをもたらすために、神々は女性(パンドーラ)を作られ、決して開けてはいけないという箱を渡しました。パンドーラがその箱を開けると、役病、悲嘆、欠乏、犯罪などの悪が飛び出してきたというのです。古事記では、男の神のイザナギと女の神のイザナミが、男女の交わりをしますが、イザナミが先に声をかけたら水子が生まれてしまい、これが間違っていたということで、イザナギが先に声をかけて男女の交わりをし、健康な子供である日本の島が生まれたと書かれています。
いずれも女性がきっかけで性関係を結んだことが悪の起源となっており、仏教では人間の欲の中で性的な欲望の色欲が一番問題だと説いています。 愛と性は、人間の幸福のための最も大切なものですが、とても難しく多くの人がかえって不幸になっていまっています。先進国では離婚率が高くなり、性犯罪が増加し、結婚しない若者や同性愛が増えています。文明の衰退期には、愛と性の秩序が乱れるのが人類歴史です。現代は、まさに文明の衰退期であり、愛と性の希望あるビジョンが必要とされているのではないでしょうか。 |
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