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さて、心身ともにリフレッシュしてしまうと、余裕が出るのか、 ここ数日は電車の中でウトウトすることも無く、順調に活字を追う毎日です。 そんな中で、久々のヒット作。横山秀夫の『第三の時効』を読了いたしました。 ご存知の方はいらっしゃるでしょうか? 『半落ち』の作者だと言うと分かりやすいかもしれません。 妻を殺した刑事の空白の二日間の行動と心理を描いた『半落ち』はまさに彼の代表作です。 よくもまぁ、ここまで人物を掘り下げて書けるものだと、読みながら空恐ろしくなるくらい・・・。 刑事だ、新聞記者だのとお固い職業の人物を主役にハードボイルドな状況を作り上げつつも、 目の前に繰り広げられるのは、間違いなくリアルなヒューマンドラマ。 (いや、感動ものとかそんなチャチなものじゃなくてさ・・・) 今回の作品は某県警の捜査一課(殺し専門)を舞台にしたオムニバスの短編集。 この人の作品はオムニバス形式が少なくはないような気がするのだけれど、良い選択だと思う。 (オムニバスではなくても、コロコロと物語進行の視点や語り手が変わったりすることが多いし) 主役も脇役も特別な人(超人)ではなくて、普通。どちらかと言うと地味だったり暗かったり。 隣にいたら、あまり深くは付き合いたくないと思わせるようなクセのある人間だったりするのに 余りの人間くささに、ちょっと自分の人付き合いを考えさせられる事もしばしば。 (人にはそれぞれの立場とか考えとかポリシーとか信念とかあるんだなぁ・・・と) まぁ、とにかくこの作品も私がウダウダ語らなくてもすごーく良い作品だと言うことなのです。 これはさ、もし読んだ人がいたら、盛り上がれそうなんだよね。 あまり、原作が面白いと映像化されることを好まないんだけど、 この人の作品(特にこの作品)は映像化してほしいなぁ・・・。 |
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半落ちは読んだけど、これはまだ読んでいませんね。今は何故か山本勘助に関する『風林火山』を何十年振りかに読み始めたところです。来年の大河ドラマなので、誰に質問されてもいいように早めの予習です(照)その前は『堀部安部衛』『功名が辻』と、このところ時代物が続いてます。
2006/4/12(水) 午後 5:24
シェフ、半落ちがお好きでしたら、ぜひお薦めです・・・私は時代物では浅田次郎の作品を読むことが多くて、いわゆる時代物作家(?)の作品を手にすることが少ないのですが・・・。それはそうと、来年の大河は「風林火山」なのですか? それとも山本勘助? それすらも未だに知らず、お恥ずかしい限りです・・・
2006/4/12(水) 午後 5:28
いまよりもっと若い頃は「英雄的」な人物を描く小説を読むことが多かったのだけれど、最近は凡人を描いた小説も読むようになったかな?かなり古いけど、山本周五郎の短編の「市井もの」なんか好きだなぁー。といいつつ元アメリカ外交官が書いた「フィデル・カストロ」も読んでいたりする、今日この頃(笑)僕は読書の幅がすこし狭いから、この本を選択に入れておくよ。
2006/4/12(水) 午後 5:50
VIE介よ。君は文学少女(?)だねぇ〜。ワタクシは活字が読めない人間なのだよ。文字だけの本をたくさん読める君が羨ましいよ。
2006/4/12(水) 午後 6:36
ウィード兄さん、私は今でも英雄的な話を読むのも好きだよ(笑) 気分によっては、気分爽快になるような単純明快な話が読みたいときもあるしさ・・・(映画で言うならB級アクション映画みたいなさ・・・) 実は、私の不得意分野の原因は言語にあって、「翻訳されたもの」を読むのが苦手なの。すごく不自然な日本語を読まされている気分になってしまって・・・
2006/4/13(木) 午前 10:06
オゼ吉、私も絵ばっかりの本は大好きだよ?(笑) でも、あっという間に読み終わってしまって不経済だ・・・。本ってさ、想像する部分が多くて楽しくない? 絵で見てしまうとそこにリアルなイメージが広がってしまうからそこから派生する想像は文字よりもどうしても少ない気がするんだよね・・・まぁ、文学少女ですから(笑)
2006/4/13(木) 午前 10:08
ん〜。この人の本は読んだことないなぁ。今は幸田真音の『小説ヘッジファンド』を読んでます。経済に縁のない私ですが、ちょっと勉強になるし、結構おもしろい。横山秀夫(。_。)Φ メモメモ
2006/4/13(木) 午後 2:52 [ ピンクエレファント ]
はじめまして・・・これはドラマになったよね・・・たしかTBSで段田安則が主演で、橋爪功とか出ていたような記憶ありますが緒形直人も出ていたような記憶が・・・・結構面白かった!でした・・
2006/4/13(木) 午後 4:18
りうむちゃん、機会があったらぜひ読んでみてください。私もこの本で「青酸カリ」のことを「アオ」と刑事さんは呼ぶと言う事を学びました。ロクデモない知識です(笑)
2006/4/13(木) 午後 5:43
おけやさん、はじめまして。いらっしゃいませ! なんともう映像化されてたんですね・・・主役が段田ですか・・・どの人が主役なんだろう?(笑) うーん、再放送でもやらない限りは、映像を見ることが出来ないのですね・・・残念。
2006/4/13(木) 午後 5:46
「翻訳もの」…苦手?翻訳の良し悪しもあるんだろうな。外国語の場合、センテンスが長くなりがちだけど、僕の場合、逆にそれが楽しめたりする。不自然な日本語でも、原文のリズム感を大切にしていることも多いからね。
2006/4/13(木) 午後 9:06
TBミスってたみたいで失礼しました。はじめまして。 段田安則は楠見役ですよ。
2006/4/13(木) 午後 10:46 [ bqv*0*53 ]
朽木は渡辺謙ですって! http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%B1%B1%E7%A7%80%E5%A4%AB ↑ここに詳しいキャストがあります。
2006/4/13(木) 午後 10:55 [ bqv*0*53 ]
ウィード兄さん、多分そう(翻訳のよしあし)なんだよね。分かってはいるんだけど、手にとることが少ないのは日本の本だけでも山のように出版されてて読みきれないからに違いない!(多分・・・) 原文のリズムかぁ。日本語の文章を英訳しているものを読んでみたいな。例えば「枕の草子」とか。「春はあけぼの」が「Spring is daybreak」だったら、ちょっとがっかり。
2006/4/14(金) 午後 1:16
bqv10353さん、早速見ました! 渡辺謙ですか・・・そんなにかっこいいイメージではなかったんですが、うーん・・・段田の楠見はアリですね! 何となく想像が付きます。後は、矢代が金子賢でしたねぇ・・・もうちょっとこじんまりしたイメージでした(笑) いや、再放送があったらぜひ見たいです。いろいろと教えていただいて、ありがとうございました!
2006/4/14(金) 午後 1:33