ハニワ堂古書店

店主の西貢が日々考えたことや体験したことをつづるブログです!

単なる近況報告

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(上写真)パラグライダー
(下写真)ホンダエアポートの格納庫


羽根倉橋にたどり着いたところで、対岸に渡ってさいたま市に入る。
午後2時半頃だ。
まだお昼ご飯を食べていないので、埼玉大学周辺で何か食べようかと思い、埼大通をうろうろする。
埼玉大関係者以外にとってはどうでもいい話かもしれないが、埼玉大学周辺はとても寂しい。飲食店や飲み屋などもあまり無い。学生街としての発展が見られない。駅から遠いせいなのだろうか?
色々探したあげく、埼玉大学正門前にあった「にじ屋」というお店に入った。単なる飲食店ではなく、フリーマーケットなどもやっているようなガッツを感じる店である。
そこでタイの学生風ランチとかいうものを食べ、ドリンクを飲んで、再び自転車に乗った。
時刻はもう3時になっていた。
羽根倉橋横のサイクリングロードに入り、さらに先を急ぐ。
サイクリングロードはさいたま市の田園地帯を横切っている。おかげで空が広い。
360度どこを見渡しても空がある。東京では決して見られない広々とした空だ。
この空を見られただけでも、ここに来た甲斐があったと思う。
さらに先へ進むと、目の前にやたら高い橋が見えてきた。地上から50mはありそうな上空に橋がかかっていた。これが治水橋(じすいばし)である。荒川沿いなだけに色々といわれがありそうだな、と思いながら、橋の下をくぐって先に進んだ。

川越線というローカル線を越えると、また大きな橋が見えてきた。新上江橋だ。
新上江橋のところは荒川が入間川と出会う地点である。この橋を渡ると、荒川と入間川を同時に渡ることになる。一本で二つの川を楽しめるお得な橋である。
新上江橋を渡りきって西にひたすら走ると、小江戸として有名な川越である。
私は荒川だけを渡って、荒川と入間川に挟まれたサイクリングロードに入った。今回は川越には行かず、北へ走るつもりだった。
サイクリングロードを北へ北へと進んでいると、パラグライダーをしている人達がいた。なるほどこれだけ空が広いと飛びたくなるだろうなあ、と思った。お金持ちになったらやってみたい遊びである。
入間大橋の交差点を越えて、さらに北へと走った。いい加減足が疲れてきていた。
知らないうちに川越市を越えて川島町に入っていた。このサイクリングで踏み入ることができた唯一の「町」である。
川島町のサイクリングロードはやけに狭かった。東京のサイクリングロードのようにきちんと中央分離帯で分けられてはいない。
それでも歩行者や自転車の数が絶対的に少ないので、特に問題は無い。
川島町まで来ると、出会う自転車はほとんどスポーツ用自転車ばかりである。こんな所まで来るのは玄人さんばかりなのだろう。

4時半頃にホンダエアポートにたどり着いた。飛行船に乗ったり飛行機に乗ったりして空を周遊できる所らしい。お金持ちになったらやりたい遊びである。
空も少しずつかげり始めてきたので、そろそろ引き返すことにした。
このあたりは海から54kmくらいの地点らしい。「河口まで18km」地点から走り始めた自分としては、54−18=36kmくらい走ったことになる(「海」と「河口」が同じ意味で使われていると仮定すれば、だが)。
今までで最高の走行距離である。今からこれを引き返すのか・・・と思うと、少し目の前が暗くなった。
「行きはよいよい、帰りはこわい」と童謡で歌われるように、自力の旅は帰りこそが辛い。行きは勢いに乗ってどんどん先に行ってしまうから、帰りがひたすら辛くなるのである。
しかしこの日は向かい風が無かったので予想より楽だった。
自転車で長距離を走ったことのない人にはわからないかもしれないが、自転車ドライバーにとって「向かい風」ほど嫌なものは無い。自分と車体の重さに加えて、風の強さの分だけペダルが重くなるからである。しかも、そんなに苦労してペダルをこいでも、向かい風のせいで自転車はすぐに減速してしまうから、いつもより多くこがなければならない。普段よりペダルが重くなるくせに、ペダルをこがなければならない回数も増えるという悪夢を自転車ドライバーは味わう。
向かい風の時と追い風の時では、同じ距離を走ったとしても、その疲労感は倍くらい違う。
とにかくそれほど向かい風は辛いのだが、この日は向かい風が無く、スイスイ自転車は進んだ。
夕暮れの空がやけにきれいだ。思えば、田舎で過ごした小・中・高時代にも、サイクリングに出かけて、こういう空を見ながら家路を急いだものだった。歳をとってもやる事は変わっていないなあ、と思った。
6時を過ぎたらもう暗くなってしまった。日が短くなったものだとしみじみ思う。
夕暮れ時とその後1時間くらいはやけに虫が多い。
羽虫の大群が道をふさいでいたりすることがあるので、恐ろしい。
羽虫の大軍の中に知らずに突っ込んでしまうと、体中に羽虫がまとわりつく。目や耳にも入り込んだりして、自転車を運転している身としては非常に危険だ。
なるべく避けたいとは思うのだが、道の真ん中に群がっていたりなどすると、避けることもできない。羽虫を払い落としながら進むしかないのだが、非常に迷惑である。
とはいえ虫の側の言い分も、変な人間がすごいスピードでぶつかって来るのだから、迷惑千万にちがいない。
周囲が暗くなると、羽虫だけでなく、体の硬い昆虫も飛び回るので、注意が必要だ。頭や顔にぶつかられたりすると普通に痛いので、日は出ていなくても帽子はかぶっていた方がよい。
そんなこんなで、虫と格闘しながら帰り道を急ぎ、ようやく帰り着いたのは7時過ぎだった。
走行時間は6時間程度。走行距離は75km程度。
よくもまあこんなに走ったものである。自分でもあきれてしまう。
帰り着いたら左足の膝が痛くなっていた。自転車をこぎながらも痛みは感じていたのだが、予想以上に痛めていたようだ。
自分の体力的にはこれぐらいの距離が限界ということか。
今後はもっと遠いところまで行きたいと思っていたが、今の自転車でこれ以上の距離を走ることは体力的に無理なようだ。
本格的なスポーツ用自転車を買おうかなあ・・・。
            (2009年9月13日 記)


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