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(写真1枚目)門をくぐると廃墟があった
(写真2枚目)廃墟の建物に開いた穴二つ。これはどこにつづいているのか・・・?
(写真3枚目)ポム・パウィ(虎岩)の上で。とにかく石ばかりが写っているなあ
(写真4枚目)ポム・パウィ遠景。左の建物はコンドミニアムという宿泊施設。オフシーズンのようで、食堂は開いてませんでした。
11月22日 月曜日(2)
石段を登ると門があった。門をくぐると、何に使われたのかわからない建物の廃墟が有った。
私はこういう廃墟を見つけると、俄然テンションが上がってしまう人間なので、とにかくウロウロ歩き回りながら、写真を撮り、何に使われた建物なのかを考えた。
今思うと、この建物跡は飲食店(それも高級な)か宿泊施設の残骸だったのではないか。廃墟の傍にあった人工の池の跡や花壇の跡は、来客の目を楽しませるための施設だったと考えられる。
そう考えると、廃墟の下の空き地に雑然と置かれていた遺物も、来客の目を楽しませるために集めたものではないかと思われる。
真相は不明だが、私はとりあえずそう考えておくことにしたい。
その空き地と廃墟を後にしてさらに自転車を走らせると、ポム・パウィ(범바위。日本語に訳すと「虎岩」)が有った。
ポム・パウィは、湖に向かって突き出した岸壁であり、『新増東国輿地勝覧』に「湖東の小峯(筆者注:実際には湖南)、半ば湖心に入る。古えの亭基有り。是れ永郎仙徒の遊賞の地なり」と言われた場所である(と私は考えている)。
ポム・パウィに登ると、足がすくんだ。大して高い場所に登ったわけではないのに、そこから見える雄大な景色に驚いた。
そこからは永郎湖とその周辺の景色が一望できた。
湖の青に空の青、そして海の青さまですべて一望のもとに見下ろすことができた。
今回の旅行の中で私が一番感動したスポットかもしれない。
そんなこんなで三箇所も見所があったのだから、一時間以内で湖一周なんかできるはずもない。
結局2時間近くかかって湖を一周し、自転車を返却した。
私は延滞料金を出そうと財布を出したが、レンタサイクルのおじさんは「お金はいいよ。お疲れ様だったね」と言ってお金を受け取ろうとしなかった。
「ああ、韓国人だなあ・・・」と私は思った。
韓国人の中にはこちらがお金を払おうとしても、「お金はいらないよ」と言って割引してくれたり、おごってくれる人がかなりいる。
「ケンチャナヨ(괜찮아요)」精神のいい加減さと言ってしまえばそれまでだが、杓子定規に物を考えない人間味にあふれた魅力と考えることもできる。
韓国人のこういう部分に感動して韓国にハマった人は、おそらく私だけではあるまい。
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