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(1枚目の写真)試験会場の慶熙大にあった宮殿のような建物
(2枚目の写真)慶熙大にあった聖堂のような建物(二つとも試験会場にあらず)
(3枚目の写真)景福宮の前に置かれたヘテ像。1900年頃の古写真から。
2011年1月23日に、韓国国内のみで第21回韓国語能力試験が行なわれました。
韓国語能力試験とは、韓国の国立国際教育院という団体が主管する韓国語の試験であり、韓国語の世界では世界一認知度の高い試験ですね。
今回私はこの試験を受けにソウルの慶熙大(キョンヒ大)まで行って、三時間ほぼぶっ続けで試験問題を解きました。
あんなに集中して試験を受けたのなんて、大学受験以来でしたよ、本当に。
それでこないだ合格発表が届きまして、6級に合格してました。
この韓国語能力試験は、1級から6級まであるのですが、1級が一番簡単で6級が一番むずかしくなっています。
試験問題は高級・中級・初級と別れておりまして、初級200点以上で1級、初級280点以上で2級、中級200点以上で3級、中級280点以上で4級、高級200点以上で5級、高級280点以上で6級合格となっています。(試験はすべて400点満点)
私は320点で6級合格でした。
以前に日本で試験を受けたときには、高級190点で5級不合格だったことを考えると、韓国に滞在したこの1年の間に相当実力が上がったことがわかります。
ちなみに得点内訳は、語彙・文法76点、作文78点、リスニング79点、読解87点でした(それぞれ100点ずつ)。
試験を受けてみて思ったことは、高級試験にもなると単に語学ができるだけでは合格できないということでした。
もちろん語学能力は重要なのですが、それに加えて韓国文化や社会情勢に対する知識や思考力、読解力などが重要になります。
たとえば今回の試験では、リスニングで「ヘテ(해태)」の機能について出題されたのですが、「ヘテ」が宮殿の門前などに置かれる想像上の動物像だということを知らなければ理解は難しかったと思います。
それから、高級の試験は基本的に4択問題なのですが、必ず紛らわしい選択肢があったりします。2択までは絞り込めても、最後までどちらかわからない選択肢が残ることが多かったです。
こういう時は、出題者の意図を読み取って、よりもっともらしい選択肢を選ばなければいけません。問題から出題者の意図を読み取る読解力が必要になるのです。
また、作文では最後に「リーダーに必要な条件とは何か?」というテーマで700字程度の作文を課せられました。
この問題は韓国人でも難しいのではないでしょうかね。
何故なら、「リーダーに必要な条件は?」と問われて、すぐに「●●なことです!」と答えられるくらいの機敏な思考力が無いと、時間内に作文を完成させることはほぼ不可能だからです。
私は、「部下の幸福を最優先することこそがリーダーとして必要な資質である。何故なら、部下の幸福を考えるようなリーダーだからこそ、部下たちはそのリーダーのために働くようになり、組織全体がうまく動くからである」という内容を、実例を示しながら700字程度で書きました。
今後高級試験を合格しようとされる方々に、もし私がアドバイスできるなら、これだけを言っておきます。
「韓国の文化や社会に関心を持ち、それらの問題に対してなるべく自分の頭で考えるようにしよう。言葉は文化や社会を離れて独自に存在するものではないのだから」
おせっかいなようですが、試験を受けた私自身が一番強く感じた点です。
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おめでとう!
2011/2/14(月) 午後 8:22 [ kino3 ]
おお、お久しぶりですね。
どうもありがとうございます。
2011/2/15(火) 午前 1:01 [ 西貢 ]
6級合格 すごいですね! さすが! もう帰国ですか?
どうなさるかと思っていました。3月23、24、25日と娘夫婦が「母の少女時代を巡る」テーマで島根旅行へ連れて行ってくれます。38年ぶりです。
2011/2/19(土) 午後 11:55 [ haga hiroko ]
すっごいですね。
おめでとうございます。
2011/2/20(日) 午後 5:46