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河内君と和泉君にインタビューした時の話の続きです。インタビューって、やるのは楽だけど、終わった後のテープ起こしが面倒くさいんですよね。雑音が多いと聞き取れないし。テープ起こしはストレスのたまる仕事です。誰か替わってください(涙)
3、ゼミは戦いだ!
西「ところで、君達のところのゼミってどんな雰囲気?厳しい?」
河内君「先生によりますね。きつい先生とそうじゃないのがいるんで。」
西「きつい先生はどんな感じ?」
河内君「古代史の吉備先生(仮名)っていうのがいるんスけど・・・、その先生がマジヤバいんです。」
西「吉備先生?あの人そんなに厳しいんだ。」
河内君「厳しいなんてもんじゃないスよ。わかんない所が少しでもあると、何度でもやり直しさせるんだから。オレも去年は修論(修士論文の略)書きながら必死にゼミの準備やってましたもん。」
和泉君「・・・1ヶ月くらいやってたっけ?」
河内君「それくらいだなあ。10月から11月まで四週発表させられましたから。」
西「論文の提出って12月じゃなかったっけ?論文提出の一ヶ月前までゼミの報告をしてたの?」
河内君「そうッス。マジありえないくらい死にそうでした。」
西「ありゃ〜〜。それは大変だ。和泉君は吉備先生のゼミで大変なこと無かった?」
和泉君「・・・ええ、まあ・・・そうですね・・・」
河内君「(和泉君を指さして)コイツは夏休み前に発表はすませてあったんで、オレみたいに論文提出直前にあわててやることはなかったんスよ」
和泉君「・・・でも、僕の方が長くやったよ」
西「和泉君は何回くらいやったの?」
和泉君「五週発表しました・・・」
西「大変だぁ〜。ゼミの担当になると、一ヶ月くらいは潰れちゃうんだね?」
河内君「そうッスね。なんとかうまくゼミを切り抜ける方法って何か無いッスか?」
西「うまく切り抜ける方法?しっかり準備して臨むしかないんじゃないの?」
河内君「いくら準備したって先生の方がよく知ってるじゃないスか?先生に意地悪な質問されたら、答えられないですよ。」
西「たしかにね。」
河内君「西さんはゼミで発表する時に気をつけてることってあります?」
西「う〜ん。そうだねえ?(首をかしげる)」
河内君「わからないところとかを突っ込まれたらどうしてます?」
西「困ってる(笑)」
河内君「・・・・」
西「ちょっと真面目に答えると、本当にわからなかった時には、『こういうものを使って調べてみましたが、わかりませんでした。どういう資料を見ればわかるものなのでしょうか?』って逆に聞き返すのも一つの方法かな。そうすると、先生達も教えたがりだから、『仕方ないなぁ〜』って顔して教えてくれることもある。あまりいい方法じゃないけど、どうしようもない時には使えるかも。まあとにかく、ゼミの時には、ハッキリと受け答えすることが大切かな。あまり突っ込みを気にしすぎて萎縮しちゃうと、ゼミ全体がフリーズしてしまうこともあるからね。」
河内君「フリーズしてしまうと先に進まなくなって、長引くと?」
西「そういう事って無い?」
河内君「ありますね。(和泉君を指さして)コイツなんかよくゼミ中に黙り込んでしまうんで、無言のままゼミがフリーズしちゃうことが結構ありましたよ。」
和泉君「・・・何だよ(怒ったような顔)」
西「(和泉君の方を見ながら)まあ、ゼミは戦いだからね。ゼミで発表するってことはボクサーがリングにあがるようなもんだよ。どんなにボコボコにされたって倒れちゃいけないし、戦意喪失しちゃいけない。相手を恐れて受身にまわると、余計にやられちゃうからね。」
河内君「・・・実感こもってますね。西さんも色々と大変なことがあったんスか?」
西「まあ、私も君達と似たような経験くらいはあるさ。大事なのは、自信をもって堂々と発表すること。同じ内容の発表でも、おどおどして発表するより堂々と発表している方が、すごい事を話しているように聞こえるもんだよ。」
河内君「ありがとうございます。参考にします」
西「まあ、かく言う私も堂々と発表できているかって言えば、そうじゃない時もあるけど。そいつができれば苦労はないって」
(続く)
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