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「アスペルガー症候群」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
発達障害の一種と考えられているもので、特徴的な症状としては、
・特定の物事への異常な執着・情熱。
・人の感情を読むのが苦手。
・言葉を額面どおりに受け取る。妙にまじめで、ジョークが通じない。
・他人と変わった行動が目立つ。
・物音などに対して妙に敏感。もしくは妙に鈍感。
・自閉症的な症状を示すが、言語・知能の発達は健常者と変わらない。
・・・などなどだそうです。
この話を聞いて、私がまず思ったのは、
「これって、私のこと?」でした。
今でこそ「ずいぶんマトモになったね」とか「普通の人になっちゃったね」などと言われる私ですが、幼い頃は奇行が多く、周囲の大人の頭痛の種になっていたものです。
そんな昔の私の武勇伝(?)を二つほど挙げてみます。
アスペルガーの特徴(1)特定の事物に対する異常なほどの執着・情熱
中学生のときはやけに中国古代史が好きでした。
好きが嵩じて、戦国時代(前403〜221)の人物を調べ上げてノートに人名リストを作ったりしていました。全部で200名近く調べていたかと思います。今でもあの時期に作ったノートを見るとゾッとします。何の見返りも求めずになぜこれだけのことができたのか、今でも不思議でなりません。
アスペルガーの特徴(2)他人の気持ちが理解できない。無駄にまじめで物事を言葉通りに理解する
小学校の時に、何か悪さをして立たされたことがあります。授業後に先生に「反省したか?」と聞かれました。私と同じように悪さをしていた他の子供達は「反省しました」と言ったので許してもらえていました。でも私は自分がそんなに悪いことをしたとは思っていなかったので、「反省していません」と答えました。先生は怒り、私はその後も立たされ続けました。(反抗的な生徒だと思われたのでしょう)他の生徒達は私のことを心配してくれたのか、「こういう時はとにかく反省したと言うんだよ」と忠告してくれました。でも私は自分の気持ちにうそをつきたくなかったので、「反省しました」とは結局言いませんでした。反省していないのに「反省した」といううそをつくことが、当時の私にはできませんでした。無駄に正直な子だったのです。
もし私が子供だった頃に「アスペルガー症候群」なんて概念があったら、確実に私は「アスペルガー傾向児童」に認定されていたと思います。
それほどに子供時代の私は周囲の子供たちと違っていました。
そんな私が特に問題もなく(小さなトラブルはありましたが)、これまでやってこれたのは何故なのでしょうか?
次回はそんなことについて色々考えてみたいと思います。
(続く)
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