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店主の西貢が日々考えたことや体験したことをつづるブログです!

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(写真1枚目)ソウル市庁。日本の統治時期に建てられたものだが、現在は工事中のためか、もとの姿が覆い隠されている。
(写真2枚目)日本でいう日銀に相当する、韓国銀行の建物。この建物は日本統治期には「朝鮮銀行」であった。
(写真3枚目)韓国銀行の向かいにある新世界(シンセゲ)百貨店。この建物は日本統治期には「三越百貨店」であった。



私が韓国に来てから1年が過ぎた。
帰国を目前に控えて、この韓国滞在に関する何らかの総括をしておきたいと思う。

そこで、私が韓国に一年暮らして考えた、韓国=反日という言説に対する私なりの考えを述べてみたいと思う。
普段あまり真面目に語らない私ではあるけれど、今回は少し真面目に語ってみたいと思う。

韓国が反日意識の強い国であるということは、すでに日本社会で良く知られている。
その理由として、反日教育や日本帝国主義36年の支配だとか、竹島問題、中華思想にもとづく日本蔑視、それから豊臣秀吉による朝鮮侵略などがこれまでに指摘されてきた。

これらの理由のため大部分の韓国人は日本に怨みを持っており、日本人を嫌っていると、日本社会ではよく語られてきた。

しかし、これらの言説は果たして本当だろうか?

韓国に一度でも足を運んだ人の多くが経験していることだとは思うが、「日本から来た」と言うと、「わざわざ遠くから来てくれたねえ」と笑顔で迎えてくれる韓国人は多い。
中には見ず知らずの日本人を案内しようと交通費まで出してくれる韓国人もいる。
韓国人のこういう親切心に触れるたびに、日本の旅行者は当惑することになる。

「韓国は本当に反日の国なのか?」と。

さらに韓国を旅行してみると、(日本統治期に日本語教育を受けた世代ではないにもかかわらず)日本語を話せる人が多かったり(少なくとも韓国語を話せる日本人に比べるとはるかに多い)、日本製品や日本の文化的コンテンツ(日本のドラマ、漫画、小説、日本食などなど)が目に付くことに気付くだろう。

かくいう私自身も、韓国のこういう一面に驚かされた一人である。
私が初めて韓国に来たのは高校生の時だったが、今思うと恥ずかしいほどに韓国という国を知らなかった。
まだ韓流ブームが来てなかったこともあり、「日本人だとばれたら石を投げられるんじゃないだろうか?」という(今思うとお馬鹿な)心配をしながら韓国に旅立った。
その時以来、私は多くの韓国人の好意に助けられながらここまでやってきた。

そういった好意を受けるたびに、「韓国が反日の国というのは本当か?」という疑問はどんどん大きくなっていった。
その結果気付いたことは、「日本人が考える韓国の反日」と「実際の韓国の反日」との間に大きなズレがあるということだった。

こういうズレが大多数の日本人に認知されないまま、「韓国=反日」というイメージ(多くは実態とかけ離れた)が日本社会に蔓延していることに危機感を覚える。
この実態からかけ離れたイメージをもとにして、日本国内で韓国(ひいては朝鮮民族全体)に対する人種的嫌悪感が肥大化しているためだ。
こういった特定の民族・人種に対する嫌悪感の増大は、憎しみの連鎖を引き起こし、日本社会そのものを危うくさせるのではないかと思う。

そういう危機感から、この文章を書くことにした。    (つづく)

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