|
うまくいかなかった時、失敗した時などに、あなたはその原因をどう考えますか?
「あいつがしっかりやらないから自分が失敗したんだ」なんてふうに他人を責めますか?
それとも、
「私がきちんとしてなかったからうまくいかなかったんだな」と自分を責めますか?
ものの本などを読むと、
失敗を他人のせいにする=良くない事
失敗を自分のせいにする=良い事
のような二分法で書いてあるものが多いです。
でも、私、この二分法にはかなり疑問を持ってるんですよね。
失敗を他人のせいにするのが良くないというのは、同感です。
何でも他人のせいにばかりする人なんてのは見ていて見苦しいし、きっと性懲りもなく何度でも同じ失敗を繰り返すでしょう。
それでいて、「自分は悪くない、あいつが悪い!」を連呼するもんだから、そのうち誰も助けてくれなくなって、孤独になっていくんですよ。
そんなのが良い生き方なわけないですね。
でも、失敗を自分のせいにすることがいいとも思わないんですね、私は。
何故かというと、私の周囲の悩んでいる人たちは大体こういう思考回路のせいで、不必要に悩んでドツボにはまっている人が多いから。
「あの失敗は私の頭が悪かったせいだ」とか「私の努力が足りなかったからうまくいかなかったんだ」なんて延々と考えるうちに、「私は実力も努力も足りなくて失敗ばかりしている、価値の無い人間なんだ」なんていうネガティブ思考のスパイラルに陥ってしまう人が実際に結構いるんです。
「私のこういう部分がいけなかったから失敗したんだ。よし、じゃあ次はここのところを直してやってみるぞ!」と自分を責めながらも、前向きにリトライしていける人もたしかにいます。
でも実はそんなに良い性格の人は多くないです。
ほとんどの人間は「自分のせいで」と考えすぎると、だんだんすねたり、臆病になっていくものです。
「どうせ私なんか何一つうまくできませんよ」なんて変にすねちゃって、少し考えればできることでも出来なくなってしまう人や、「この仕事は私なんかがやったらみんなに迷惑かけちゃうから・・・」なんて言って挑戦すること自体に臆病になってしまう人は結構多いんです。
それに「自分のこういうところが悪いから、直さなきゃ」なんて考えてみたところで、そう簡単に自分の性格は変わらないです。
子供の時ならいざ知らず、もう20歳を過ぎた大人の場合、そう簡単に性格は変えられません。
変えること自体にものすごいエネルギーとストレスがかかるでしょう。
何か失敗するたびに自己改造をすることなんて、普通に考えれば無理なんです。
だから「自分のせいで」なんて考えない方が素直に、うまく世の中を渡っていけると思うんです。
じゃあ、うまくいかないのは誰のせいなのでしょうか?
私の考えはこうです。
「誰のせいでもありません」
物事が成功するか失敗するかは、人によって決まるのではなく、環境によって決まるのだと私は考えています。
だいたい物事がうまくいかない時、その原因になっているものは、タイミングと相性だと思います。
大抵の場合はこの二つをうまく合わせてやればうまくいくと思います。
たとえば、AさんがBさんをデートに誘って断られたとします。
その時にAさんが「私に魅力が足りないからだ」と思い込んで自己嫌悪に陥ったり、「Bさんってひどい人!」と思ってBさんを怨んだりしても仕方がないと思います。
こんなことは単にAさんがBさんを誘った時、ちょうどBさんの都合が悪かっただけかもしれないし(タイミングの問題)、そもそもAさんとBさんはそもそも相性が良くないだけかもしれません(相性の問題)。
誰も悪くはないんですよ。ただ、シチュエーションが悪いだけで。
なにより、うまくいかなかった時に「タイミングと相性が悪かったんだ」と考えれば、誰も責めなくてすんで、次にまた同じようなことをやる時にもう少し客観的に全体を見て判断できるようになります。
自分を責めるのも、他人を責めるのも、結局はあまりいい結果にはならないような気がします。
うまくいかない時には、誰かのせいにしないで、次につなげていく方がいいんでしょうね、きっと。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2012年08月13日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]


