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前の記事でも書いた英語論文との対決が、ようやく本日終わった。
最終原稿を出版社の方に送っておいた。
はー、やっと終わった。
他人が作った自分の論文の訳文を読みながら修正要求を出していくのだが、こちらの意図をきっちり先方に伝えるのは思ったより難しい。
結局最後は全部自分の手で直接修正して、「これを使ってください」と言った。
なんだかんだ言っても、自分で全部やってしまうのが一番早いのだと実感した。
それにしてもあちこちに誤訳があって終始ヒヤヒヤさせられっぱなしだった。
一応全体を確かめたつもりだが、もしかしてまだ誤訳が潜んでいるかもしれない・・・。
あんまり考えたくないけど・・・。
最大の迷訳だと思ったのは、原文では「王様に仕えた」と書いたはずのところが、「王様と戦った」と訳されていたこと。
一体どうやったらこんな訳ができる?
それから、昔の地名でわざわざ書いたところが、全て現在の地名で書きかえられていたのは頭にきた。
たとえるなら、「武蔵の国」とわざわざ書いたところがすべて「東京都」に書き直されたようなもの。
わざわざ旧地名を使った意図を全く理解してくれなかっただけでなく、きわめて不正確な訳である。
今の東京都は旧武蔵の国を母体にしてはいるけれど、武蔵の国=東京都ではない。
武蔵の国の北側は埼玉県になっているし、東京都の東側は下総の国が一部入りこんでいる。
武蔵の国=東京都としたら間違った訳なのである。
こういう間違いが随所に見られたため、修正作業は結構苦しかった。
時には「もうや〜めた」とほうり投げたくもなったが、まあ一応最後までやった。
多分、もうそんなに大きな誤訳は残っていないはず(そう信じたい)。
なんにせよ、自分で全て英語論文が書けたなら、今回のような苦労はしなくてもすんだのである。
やっぱり英語で論文が書きたいなあ、と半年前にもつぶやいた言葉を今もまたつぶやいている。
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