|
特定秘密保護法案が成立した日、私はぼんやりと考えた。
間違いなく日本に戦争の危機が高まりつつあると。
そしてその相手は中国になるだろう、と。
以前に自衛官の人と話をする機会があって、日本の仮想敵国はどこなのかと聞いたことがある。
その人ははっきりと、「中国です」と言った。
「北朝鮮じゃないのか?」と聞き返したところ、「いや、中国です」と言われた。
やっぱりそうなのか、と思った。
北朝鮮は単に日本人の外敵に対する恐怖を煽るためのスケープゴートにすぎない。
本当の狙いは中国なのだろう。
特定秘密保護法案は主に軍事的情報の秘匿のための法律だ。
来たるべき中国との戦争に備えてこのような法律を作る必要があったのだろう。
しかし、中国が膨張政策をとっていることが事実としても、衝突することが果たして必要なのか?
最近のネット言論や一部マスコミはやたらに中国の脅威を書きたてるが、それはむしろ両国の戦争を引き起こす方向に世論を導いてしまうのではないか?
政治家は有権者の「民意」を汲み取るのが仕事だ。
もし、マスコミやネット言論の影響で国民の間で対中開戦論が大きな声になったなら、その世論に押される形で戦争せざるを得なくなるかもしれない。
戦争をなんとか回避しようと呼びかける人々は「非国民」と呼ばれて口を封じられ、威勢のいい過激な発言がもてはやされ、誰も得しない戦争が現実のものになってしまうかもしれない。
戦争は起こったら最後。なかなか終わらせられない。
終わったとしても両者の間に大きな傷と遺恨を残す。
そんな誰も得しない戦争を、何のためにする必要があるのだろうか?
大量の国家予算と多くの国民の命を奪ってまで、何故戦争をする必要があるのか?
日中軍事衝突が現実になるかもしれない危険性を感じながら、そう思わずにはいられない。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2013年12月13日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





