ハニワ堂古書店

店主の西貢が日々考えたことや体験したことをつづるブログです!

ソウル体感録

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 前のページ | 次のページ ]

北よりすれば北を見る

イメージ 1

(写真)特に意味も無く農具の写真を載せてみる。これは「唐箕(とうみ)」ってものですな。



三日ほど前のことです。
夜中寝ていたら、突然窓の外からすさまじい光が飛び込んできました。

そして、その後に続く、耳も張り裂けんばかりの轟音。

私は驚いて飛び起きました。

すさまじい光はその後も何度か起こり、その後には決まってあの轟音が鳴り響くのでした。




何の話かって?

夜中の雷の話ですがな。

今の季節には珍しくもないことでしょう。

雷が何度か鳴った後には、大粒の雨が降り出しました。
稲光があんまり何度も見えるので、目を覚ましてしばし稲光見物をしていましたよ。
くっきりと光の筋が夜空に浮かびあがる姿は壮観ですなあ。


でも私が飛び起きた理由は、雷が鳴って驚いたからではなく、北朝鮮の侵攻が始まったかもしれないと思ったからです。
特に雷鳴の方向が北側だったから、余計に心配になってしまったのですよ。

もちろん私だって今の北朝鮮がソウル攻撃などを敢行するとは思っていません。
体制の維持こそが最優先事項であるはずの金正日政権にとって、ソウル侵攻は自殺行為に等しいものですから、まずそんなリスクを犯すはずは無いでしょう。
でもソウル侵攻の可能性が絶対に無いとは言い切れないんですよね。

何よりも、北朝鮮の最前線からソウルはものすごく近いんですよ。
車で一時間あれば行けてしまうくらいの距離なんです。
北朝鮮は韓国の虚をつくことができればすぐにソウルまで侵攻できます。

そんな所に敵を抱えている韓国にとって、北朝鮮によるソウル侵攻というのは、ものすごく現実味の有るシナリオだと思うんですよ。
しかも60年前の北朝鮮の侵攻だって突然起きたんですよ(少なくとも庶民にとっては)。今だって予期しないときに突然起こるかもしれないじゃないですか。
だから私が雷の音を聞いて飛び起きてたとしても、小心だと笑わないでほしいと思います(笑ってもいいけどサ)。

敵の陸上部隊が首都に侵攻してくるなんていう状況は日本だと考えにくいものですが、韓国をはじめとした大陸の国々では珍しくもないことなんですよ。

だから雷一つを聞いて敵襲を思い浮かべてしまったんですが、これがただの杞憂であってくれればいいですね。

               ソウルより

今日は楽しい花祭り

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3


本日5月21日は、陰暦でいうと4月8日にあたります。
陰暦4月8日といえば、仏教信者にとってはとっても大事な日、釈迦誕生日にあたります。

ここ韓国では、釈迦誕生日を「부처님 오신날 プチョニム オシンナル(お釈迦様がいらっしゃった日)」と呼び、色々なイベントが行なわれます。
でも私は今日一日だらだら過ごしてどこにも行かなかったので、どんなイベントがあったのか知りません。

夕食後、近所をぶらぶら散歩していたら近所のお寺の付近の提灯がやけに綺麗でした。
あんまり綺麗だったので、写真を撮ってしまいました。

それから近所のお寺も見学させてもらいました。
在家のおばちゃん信者さんたちが熱心にお経を唱えていました。
さすがに寺の中の写真を撮るほど無粋な人間ではないので、写真は道の提灯だけ。

それにしても、韓国よりはるかに仏教色が強いはずの日本では何故花祭り(釈迦誕生日)にお祝いしないのでしょう?
クリスマスに大騒ぎしている場合ではないと思うのですけどね。


どうも、こんにちは。
風邪が治らず寝たり起きたりを繰り返している西です。
熱が37度から下がってくれないわ、咳が止まらないわで、色々難儀しております。

さて、紅茶がのどにいいことをあらためて確信した私ですが、3900ウォンで買ったリプトンティーは二日で飲みきりました。
そこでもっと大量に購入しようと近くのスーパーに行ったわけです。

その結果、驚いたことに・・・

どこにも紅茶が置いていない

ある程度大きめのスーパーなんですよ。
コーヒーなんか棚二つぶんくらい陣取って売られているんですよ。
でも紅茶は無い。

いや、厳密にいえば全く無いわけではないんですが。
「桃紅茶(복숭아홍차)」「レモン紅茶(레몬홍차)」「梅紅茶(매실홍차)」のような、砂糖まじりの粉末状の(邪道な)紅茶は売っています。
でも(正統的な?)茶葉の紅茶はどこにも無い。
先日行ったコンビニにリプトンティーがあったのは、まだ運がよかった方なのだ。

店員さんに「紅茶は無いか?」と聞いたら、理解できないような顔をされた。
何度繰り返しても理解できないような顔をするので、「飲む紅茶だよ!」と言ったらようやく通じた。
私の発音が悪いせいもあるのだろうが、通じなかった原因は多分それだけではないと思う。
韓国では単なる「紅茶」はまず売っていないのだろう。
紅茶系の飲み物をいうときは普通「〜紅茶」というか「〜ティー」と言うのではないだろうか。(前に何らかの単語を付けるのが普通なのではないでしょうか)
だから私が単に「紅茶」と言った時、何のことかわからず、別の商品のことだと誤解したのでは・・・。
以上は全て私の仮説ですけど。

韓国に来る前から韓国のことはある程度勉強していた。
だから車の運転の荒さにも地下鉄内の物売りにも、チョンセシステム(韓国独自の家賃支払いシステム)にも、蚕を食べることにも驚くことはなかった。

でも今回だけは驚いた。
すでに先進国の仲間入りをした国でここまで紅茶を飲まない国は韓国くらいなのではないか?と思う。

私は日本では日東紅茶のDAY&DAYを毎日飲んでいた。
特別おいしくはないけれど、安かったのでいつも飲んでいた。
ちょっとぜいたくな気分を味わいたいときはトワイニング紅茶を飲んでいた。
いわば紅茶は水代わり。いつも手元にあるのが当たり前だと思っていた。
だから韓国で紅茶が手に入らない(手に入っても高い)のを知って今までで最大のカルチャーショックを受けた。

私に日本からのお土産を下さる方は、紅茶100個入りとかでよろしくおねがいします!
DAY&DAYとか一番安いやつでいいので。

いっそのこと日本から安い紅茶を大量に輸入しようかしら、と考えてみたり。(それで留学生とかに売りつけたら意外といい商売になるかも)

なんにせよ私は日東紅茶の韓国進出を強く希望いたします。
(こういう時だけ文化帝国主義者になるんですよね、私って)

イメージ 1


やっぱりまた風邪を引いていたみたいです。
昨晩は38度近くまで熱が上がりました。(平熱は36度前後)

今は少し楽になりましたが、それでもまだ37度くらいは熱があります。

のどの痛みがひどくて、近くのコンビニでついリプトン紅茶を衝動買いしてしまいました。

3900ウォンでした。(日本円だと0を一つ取って390円くらいか)

たった10個入りでどうしてこんなに高いのか?と不思議に思いましたが、別の店まで買いに行く気力も無く、結局それを購入して帰宅しました。
家に戻って紅茶をいれて飲んでみますと、のどの不快感がずいぶん薄れてきました。
やっぱり紅茶はのどにいいみたいです。

トローチをいくら舐めても消えなかったのどの痛みが、紅茶一つで薄れるのだから不思議です。
私が日本にいたとき風邪知らずだったのは、毎日紅茶を飲んでいたことも大きかったのかもしれません。

それにしても不思議なのは紅茶の高さです。
ティーバッグ1つで390ウォンというのは明らかに異常な価格設定です。
韓国の人は普段そんなに紅茶を飲まないのかもしれません。インスタントコーヒーや玄米茶はよく飲むのにねえ。

a drunken student in Seoul


本日はソウルで知り合った韓国人と一緒に酒を飲んだ。
トンドン酒と雪中梅(梅酒のような酒)、テナム酒(竹の絵が描かれた酒。正確な名前は忘れた)などを飲んで、私の方はすっかり出来上がってしまった。

やらなければならないことがあったはずなのに、本当にいい気なものだよね。

支払いは韓国人の方でやってくれて、結局私には一銭も払わせなかった。
これが韓国人なりのもてなしの方法なのだとわかっていても、やっぱり頭が下がる。いつかこのお返しはしなければいけないなあ、と思う。

酒を飲みながら、色々な話をした。日本と韓国の違いや、韓国に来て驚いたことなど、いくらでもネタは尽きない。

その中でも特に書きたいことは一つ。
今後の日本と韓国がどういう関係を築いていくのかという話だ。
酒に酔ってすっごい青臭い話をしますけど、まあ聞いてくださいな。

話が去年のWBC(ワールドベースボールクラシック)の決勝戦に及ぶと、一緒に飲んでいた韓国人が言った。
あの試合はとてもいい内容だったと。
韓国の林昌勇投手が、監督の指示を無視してイチローに打たれて韓国は負けた。韓国では林昌勇投手を責める声があがったけれど、自分は投手が真っ向勝負をしたことをとても評価している、と。

私も基本的に同じ考えだ。
どちらが勝った負けたではなく、日本と韓国が互いを意識しあい、高めあえるライバル関係になれたことを素直に喜べる試合だったと思う。
私は、決勝戦の9回裏で韓国が同点に追いついたとき、「よし!」と心の中で叫んでいた。
どちらが勝つかではなく、手に汗握る名試合を見せてくれた韓国の選手に感謝したい気持ちだったのだ。

私は一緒に酒を飲んでいた韓国人に対して言った。
「日本と韓国が、互いを高めあえるよいライバル同士になれること、それが私の考える理想的な日韓関係なんだ」
下手くそな韓国語で話したので、どこまで意図が通じたかはわからない。
でもおそらく彼らも私と同じ考えだったのだろう。笑顔でうなずいてくれた。

日本と韓国の間にはさまざまなわだかまりがある。
日本人の間には韓国に対する抜きがたい差別意識があるし(それは私にもある)、韓国人の間には日本に対する嫌悪感が絶えず再生産されている。

しかしたとえそうだとしても、日本と韓国は最も理解し合える隣国だと思う。
両者のわだかまりの原因の第一は、互いが互いの良い部分を知らないことに根ざしているのだと思う。
(悪い部分ばかりはよく知っているのにね)

そうなると、日本人として生まれ育ち、今韓国で生活している私のやるべきことは何か?
日本人に韓国のよいところを伝え、韓国人に日本のよいところを伝えることではないだろうか。

私は自分の生まれ育った日本が大好きである。はっきりいって自分はナショナリストじゃないかと思うくらいだ。
そして、今自分を受け入れてくれている韓国が大好きである。今は韓国のことを学ぶのがとても楽しい。

この二つの国、二つの社会に対する愛情は、並立こそすれ、矛盾することはない。
だから、自分の大好きな両国が憎しみいがみ合う姿は見たくない。
日本人には韓国のことを好きになってほしいし、韓国人には日本のことを好きになってほしい。
青臭い意見だが、これが今の私の偽らざる気持ちだ。

そして、そういう本当の意味での国際交流のために、自分がほんの少しでも役に立てるのなら、ありがたいことだと思う。

そして、もう一つ気になるのは、今自分のいる場所からわずか50kmほどいけばたどりつく北朝鮮のことだ。
1年半前に北朝鮮を訪れたことのある身としては、現在飢餓で多くの犠牲者を出している北朝鮮の状況が気にかかる。
あの時見かけたケソンの住民たちや案内員たちはどうしているのだろうか?知ることはできないながらも、気にかかる。

現在の日本と韓国の相似性を考えれば、日本と北朝鮮は実は結構似た部分も多いのではないかと思う。
北朝鮮は、多くの日本人が考えているような理解不能の国ではなく、実は日本に近い部分も多いのではないだろうか。
これは私の妄想にすぎない。批判される方はどうぞ批判してください。どうせ酔っ払いのたわごとですので。

でも、北朝鮮に住む人々が、われわれとそんなに違わない人々だということを忘れてはいけないと思う。
生きている環境が違うだけで、人間としての本来の性質にはそんなに違いがないものと思う。

いつか状況が変わって、韓国と北朝鮮の人々が、自由に酒を酌み交わしながら談笑できる時代がきてほしいと思う。
それが私の生きているうちに実現するのなら、私もその中に入れてもらおう。おみやげとして日本の酒やつまみを持って。

韓国だけでなく、北朝鮮の人たちとも、自由に話し合える時代が来てほしい。それが私の夢である。
私にはそのような時代を作り出す力は無いが、そのような時代が来ることにそなえて、準備することはできる。
その準備として、私は今韓国語を学んでいるのである。

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 前のページ | 次のページ ]


.
西貢
西貢
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(1)
  • kino3
友だち一覧
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

標準グループ

登録されていません

検索 検索

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事