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[転載歓迎]

戦争は情報操作によって意図的に作られる

戦争が好きな政治家や企業家など、この現代世界にはいない。
戦争はできるだけ回避しようと関係者たちは努力しているのに
どうしても回避できないから勃発してしまう・・・・。
そう考えている人もいるかもしれません。


残念ながらそれは違います。


この世界には戦争を始めたい人達、戦争によってのみ利益を上げられる人達、
戦争がなければ困る人達がたくさんいます。

そしてそういう人達が 「闇の権力」 を握っています。


非常にはっきりした例を挙げましょう。


戦争が偶然に起るのではない、また、避けられなくて起るのではない、という明かな証拠です。


アメリカは"自由と平等"、"民主主義の国"だというイメージがありますが、
この10年間に起ったことで、それが幻想でしかないことが明白になりました。

湾岸戦争の際には、反戦の象徴として歌われた、
ジョン・レノンの 「イマジン」 が放送禁止にされました。

《民主主義》を票榜しながら、強圧的な政策をためらうことなく実行する国なのです。
その湾岸戦争の時に、アメリカ政府は巧妙な世論操作を行い、ほとんどのアメリカ人がそれに乗せられて犧すぐイラクを攻撃すべきだ瓩箸い世論が形成されてしまいました。

1990年10月10日、アメリカ議会人権執行委員会に、「ナイラ」という少女が出席し、証言を行いました。
15歳の彼女は、イラク軍が侵攻したクウェートで見たことを涙ながらに証言したのです。
「イラク兵がクウェート市内のアルアダン病院にやってきて、未熟児保育器から15人の赤ん坊を取り出し、冷たい床に放置して死なせた・・・」

少女の涙ながらの訴えはアメリカじゅうに衝撃を与えました。
そしてたちまち「今すぐイラクを攻撃すべきだ」という世論がアッという間にできあがってしまったのです。

ジョージ・ブッシュ大統領(父のほう)も、この未熟児殺害事件をナイラ証言後の40日間に10回以上も演説やコメントの中で引用し、「イラクを攻撃するべきである」と主張しました。

また、軍事行動を承認するかどうかをめぐる上院での討議の中でも、7人の上院議員がこの話を重複し、軍事介入賛成派が勝ったのです。

その結果、アメリカ軍は、ナイラ証言から3ヶ月後の1991年1月17日にイラク攻撃を開始し、43日間の戦闘で、約600億ドル(約7兆2000億円)もの予算を投じて広島原爆の50倍ともいわれる大量の爆弾やミサイルをイラク市民の頭上に雨あられと降らせたのです。

ところがその約1年後に「ニューヨークタイムス」に驚くべき記事が掲載されました。

   
「議会で証言した少女ナイラはじつはクウェート支配階級の家族で、クウェート駐アメリカ大使サウド・ナジール・アルサバの一人娘だった。湾岸戦争の終了後に、アムネスティ・インターナショナルなどの人権団体がナイラの話を立証するために調査をしたが、結局、彼女が証言したような事件が起ったという証拠は見つからなかった。この証言を仕組んだのは、大手の広告代理店ヒル&ノールトンで、同社はクウェート政府から資金の95%を受けて活動する犲由クウェート市民瓩箸いγ賃里ら、アメリカ世論を軍事介入へ動かすように依頼され、ナイラ証言を演出した。
同社は、《自由クウェート市民》から600万ドル(約7億2000万円)以上を受け取り、クウェート人のための演説草案をつくったり、メディアや大衆の前での振る舞い方をコーチしていた。
証言内容は、アメリカ大衆がもっとも共鳴するようなものにするために、調査会社から資料を取り寄せて検討した(ニューヨークタイムス)」
    

このニュースにはアメリカじゅうが驚愕してしまいました。

もう言葉も出ないという感じでしょう。
まんまとだまされてしまったわけです。

湾岸戦争は多大な犠牲を出してとっくに終わってしまったし、後悔しても取り返しがつきません。


湾岸戦争ではこの他にもさまざまなデマが流されました。

「イラクが海に流した原油にまみれた水鳥」

という写真が全世界に配信されましたが、
あれもまったくのでっちあげだったということがあとでわかっています。

イラクは海に原油などを流しておらず、まったく関係がなかったのです。

それでも原油まみれの水鳥をはじめ、動物たちの写真が配信された時には、
日本の新聞でも各紙の一面にカラー写真で掲載され、
「イラクはなんてひどいことをするんだ!」
という国際的な世論が形成されてしまったわけです。


2001年10月。
911テロの衝撃もおさまらない時に、ホワイトハウス宛の郵便物に炭疽菌が混入されていました。
炭疽菌(アンスラックス)は第二次世界大戦以降、生物兵器として使われている細菌で、肺に達すると肺炭疽という重篤な症状を起こします。

ブッシュ大統領(息子のほう)は、この炭疽菌テロにアルカイダが関与していると正式に発表しました。そして、この頃、911のハイジャック実行犯の一人とされるモハメド・アタ容疑者が、農薬散布用の軽飛行機の操縦訓練を希望していたということなどが報じられて、

「農薬散布」→「炭疽菌散布」

「アルカイダのテロ」→「生物兵器を持つイラク」

という連想ゲームのようなイメージが形成されました。

国務省郵便室の男性職員が、郵便物に仕込まれたと見られる炭疽菌に感染し、肺炭疽を発祥していることがわかった10月25日に、ニューヨークの集配局でも炭疽菌が検出されました。

さらに、民主党上院院内総務あてに送られてきた郵便物の中の炭疽菌が、かなり高純度で、「兵器級の威力」と発表され、イラクが開発した手法だなどというデマが流されました。

人々は、この時のイメージが

「大量破壊兵器(WMD)=生物化学兵器や核兵器」

をイラクが保有しているというマインドコントロールにしっかりかかってしまいました。

自作自演の炭疽菌事件


2001年12月17日には、意外な展開が起りました。
一連の炭疽菌事件に使用された菌は、アメリカ国内の施設で作られたことがわかり、炭疽菌入りの封筒に「アッラーは偉大なり」と書いた犯人は、生物兵器の研究に関わっている米軍関係者だということがわかったのです。
そして、メリーランド州フォートディリートリックにあるアメリカ陸軍の細菌戦研究施設で、炭疽菌の肺胞を含む多数の細菌サンプルが紛失していたことがわかりました。
炭疽菌テロの犯人が同施設の関係者であることが暴露されてしまったのでこのことは大きく報道されなくなり、この事件はうやむやになりました。

しかしこんどはマスコミの論調がフセイン大統領の大量破壊兵器隠匿の問題ばかりに集中するようになり、「炭疽菌疑惑」は「大量破壊兵器問題」にすり替えられ、
爛ぅ薀が疑わしい甅爛ぅ薀が関与しているのでは瓩箸いΕぅ瓠璽犬鬚Δ泙植え付けました。

「炭疽菌テロがあったのだからイラクによる大量破壊兵器開発は当然あるだろう、」というイメージ作りにアメリカ政府は成功したわけです。

そしてまた、「ウラン購入疑惑」がねつ造されました。

「1999年から2001年にかけて、イラクがニジェールから大量のウランを購入しようとした」

「ウラン濃縮に必要な資材を入手しようとした」

という情報が、リチャード・パール国防政策諮問(しもん)委員らを通じて、政府中枢に流し込まれました。

このパール国防政策諮問委員は、「ネオコン」=「ネオ・コンサーバティブ(新保守派)」の中心人物として有名です。

イラク戦争開始以来、「ネオコン」=「武力行使による外交問題解決を主張する強硬派」として理解されるようになっています。

他に、ウォルフォウィッツ国防副長官などが中心で、ラムズフェルド国防長官、チェイニー副大統領などもその仲間とされます。

この時のウラン購入疑惑は結局ニセ情報だったことが後に判明しました。
それでもやはり、イラクは疑わしいというアメリカの国内世論、国際的世論を形成する効果は十分だったのです。

こうして2003年3月、イラク戦争は開始され、泥沼化したわけですが、
「炭疽菌テロ」も「大量破壊兵器」も、アルカイダとの関与もすべて
イラクを攻撃する口実作りのための情報操作だったということでした。

闇の権力には、洗脳やマインドコントロールの方法について研究し実践しているタビストック研究所という機関があります。その研究所が言っているのは、

ウソも7回いわれれば「そうかな」と思い、

20回も同じウソを聞かされれば
「そんなに悪いヤツは懲らしめて当然だ」

と思うようになる、ということです。

この研究所は、そういう「ウソ」=ニセ情報による大衆操作方法を
「闇の権力」の目的達成のために研究しているのです。


戦争は火のないところからでも起こされるものなのです。


関連サイト




報道写真家から “我々が信じてきた世界の姿は、本当の世界の実像なのか”
「メディアに騙されないための指針」
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo/e/f7107606058fbdd6add8daa598878cb3

トークスコラム「10年余り前と比較してみた」
http://www.pr-tocs.co.jp/company/column/20050228.html


『湾岸報道に偽りあり』
http://www.jca.apc.org/~altmedka/gulfw-10.html

『イラク「戦争」は何だったのか?』
http://www.jca.apc.org/~altmedka/shoten-iraqwar.html

「油まみれの水鳥」について、日本のテレビ番組がそのウソを解説している。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/TV-houdousousa.html

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