|
主だけに頼って導かれた行方は、「シンプルチャーチ」の教会論。 制度的な地域教会を越えた、最先端の教会論です。香港のベン・ウォン牧師が有名ですが、アメリカでも複数のリーダー的な指導者が存在します。日本でさえ、複数のハウスチャーチ・ネットワークが存在し、伝統的な諸教会、カリスマ系の教会、セル・チャーチに引き続いて、新しい教会群として形成され始めています。福田充男牧師(日本福音主義神学会西部部会理事)などが代表的な指導者です。 フラー神学校は「教会成長論」を、自らが否定する見解を示しています。「メガ・チャーチが出現した地域を調査すると、特定教会の教会員は増加するが、地域全体のクリスチャン人口は減少してしまう」という、科学的な統計結果から公表せざるを得なかったのです。 従来は「家の教会」(=家庭集会)、「ハウスチャーチ」と呼ばれていましたが、最近では「シンプルチャーチ」「オーガニック・チャーチ」とも言われています。 誤解してはなりませんが、古典的なサイバーチャーチから発展した仮想的な教会、「エマージェント・チャーチ」や「エマージェンシー・チャーチ」とは関係ないということです。これらのサイバーチャーチ・スタイルは、インターネット・ツールに頼り過ぎの傾向があり、PCの前で、イコン(聖画)や香をたくこともあるそうです。十字架などを祈りに使用したり…。個人主義の霊性と儀式を強調します。 それらのムーブメントに対して、シンプルチャーチは、全然、別のアプローチです。基本的に、聖書的な教会像を回復させようとします。「あなたの家にある教会」という表現が、聖書に見受けられますが、初代教会は現在のように、教会堂を確保するほど裕福でもなかったし、迫害・弾圧されていたので特定の場所にこだわらずに、移転しながら集まって礼拝していました。 その中でも、自分の家を集会場所として、礼拝を捧げていました。使徒・預言者・伝道者・教師たちが訪問して教えたことも多かったようです。 迫害下の中国で、急速に「家の教会」が発展したことは理解できますが、それぞれの「家の教会」にネットワークや交わりは殆ど存在しないようです。何故なら、ネットワークを構築したら、一つの「家の教会」が弾圧を受けると、ネットワークの教会情報が漏洩する可能性があるからです。その代わり、「家の教会」では、礼拝説教があり、説教と説教者の優位性が確保されていることが強さの秘訣なのでしょう。 一方、アメリカで発展した「ハウスチャーチ」は、既存の制度的な地域教会では、霊的なニーズと信仰生活が満たされず、自分たちで礼拝を捧げるスタイルです。「家の教会」と似ていますが、「ハウスチャーチ」では、ネットワークを構築し、友情関係、情報交換、合同礼拝など、神の愛の交わりを保つことを大切にしているように見えます。リーダーは不在で、聖書を対等な立場でシェアリングするのが中心ですから、ウェスレー時代の敬虔派のスタイルに似ているかもしれません。 シンフォニーチャペルの「シンプルチャーチ」の考え方は、「家の教会」と「ハウスチャーチ」の長所を統合させました。ネットワークの構築で地理的距離を克服し、孤立と疎外感を回避するためにセレブレーション(祝典礼拝・合同礼拝)を具体的に準備・実践すること。説教と説教者、奉仕者の職務を明確にしながらも、リーダー(=上に立つ者)ではなく、サーバント(=しもべ)として「仕える者」たちが、聖徒たちを「奉仕者」に導くことを目的としています☆ そのための具体的な方法としては、夫婦・家庭礼拝と子ども礼拝の回復を実行しています。 その日、わたしはダビデの倒れている仮庵を起こし、その破れを繕い、その廃墟を復興し、昔の日のようにこれを建て直す(旧約聖書・アモス書9:11)。 「シンプルチャーチ」は、既存の保守的・制度的な教会を、絶対に否定しません。逆に、暖かい愛情に満ちたネットワーク、友情関係を大切にしていきたいと願っています。 だけど、礼拝の中心は神奈川県・愛知県・千葉県のシンプルチャーチ・ネットワークなのです! シンフォニーチャペルでアレンジした「シンプルチャーチ」の教会論に関しては、次の機会にまた新しい記事を投稿したいと思います。 *上記内容は、過去記事を若干校正したものです。現在の考え方と異なる内容も含んでいるかもしれませんが、参照記事としてアップしました。
|
全体表示
[ リスト ]




今読みました。
今そちらのシンプルチャーチはどうなっていますか?
2017/3/8(水) 午前 11:57 [ bea*in* ]
> bea*in*さん
お久しぶりです(๑•̀ •́)و✧
とゆうか…ブログ自体にアクセスしておらずw
教会状況としては関西地方とのネットワークを大切にしつつ、神奈川での礼拝を改革中です
将来的に関西の教会堂を献堂云々の話が出ているので超教派的に用いていきたいと願っています
聖餐論は依然として研究中で実際の聖餐式を調整しながら実践しています
最近は関係作りや宣教より、教会の構造の見直し作業で大変…
ですがいずれ、主の願っている教会に、信仰者の群れになっていきたいですね!
2017/4/30(日) 午前 2:37