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ゆうちゃんは2つのオーケストラを掛け持ちしていて、今回は高校オケ部の話です。3年生はすでに引退し、現役部員は1年生(ゆうちゃん含む)と2年生を合わせて35名。この人数だけ見るとちょっとした室内管弦楽団ですが、実状としてはパート間の偏りがあって編成がいびつです。
フルート 3
オーボエ 3
クラリネット 5
ファゴット 1
ホルン 2
トランペット 2
トロンボーン 1
チューバ 0
打楽器 2
ヴァイオリン 11
ヴィオラ 3
チェロ 2
コントラバス 0
このようなオケの選曲はどうあるべきか。このオケでは、候補曲をみんなでLINEで挙げて、ある程度絞り込んで投票で決めています。たいてい、「やりたい曲をやる」という感じで、自分たちの編成はあまり考慮していない模様。
また、管楽器は曲によって繁閑の差が激しいので、練習を始めてから自分のパートがヒマすぎることに気づいて不満が出たり、編成もピッタリ合わないので、人数が多い楽器は同じパートを複数名で一緒に(または交代で)演奏し、足りない楽器はエキストラで補充するか、足りないまま演奏するそうです。
すべての楽器が揃っているのは当たり前ではなく、さすがに現代のプロオケではそんなことはないでしょうけど、かの帝王カラヤンも20代のときに監督を務めていたドイツのウルム市立歌劇場では苦労したらしい。
恵まれた環境も結構だけど、こうしたハングリーな経験も悪くない。しかし各パートが過不足なく揃っているに越したことはないので、9月から練習する10分程度の曲を新たに選ぶことになって、ゆうちゃんを通じて「管弦楽編成表」(→ http://horn.philharmonic.jp/henseihyo/)を勧めてみたけど、このオケの編成ではあっちを立てるとこっちが立たずという感じで、なかなか難しい
<曲名>
ワルツ「金と銀」(レハール)
<演奏>
ルドルフ・ケンペ指揮ドレスデン・シュターツカペレ【1972〜73年録音、DENON】
結局、「金と銀」(木管各2・ホルン4・トランペット2・トロンボーン3・打楽器いろいろ)に決定。すでに練習を開始している他の曲は打楽器がヒマらしいので、「今ヒマなパートがちゃんと活躍できる曲」という他パートへの配慮の意識が育ったことは前進でしょう。さて、各パートの過不足をどう解消するのか。
と思ったら、唯一のトロンボーンが本番に出演できなくなったらしい
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こんにちは。
この曲むか〜しむか〜しやったような気がするんだけど…。
やったとしたら、中学のブラスバンドか高校のオケなんですが(ともにフルート)
ブラスバンド版もありますか。高校オケは寄せ集めオケで管が薄かったはずだから
中学のときかなと思うんですが。なんせ遠〜い昔なので曖昧(笑)!
みんなが同程度に活躍できる曲って難しいですよね。
2016/9/3(土) 午後 5:46
こんばんは、難しい問題ですね。
うちの職場は吹奏楽で有名な(高校のある)地域。
近所の学校は小学校から吹奏楽がある(らしい)。
パートは当然振り分けられるので、フルートがやりたくて入ったのに、結果大太鼓。とか。
中学校のブラバンでは、ピアノをやっていた子はクラリネット。
何も経験が無い子は打楽器。とか。
私としては、皆な小さい頃から知っているお客さんなので、希望がかなわずちょっと可哀相だと思ってしまう。。
選曲に関しては、プロでも編成によって苦労するという話は以前しましたよね。
曲自体聴いても弾いても魅力的か?楽譜があるかないか?楽譜があっても足りないパートがないか?足りないパートがあったら省略しても大丈夫か?それでもダメなら編曲して楽譜を書くのですが、中学高校レベルでは難しいでしょう。
私も昔、トロンボーンを吹いていた事がありますが、どの曲もめちゃくちゃつまらなかったです。
今やったら違う感覚になるのかなぁ?「いや〜〜やっぱりベースラインを綺麗に演奏しないと曲の完成度が下がりますよね」みたいな。
2016/9/3(土) 午後 8:33 [ nemo2 ]
選曲の難しさは共通の問題のようですね。
大抵は管楽器の事情が考慮されることが多いですが、コンチェルトの2ndに当たった管楽器奏者は退屈で仕方ないらしく、モチベーションを保つのが大変とのことでした。
私は学生時代には弦楽器プラス管楽器数本で、しばしばオーケストラの曲を無理やり演奏していたので、この話はとても懐かしく感じました。例えば、管楽器のソロの一部を弦楽器で弾いてみたり、といった感じです。
2016/9/3(土) 午後 10:13 [ ポンちゃん ]
こんばんは〜。オーケストラ「あるある」ですね
管楽器がオイシイ曲と弦楽器がオイシイ曲も違うので、それは選曲は難しいことでしょう。プロ・オケになると職業なので、大変を通り越しているでしょうね
記事を拝見しながら昔の傷を思いだし、ひとり「イタタタ」していました〜。
大学オケの時に、初心者が多いのに「管楽器がカッコイイ」という理由で選ばれた、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」とか、社会人オケの決選投票で、同様の理由で決まりそうになった、ベートーベンの交響曲第3番「英雄」とか、そのほかイロイロ・・・
カラヤンの名言も、よく分かります。社会人オケの時、参加率が低すぎて、そもそも弦楽器が各パート数名で、ほぼソリスト状態という恐ろしい経験を何度も…
2016/9/3(土) 午後 10:38
あはははっ!なるほど難しい問題ですね どうしても自分の出番を考えちゃいますから 他のパートの活躍までイメージできるようになったら大したもんです カラヤンも苦労を乗り越えて「帝王」になったということでしょうか(^_-)-☆
2016/9/3(土) 午後 11:37
クララさん)
おお!この曲、演奏されたことがある(かもしれない)んですね(≧∇≦)
実はぼく、「金と銀」はずっと曲名だけ知っている状態で、このCDはずいぶん前に買ったものですが、今回そういうことになって初めて聴いたかもしれません(汗)
なお、かつて、100歳姉妹のきんさん・ぎんさんがご健在だった頃、この曲を聴いていただく企画があったと記憶しています
みんなが同程度に活躍できる曲の条件は、自分たちの編成が常識的であることじゃないかと思う今日この頃です♪
2016/9/4(日) 午前 9:21 [ Loree ]
n先生)
そちらの地域の実情を肌で知っているわけではないのですが、本当、全国的に有名ですよね。まあ、野球とかでも同じでしょうけど、みんながピッチャーとかサードやりたいと思ってもそれは実現できないし、集団は必ず役割の振り分けが伴いますよね。充実した出番が得られないと判っているのに各人の希望を尊重するのがよいのか、難しいところです。経験豊かな良い指導者はきっと、本人の性格や身体的特徴なども踏まえて本当に向くポジションに導いてあげられるのだと思います。
ところで!トロンボーン吹いてたって初カミングアウト!?
2016/9/4(日) 午前 9:32 [ Loree ]
ポンちゃんさん)
そうなんです、弦楽器の方には申し訳ないけど、管楽器は曲によって“おいしさ”がかなり違うし、それ以前に初期ロマン派以前の作品はめったに出番がない(そもそもパートが存在しない)楽器もあるので、みんなで均等に部費を負担しているアマオケではそういう配慮も必要じゃないかなと、ぼくは思います。。。(例えば、トロンボーンが出ない「エロイカ」や「第7」をやるなら、他の曲でトロンボーンが大活躍する曲を選ぶとか)
でも、「弦楽器プラス管楽器数本」はサロンオーケストラのスタイルで、フル編成とは別の楽しさがありそうです♪
2016/9/4(日) 午前 9:45 [ Loree ]
musicaさん)
その辺は、斉奏が基本の弦楽器の方にはひょっとしたら理解しにくい心理かも。
そう、「あるある」です(笑)
ぼくは弦楽器はたいていどんな曲でもそれなりに弾きがいがあるだろうという目で見ているのですが(←偏見)、ブルックナー(と、シューマン)は「ファゴットが嫌う」という話を指揮者の金子建志さんが書いていて、出番は十分過ぎるほどあるのですが、ほとんど他の楽器と重なっていてやりがいが無いそうです
なお、娘のオケもたまに出席者が少ない日があり、1stVnを一人で弾いたとかあるそうです
2016/9/4(日) 午前 10:04 [ Loree ]
torikeraさん)
そうなんです、ピアノのように一人でやる楽器は自分が好きな曲を選べばよいのですが、みんなでやるオーケストラはみんなで楽しめる曲を選ぶべき(あるいはプログラム全体でバランスを取るべき)じゃないかな、と思うんですよね。もし、プロオケで出番が多くても少なくても給料が変わらないなら、ぼくは出番が少ないほうがいいですね。カラヤン時代のウルムで、本当は出番がない曲まで駆り出されるのはいやだなぁ(≧∇≦)
2016/9/4(日) 午前 10:15 [ Loree ]
お嬢さんは、11人いる中のヴァイオリン奏者である訳ですね。
この記事を拝見しながら、かのフリードリッヒ・エンゲルスが「私は生涯第2ヴァイオリンを弾き続けた」みたいなことを言っていたのを思い出しました。
目立つ楽器で目立つところで演奏したい子、できるだけ目立たず参加したい子、それぞれの性格が出るでしょうね。
加えて、楽器ごとに性格の特徴があるのかもしれません。
所属0人と表示されているチューバ、かつて私の部下で社内オーケストラでチューバを吹いていた男は、なかなかユニークな性格であったことを思い出します。
2016/9/4(日) 午後 5:10
gustavさん)
フリードリヒ・エンゲルスという人は初めて知りました(汗)しかしその彼の言葉、本人は謙虚なつもりかもしれませんが、2ndVnがカッコイイ曲を意地でもたくさん聴かせてやりたい気分になります(笑)
子どもたちも本当、いろんな性格の子がいるでしょうし、その性格が楽器を選ぶのか、それとも選んだ楽器が性格をつくるのか(N響オーボエ奏者の茂木大輔さんの「オーケストラ楽器別人間学」みたいな話)、どちらにせよ出番があればよいですが、娘が「足りない楽器」「欠けてる楽器」という表現を区別して話しているので聞いてみたところ、前者は「(例)ある曲でトロンボーンが3人必要だけどウチには1人しかいない」、後者は「そもそもその曲にはその楽器が存在しない」という意味だそうで、この切り口で仕分けるとチューバは圧倒的に後者の場合が多く、茂木さんによるとドイツではコントラバス兼任のポジションになっていることもあるそうです。なお、ぼくも元チューバ吹きの方を知っています。最近、「シン・ゴジラ」とユーミンがハルサイを圧倒しています
2016/9/4(日) 午後 10:10 [ Loree ]