以下は遺伝子工学の第一人者である村上和雄さんのお話しを元にしています。
私たちの遺伝子情報の中でハッキリ働いているのは、3〜5%だということです。
ほとんどの遺伝子は、眠っているのか、サボっているのか分からない状態のようです。
そうすると、寝ているよい遺伝子のスイッチをONにして、起きている悪い遺伝子をOFFにできたら、私たちの可能性は何倍にもなるかもしれない。
遺伝子は、環境によってONになったり、OFFになったりします。
そこで村上さんは、物理的条件でできるのなら、「心の働き」で遺伝子をON,OFFにすることもできる、という仮説を立てました。
その研究の中で、吉本興業と組んで、笑いによってどの遺伝子がONになり、どの遺伝子がOFFになるかを調べたそうです。
すると、21,000個の遺伝子の中で、非常に限られたある一定の遺伝子だけがONになり、別の遺伝子がOFFになるということが分かったそうです。
心の動きを、ポジティブな感情(楽しい、嬉しい、感謝、感動)と、ネガティブな感情(怒り、恨み、不安、恐怖)に分け、前者がよい遺伝子をONにし、後者が悪い遺伝子をONにするという仮説の検証が進んだということです。
そう考えると、アルバート・エリス博士の「とらえ方、考え方」が人生を幸せにしたり、不幸にしたりするということが、科学で実証される、ということになります。
また、村上氏は、遺伝子暗号に関しては、天才といわれる人も普通のおじさんも、99.9%同じなのだといいます。
0.1%だけの差が、その人の個性や能力を形作っているのだそうです。
これは、ほとんど誤差の世界です。
この僅かの差を、能力があるとかないとか、運がよいとか悪いとか、問題にしているのが私たち人間です。
けれど、その人間たちは全て99.9%同じ遺伝子を持って産まれてきた、という部分こそに焦点を当てるべきだと思うのです。
これは、一体、なんの導きによるものなのか?
人間の身体を創っている設計図(ゲノム)は、私たち一つ一つの細胞の中にあり、それにはそれぞれ30億の科学の文字が記されているそうです。
それは、ようやく近年、科学の法則として発見されたことなのですが、その法則は規則正しく、人間が生まれたときには既に存在していたわけです。
そして、その遺伝子には、その寿命が50年を2回繰り返すように、最初からプログラムされているそうです。
一体、だれがそう決めたのか?
科学が進めば進むほど、全くあり得ない奇跡の連続で、私たちの存在がここにあることが分かります。
それは、もうサムシング・グレートの力が働いているとしか説明の仕様がないわけです。
だとしたら、遺伝子にプログラムされた内容。
これが、私たちが生まれたときに投げかけられた宿題なのでしょうか。
千に1個の差しかない遺伝子、その中で働いているのは5%程度のもの。
どの遺伝子にスイッチを入れるかは、私たちの心の持ち方次第。
そして、それはきっと、今生きている「ここ」「そのとき」において、一生懸命求めていくものなのでしょう。
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