| <模範生のようなイメージですか? 卑劣なイメージにも、とてもふさわしいですよ!> |
【卑劣な街】の封切りを控えて、ミンくんのインタビュー記事です。
デビュー以来4年ぶりに映画に挑戦したナムグン・ミンは、この映画で既存のイメージを完全に覆す。
ユ・ハ監督の映画【卑劣な街】でナムグン・ミンが引き受けた映画監督ミノは、彼の言葉によると『卑劣を跳び越えて、殺してしまいたいほど悪い奴』だ。
もちろんミノにもそれなりの理由はある。
そうでなければ、まっすぐな俳優ナムグン・ミンを説得することはできなかっただろう。
自らを『平凡な、職業が俳優の人』と紹介するナムグン・ミンは、今まで引き受けてきたきちんとした役割、端正な容貌が作った『模範生』のイメージをあえて否定しない。
教師出身のご両親の下で生まれた彼の幼い頃は「何も知らなくて両親のいいつけをとてもよく聞いたし、そのおかげで特別な事件もなく、平たんだった」という平凡な話で要約される。
だがナムグン・ミンはそんな平凡な幼い頃が、演技に役立つと信じる珍しい部類の俳優だ。
「大きく歪んだ考えはしません。」
「 世の中すべてが私のような人ばかりかと思っていたら、芸能界に入ってみると、そうではない人もとても多くて…一人きりで孤独な時もあります。」
彼は演技も模範生のようにする。
髪をきちんと整えて、しっかりとボタンをとめて、カメラの前に立つという意味でない。
「他人のお金をそんなに安易に受け取るのはいや」
「だから時間に必ず合わせて、撮影現場に出て行って、熱心に私の役割を尽くす」のがナムグン・ミンの方式だ。
今は目立たなくても、何年か過ぎれば明らかに差が生じると彼は信じる。
「この頃の傾向としてはクールなのが流行なので、人々の好奇心を刺激するのが良さそうに見えますが、そうはしないと思います。」
「演技でお見せしようと思います。」
模範生出身だが、自分の目標を追っていたら、いつのまにものすごく卑劣な人間になってしまうミノは、ナムグン・ミンにとって重要な挑戦だ。
彼は「これまでのナムグン・ミンの姿を考えれば、少しは人間らしいところのある役だと思った」と話した。
それもそのはず、ドラマの中で彼が主に引き受けた、優しくて、お金持ちで、1人の女性に常に尽くす男性というのは一種のファンタジーだから。
きちんと洗練された衣装まであきらめて、くたくたなシャツで通したナムグン・ミンは「外見やキャラクターの魅力には大きく期待しなかった。 私がお見せできる演技の限界を試したかった」と打ち明けた。
自身が映画の中のミノに似ていたら“それこそだめな話”とナムグン・ミンは先手を打つが、映画の中のミノはなぜかナムグン・ミンと重なって見える。
“卑劣さのせいならばそれこそだめな話”だし【8月のクリスマス】【グリーンフィッシュ】のような名作を見ながら「やはり不十分なところが多い。 そこに歩調を揃えるのではなく、自らを苦しめてでも頑張らなければならない」と念を押す新人映画俳優の抜け目のない欲が尋常でないからだ。
模範生らしさを装った彼のものすごいプロ意識はまたどうなのか。
毒気に充ちた表情でミノがくどくどと言う「今後を見てろ、この野郎、殺しをもたらすんだ」というセリフは俳優ナムグン・ミンの誓いだったかもしれない。
誠実な努力がいつか補償を受ける方法。
模範生俳優ナムグン・ミンは明らかに<殺す何か>を持ってまた現れるようだ。
2006・06・06スターニュース
〔一部意訳しています〕
| ユ・ハ監督は「なぜナムグン・ミンをキャスティングしたのか」という問いに「ミノと共通する、成功を目指すハングリーさを持っているから」というようなことを答えていました。 |
| <殺す何か>をもって次に挑んだ作品が【ビューティフルサンデー】だったのですが、ミノ以上にミヌは複雑な役でした。まじめな考試生と、愛するがゆえに犯罪を重ねるミヌの二面性を演じ分けるミンくんの演技は、鬼気迫るものがありました。 |
| 【バラ色の人生】のチ・パクサも【ある素敵な日】のドンハも、ミンくんの持つ『模範生』のイメージにピッタリですが、ミンくんには何か物足りなかったのでしょう。 |
| 私は可愛い「チ・パクサ」や「ドンハ」も好きですが、苦悩する「ミノ」や「ミヌ」の方が人間らしく愛おしくてギュッと抱きしめたくなります"^_^" |
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