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彼との生活。 |
ちょこっと恋愛
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一緒に暮らすようになった今も2番目の女です。
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梅雨でもないのによく雨が降る。 |
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昨日、アパートを引き上げてきた彼を迎え入れた。 |
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「荷物を置かせて…。」 |
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彼が彼女との同棲を解除することになった。 年明けに言われたとのこと。 理由はよくわからない。 2月いっぱいで今のアパートを引き払うということだった。 でも彼女は別れるつもりはないと言うらしい。 その話を彼から聞いたのはもちろんその日。 正直この1ヶ月あまり複雑だった。 今まで何度も別れてしまえばいいのにって思ってたのに。 でも何だか心のどこかのちょっぴりの罪悪感。 本当はちょっぴりの安心感。 そしてちょっぴりの不安感。 もしかしてってちょっぴりの期待。 お金の無い彼。 次に住む場所を探す彼。 「ウチにくれば?」 でも答えはNOだった。 彼女と別れるわけじゃないから。 私の子供がいるから。 自立したいから。 時には一人の時間が欲しいから。 いろいろな理由を並べた。 結局、私は彼にとっても1番になることはない。 そういうこと。 いつも帰っていく後姿眺めた。 これからも変わらないんだ。 そう実感した。 あれからの日々はすごく重く、長かった。 そのことには触れずに過ごした。 でも実際、その日は確実に近づいていた。 カウントダウンが始まっていた。 さっき、彼から電話がなった。 「荷物を置かしておいてくれんかいな。」 えっ? 「日曜に運び出すけん。よろしくね。」 えっ? それってどういうこと? 置くだけ? あなたは? ウチに来てくれるの? 問いただしたかったけど、言えなかった。 頭の中でぐるぐる回ってる。 「いいけど、一人で大丈夫?手伝おうか?」 平静を装う。 本当はね、もしそんなことになったら何て言おうかって 考えてみたりしてた。 たった1%の可能性を、望みを、空想を、何度も何度も繰り返した。 でも空想すると情けなくなる自分がいた。 だからいつも「いけない、いけない、、、」 と打ち消してきた。 まだ、わからない。 先が見えない。 でも暗闇ではない。 たった1%のあかりが灯った。
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