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VOSOT ぼそっとプロジェクト
ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

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不登校ひきこもりだった私(6)
不登校ひきこもりだった私(6+)」からのつづき・・・


林恭子 私たち三人姉妹というのは、
 とても仲は良いんですけど、
 ぜんぜんタイプがちがうんですね。
 妹は三つ下、三つ下です。

 真ん中の妹は、たぶん母とタイプが似ていて、
 学校の成績もよかったし、
 母のお気に入りなのです。

 真ん中の妹は、母の理解ができるし、
 母もまた、真ん中の妹がやっていることは
 すべて納得がいく。
 もしくは、褒めたくなるくらい。

 だから、母と真ん中の妹のあいだには
 問題はほぼ起きなかったのです。

 下の妹は、ちょっとヤンキーっぽくって
 勉強もぜんぜんできませんでした。

 母からすると、下の妹は
 あらゆる方面で言うことを聞かないので、
 母にとっては、ほんとうの困った子だったのですね。

 でも、三番目なので、
 母もいちいち怒らなかったのです。

 母の私に対するような厳しさは、
 いちばん下の妹にはなかったですし、
 妹も母の言うことなんか聞くような感じではなかったです。

 ある日、私が学校から帰ってきたとき
 家に近づいてきたときに、
 うちの玄関から下の妹が
 ゴロゴロっと転がり出てきたんですよ。

 母に突き飛ばされて、
 妹が外に転がり出てきたところだったんですね。

 ……。
 ……。





・・・「不登校ひきこもりだった私(8)」へつづく

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