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VOSOT ぼそっとプロジェクト
ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

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盗みが止まらなかった私(179)」からのつづき・・・



リュウ (精神的虐待である)ぼくの家庭の場合は、
 明からさまな暴力はなかったし、
 よくいわれるような典型的な被虐待児の体験はないから、
 今からぼくがしゃべることは、
 そういう(典型的な虐待を受けてきた)人たちに対して
 ちょっとひどい言い方になってしまうかもしれないけど……

 むしろ、肉体的な暴力とかがあった方が
 ぼくなんか、(虐待者に対して)
 人間的な温もりを感じられたというか、
 (そういう側面があるんだよね)。

 ぼくの家族はほんと温もりがなかったというか、
 ぼくに対する関心がまずない。
 共感もしてくれないでしょ、
 ただ、もう管理するだけで。

 情緒的なコミュニケーションのできない親が、
 野生の子どもをどう育てるかというときに、
 ただ管理するだけ、みたいなのと似ていて。

 そこへもってきて、
 うちはちょっと体裁だけは保っていたから、
 親も声を荒げることはないし、
 (肉体的な暴力もないし、)
 母親も表面的にはいい大人を演じているから、
 手をあげたりもなかったんだけど、……

 その、なんていうかな、
 さっき池井多さんがいった「証拠に残らない虐待」というか
 ほんと、なんていうか、
 コントロールがすごかったかな。
 脅したり、否定したり、
 それはもう言葉で発するものもそうだし、
 言葉で発しないものも含めて。

 ぼくも育っていくにしたがって、
 親もぼくに言質を取られるような言動はしなくなったけど、
 ぼくが小さいときは、
 親も言葉に出して明からさまな脅しもあったし、
 否定もあったし、
 そういうちょっとした親の仕草とかで
 ぼくも逐一、不安になっていたし
 そうやってつねに
 親に頭が上がらない状態をつくられていた

……。
……。




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