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VOSOT ぼそっとプロジェクト
ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

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盗みが止まらなかった私(180)」からのつづき・・・


リュウ ほんらいあって然るべき
 母と子の接触なんてまるでなかったんだよね。

 まだ殴られた方が、
 なんとか母親と接触できたかもって
 思うくらいに。

 ぼくは父親には
 何度か殴られたことはあるんだけど、
 その体験の方が
 むしろ虐待的でなかったというか……

 ぼくは父親に殴られたことに関しては、
 親からの被害体験として打ち出していなくて、
 そっちの体験のほうは、
 ふだん親として接触してくれなかった父親が
 ぼくとぶつかってくれた部分だから
 どちらかというと良い印象で
 記憶に残っているんだよね。

 父親も、思わず父親の生(なま)な人間が
 そこで出ちゃった、というか。

ぼそっと池井多 なるほど。
 それこそさっきのリュウさんの言葉でいえば、

 「人間的な温もりが感じられた瞬間」

 だったわけだね。

リュウ そう、そう。

 父親がかけてくれたのはやさしい言葉じゃないけど……

 「殴るっていうのは、なでるのが早くなっただけだ」
 とよく言われるけど、
 まだ殴るという(肉体的)接触があったほうが
 何もないよりは、
 親とのあいだでコミュニケーションが成り立つ余地がある
 というか……



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