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氷川が、7、8年ぶりに手にした、佳曲だろう。幾つかの嵐を超えて、ようやく新しい境地に辿り着いた、ともいえる。いちぶに、浪曲風の節回しを、取り入れているが、私は面白い試みだと思う。これからは、いまいちの曲は排除し、佳曲以上(リメークでもいい)の曲を歌っていって欲しい。でないと、だだすべりの傾向が。新しい勢力(三山ひろし、山内惠介、福田こうへい、蒼 彦太など)に、追いつかれてしまう。 |
無題
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歌声や、外見からは、プロテストソングのシンガーという感じだ。が5、6曲聴いてみると、メッセージソングと位置づけるほうが、より正しいかも、と感じてくる。社会的な呼びかけや、若者への呼びかけはあるが、政治方面へのベクトルは薄い。激しく強い歌声、悩む人への思いと励まし。久しぶりに現れた、この強烈なパワーは、高く評価していい。 |
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シンプルな、詞とメロディー。それがシンプルに、何度も、繰り返される。普通なら、飽きてしまうが、反対に、感動に高揚してゆくところが、名曲の所以であろう。卒業式等、人生の節目の儀式に、よく使われるというが、まさに適切な選曲といえるだろう。 |
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平易に入ってくる、穏やかなメエロディー。日常を、淡々と描きながら、徐々に深みに導いてゆく。私は、特にファンではないが、この静かなる情熱、のようなリビドーは、とても好きだ。 |
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私は「北上川」のほうが好みなのだが、彼女のヒット曲のなかで、一般的には一番知られた曲であろう。もちろん、とてもいい曲だ。軽快なリズムとともに、明るく柔らかく。失恋の歌なのだが、彼女らしく、ポジティブな曲想がいい。日本の歌謡曲には、この類の歌が、とても少ない。稀な一曲と、いえるだろう。 |


