悪霊横丁de聖書乱読

沖縄在住、,仕事とお絵かきソフトがほしい,体重75キロ。

マタイ

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種の例えと小麦と雑草

13章
その日,イエスは家を出て,海のそばに座っておられた。すると,大群衆がそのもとに集まったので,舟に乗って腰を下ろされた。群衆はみな浜辺に立っていた。

それから,多くのことを例えで話してこう言われた。

「ご覧なさい,種まき人が[種を]まきに出かけました。
彼がまいていると,幾つか[の種]は道路のわきに落ち,鳥が来てそれを食べてしまいました。

ほか[の種]は土のあまりない岩地に落ち,土が深くないのですぐに生え出ました。 しかし太陽が昇ると,それは焼かれ,根がないので枯れてしまいました。

また,ほか[の種]はいばらの間に落ち,いばらが伸びて来てそれをふさぎました。

さらにほか[の種]はりっぱな土の上に落ちて実を生じるようになり,あるものは百倍,あるものは六十倍,あるものは三十倍[の実をならせました]。耳のある人は聴きなさい」。


そこで弟子たちが寄って来て,彼に言った,「例えを使って彼らにお話しになるのはどうしてですか」。

イエスは答えて言われた。

「あなた方は,天の王国の神聖な奥義を理解することを聞き入れられていますが,あの人々は聞き入れられていません。だれでも持っている人,その人はさらに与えられて満ちあふれるほどにされます。

しかし,だれでも持っていない人,その人は持っているものさえ取り去られるのです。わたしが例えを使って彼らに話すのはこのためです。

すなわち,彼らは見ていてもむだに見,聞いていてもむだに聞き,その意味を悟ることもないからです。

イザヤの預言は彼らに成就しています。それはこう述べています。

『あなた方は聞くには聞くが,決してその意味を悟らず,見るには見るが,決して見えないであろう。 この民の心は受け入れる力がなくなり,彼らは耳で聞いたが反応がなく,その目を閉じてしまったからである。1

これは,彼らが自分の目で見,自分の耳で聞き,自分の心でその意味を悟って立ち返り,わたしが彼らをいやす,ということが決してないためである』

「しかし,あなた方の目は見るゆえに,またあなた方の耳は聞くゆえに幸いです。 あなた方に真実に言いますが,多くの預言者や義人たちは,あなた方が見ているものを見たいと願いながらそれを見ず,あなた方が聞いている事柄を聞きたいと願いながらそれを聞かなかったのです。


「では,あなた方は,[種を]まいた人の例えを聴きなさい。

人が王国の言葉を聞きながらその意味を悟らない場合,邪悪な者がやって来て,その心にまかれたものをさらって行きます。これが道路のわきにまかれたものです。

岩地にまかれたもの,これはみ言葉を聞き,喜んですぐにそれを受け入れる人のことです。 けれども,自分に根がなく,一時は続きますが,み言葉のために患難や迫害が生じると,すぐにつまずいてしまいます。

いばらの間にまかれたもの,これはみ言葉を聞きますが,この事物の体制の思い煩いや富の欺きの力がみ言葉をふさぐ人のことであり,その人は実らなくなります。

りっぱな土の上にまかれたもの,これはみ言葉を聞いて,その意味を悟る人のことです。その人はほんとうに実を結び,ある者は百倍,ある者は六十倍,ある者は三十倍を生み出すのです」。


イエスは彼らに別の例えを示してこう言われた。

「天の王国は,自分の畑にりっぱな種をまいた人のようになりました。 人々が眠っている間に,その人の敵がやって来て,小麦の間に雑草をまき足して去りました。 葉が生え出て実を生み出すと,その際に雑草も現われました。

それで,その家あるじの奴隷たちがやって来て言いました,『ご主人様,畑にはりっぱな種をおまきになったのではありませんでしたか。それなのに,どうしてそこに雑草が生えてくるのでしょうか』。
彼は言いました,『敵である人がそれをしたのだ』。
彼らは言いました,『では,わたしどもが行ってそれを集めることをお望みですか』。

彼は言いました,『いや。雑草を集めるさい,小麦も一緒に根こぎにすることがあってはいけない。 収穫まで両方とも一緒に成長させておきなさい。収穫の季節になったら,わたしは刈り取る者たちに,まず雑草を集め,焼いてしまうためにそれを縛って束にし,それから,小麦をわたしの倉に集めることに掛かりなさい,と言おう』」。




イエスは彼らに別の例えを示してこう言われた。

「天の王国はからしの種粒のようです。人がそれを取って自分の畑に植えました。 実際それはあらゆる種の中で一番小さなものですが,成長したときには野菜のうちで一番大きくて木のようになり,天の鳥たちが来て,その枝の間に宿り場を見つけます」。


イエスは彼らに別の例えを話された,「天の王国はパン種のようです。女がそれを取って大升三ばいの麦粉の中に隠したところ,やがて塊全体が発酵しました」。

イエスはこれらのすべてを例えで群衆に話された。実際,例えを用いないでは話そうとされなかった。 それは預言者を通して,「わたしは例えをもって口を開き,[世の]基が置かれて以来隠されてきた事柄を言い広める」と語られたことが成就するためであった。


それから,群衆を解散させた後,[イエス]は家の中に入られた。すると弟子たちがそのもとに来て,「畑の雑草の例えをわたしたちに説明してください」と言った。

イエスは応じて言われた。
「りっぱな種をまく者は人の子です。
畑は世界です。
りっぱな種,それは王国の子たちです。
それに対し,雑草は邪悪な者の子たちであり, それをまいた敵は悪魔です。
収穫は事物の体制の終結であり,刈り取る者はみ使いたちです。

それゆえ,雑草が集められて火で焼かれるのと同じように,事物の体制の終結のときにもそのようになります。
人の子は自分の使いたちを遣わし,彼らは,すべてつまずきのもとになるものや不法を行なっている者を自分の王国から集め出し,それを火の燃える炉の中に投げ込みます。そこで彼らは泣き悲しんだり歯ぎしりしたりするでしょう。
その時,義人たちはその父の王国で太陽のように明るく輝くのです。
耳のある人は聴きなさい。

安息日の主

12章
その季節のこと,イエスは安息日に穀物畑の中を通られた。その弟子たちは飢えを覚え,穀物の穂をむしって食べ始めた。

これを見てパリサイ人たちは彼に言った,「ご覧なさい,あなたの弟子たちは安息日にしてはいけないことをしています」。

イエスは彼らに言われた。
「あなた方は,ダビデおよび共にいた人たちが飢えた時にダビデが何をしたかを読まなかったのですか。
すなわち,彼が神の家の中に入り,みんなで供え物のパンを食べたことを。
それは,彼も,また共にいた者たちも食べることを許されず,ただ祭司たちだけに[許された]ものだったのです。
またあなた方は,安息日に神殿にいる祭司たちが安息日を神聖でないもののように扱っても罪にならないことを,律法の中で読んだことがないのですか。
ところが,あなた方に言いますが,神殿より偉大なものがここにいるのです。
しかし,『わたしは憐れみを望み,犠牲を望まない』ということの意味を理解していたなら,あなた方は罪科のない者たちを罪に定めたりはしなかったでしょう。 人の子は安息日の主なのです」。


その場所を去ってから,イエスは人々の会堂に入られた。
すると,見よ,片手のなえた人がいた。それで彼らは,「安息日に[病気を]治すことは許されるだろうか」とイエスに尋ねた。彼を訴える理由を得ようとしてであった。

イエスは彼らに言われた。
「あなた方のうち,一匹の羊を持っていて,それが安息日に穴に落ち込んだ場合,それをつかんで引き出さない人がいるでしょうか。
どう考えても,人は羊よりずっと価値のあるものではありませんか。それで,安息日にりっぱなことをするのは許されているのです」。

それから,その人に向かって,「あなたの手を伸ばしなさい」と言われた。
それで彼が伸ばすと,それは元どおりになり,他方の手のように健やかになったのである。

しかしパリサイ人たちは出て行き,イエスを滅ぼそうとして相談した。

イエスはこれを知って,そこから退かれた。大勢の者もそのあとに従ったが,イエスはその人々をみな治された。

しかし,ご自分のことを明らかにしないようにと彼らに厳重に言い渡された。それは,預言者イザヤを通して語られたことが成就するためであった。彼はこう言ったのである。

「見よ,わたしが選んだわたしの僕,わたしの魂が是認したわたしの愛する者! わたしは自分の霊を彼の上に置き,彼は,公正とは何かを諸国民に明りょうにするであろう。彼は言い争わず,声を上げて叫ばず,まただれとて大通りでその声を聞くのでもない。 彼は打ち傷のついた葦を砕かず,くすぶる亜麻の灯心を消さず,やがて公正を成功裏に送り出す。 まさに,諸国民は彼の名に望みをかけるであろう」。


そのとき人々は,悪霊に取りつかれた,盲目で口のきけない人を彼のもとに連れて来た。そして,イエスはその人を治されたので,口のきけなかった人はものを言い,また見えるようになった。

そこで,群衆は皆ただあっけにとられ,「もしかしたらこれがダビデの子ではなかろうか」と言いだした。

これを聞いてパリサイ人たちは言った,「この男が悪霊を追い出すのは,悪霊どもの支配者ベエルゼブブによる以外にはない」。

その考えを知ってイエスは彼らにこう言われた。「内部で分裂している王国はすべて荒廃に帰し,また内部で分裂している都市や家はすべて立ち行かないでしょう。

同じように,サタンがサタンを追い出すなら,サタンは内部で分裂していることになります。そうしたら,彼の王国はどのようにして立ち行くでしょうか。

そのうえ,仮にわたしがベエルゼブブによって悪霊を追い出すとすれば,あなた方の子らはだれによってこれを追い出すのですか。このゆえに,彼らはあなた方を裁く者となるでしょう。

しかし,わたしが悪霊たちを追い出すのが神の霊によるのであれば,神の王国はほんとうにあなた方に及んだのです。

また,まず強い人を縛ってからでなければ,どうしてその強い人の家に侵入してその人の家財を奪えるでしょうか。縛ってから,その家の物を強奪するのです。 わたしの側にいない者はわたしに敵しており,わたしと共に集めない者は散らすのです。

「このようなわけであなた方に言いますが,人はあらゆる種類の罪や冒とくを許されますが,霊に対する冒とくは許されません。たとえば,人の子に逆らう言葉を語るのがだれであっても,その者は許されるでしょう。

しかし,聖霊に言い逆らうのがだれであっても,その者は許されないのです。この事物の体制においても,また来たるべき[体制]においてもです。

「あなた方は木をりっぱにしてその実もりっぱにするか,あるいは木を腐らせてその実も腐らせるかのいずれかにしなさい。木はその実によって知られるのです。

まむしらの子孫よ,あなた方は邪悪な者であるのに,どうして良い事柄を語れるでしょうか。心に満ちあふれているものの中から口は語るからです。善良な人は自分の良い宝の中から良いものを出し,邪悪な人は自分の邪悪な宝の中から邪悪なものを出します。

あなた方に言いますが,人が語るすべての無益なことば,それについて人は裁きの日に言い開きをすることになります。 あなたは自分の言葉によって義と宣せられ,また自分の言葉によって有罪とされるのです」。

その時,書士とパリサイ人の幾人かが彼に対する答えとしてこう言っ「師よ,わたしたちはあなたからのしるしを見たいのですが」。

イエスは答えて彼らに言われた。
「邪悪な姦淫の世代はしきりにしるしを求めますが,預言者ヨナのしるし以外には何のしるしも与えられないでしょう。 ヨナが巨大な魚の腹の中に三日三晩いたように,人の子もまた地の心に三日三晩いるのです。
ニネベの人々は裁きの際にこの世代と共に立ち上がり,この[世代]を罪に定めるでしょう。彼らはヨナの宣べ伝えることを聞いて悔い改めたからですが,見よ,ヨナ以上のものがここにいるのです。
南の女王は裁きの際にこの世代と共によみがえらされ,この[世代]を罪に定めるでしょう。彼女はソロモンの知恵を聞くために地の果てから来たからですが,見よ,ソロモン以上のものがここにいるのです。


「汚れた霊は,人から出て来ると,休み場を捜し求めて乾ききった所を通りますが,どこにも見いだせません。 そこで,『出て来た自分の家に戻ろう』と言います。そして,着いてみると,それは空いていますが,きれいに掃かれ,飾りつけられています。
そこで,出かけて行って,自分より邪悪な七つの異なった霊を連れて行き,彼らは中に入ってそこに住みつきます。こうして,その人の最終的なありさまは最初より悪くなります。この邪悪な世代もそのようになるでしょう」。

イエスがまだ群衆に話しておられる間に,見よ,その母と兄弟たちが彼に話そうとして外に立った。それで,ある人が彼に言った,「ご覧なさい,あなたのお母さんと兄弟たちが外に立ってあなたに話そうとしています」。

イエスはそれを告げている者に答えて言われた。
「わたしの母とはだれですか。またわたしの兄弟たちとはだれのことですか」。

それから,自分の弟子たちのほうに手を差し伸べて,こう言われた。
「ご覧なさい,わたしの母とわたしの兄弟たちです! だれでも天におられるわたしの父のご意志を行なう人,その人がわたしの兄弟,また姉妹,また母なのです」。

イエスのくびき

11章
さて,自分の十二弟子に指示を与え終えると,イエスは,諸都市で教えまた宣べ伝えるために,そこから出かけて行かれた。

しかし,牢屋の中でキリストの業について聞いたヨハネは,自分の弟子たちを使いとして送り,「あなたが来たるべき方なのですか。それとも,わたしたちはほかの方を待つべきでしょうか」と彼に言った。

イエスは答えて彼らに言われた。
「行って,あなた方が聞いたり見たりしている事柄をヨハネに報告しなさい。 盲人は再び見,足なえの人は歩き回り,らい病の人は清められ,耳の聞こえなかった人は聞き,死人はよみがえらされ,貧しい人々には良いたよりが宣明されています。 わたしにつまずきのもとを見いださない人は幸いです」。


これらの者が去って行くと,イエスはヨハネについて群衆にこう言い始められた。
「あなた方は何を眺めに荒野に出て行ったのですか。風に揺れる葦ですか。 では,何を見に出て行ったのですか。柔らかな衣で装った人ですか。柔らかな衣を着けた人なら王たちの家にいるのです。 では,いったいなぜ出て行ったのですか。預言者を見るためですか。そうです,しかも,あなた方に言いますが,預言者をはるかに上回る者です。

これは,その人について,『見よ,わたし自らあなたの顔の前にわたしの使者を遣わす。その者はあなたの前にあなたの道を備えるであろう!』と書かれている人です。

あなた方に真実に言いますが,女から生まれた者の中でバプテストのヨハネより偉大な者は起こされていません。しかし,天の王国において小さいほうの者も彼よりは偉大です。

ただ,バプテストのヨハネの日から今に至るまで,天の王国は人々の押し進む目標となっており,押し進んでいる者たちはそれをとらえつつあります。 すべて,つまり預言者たちと律法とは,ヨハネに至るまで預言したからです。 そして,あなた方が受け入れることを望むなら,彼こそ,『来ることに定められているエリヤ』なのです。耳のある人は聴きなさい。

「わたしはこの世代をだれになぞらえましょうか。それは,幼子たちが市の立つ広場に座って,自分の遊び仲間に叫ぶのに似ています。
こう言うのです。『あなたたちのためにフルートを吹いたのに,あなたたちは踊らなかった。わたしたちが泣き叫んだのに,あなたたちは身をたたいて悲しまなかった』。

これと同じように,ヨハネが来て食べたり飲んだりしないと,『彼には悪霊がいる』と人々は言い,人の子が来て食べたり飲んだりすると,『見よ,食い意地の張った,ぶどう酒にふける男,収税人や罪人たちの友』と言います。

しかしやはり,知恵はその働きによって義にかなっていることが示されるのです」。



それから[イエス]はご自分の強力な業の多くがなされた都市を非難し始められた。それらが悔い改めなかったからである。

「コラジンよ,あなたは災いです!
ベツサイダよ,あなたは災いです!
あなた方の中でなされた強力な業がティルスやシドンでなされていたならば,彼らは粗布と灰の中でずっと以前に悔い改めていたからです。
したがって,あなた方に言いますが,裁きの日には,あなた方よりティルスやシドンのほうが耐えやすいでしょう。

そしてカペルナウムよ,
あなたが天に高められるようなことがあるでしょうか。
あなたはハデスにまで下るのです。
あなたの中でなされた強力な業がソドムでなされていたならば,[ソドム]は今日この日に至るまで残っていたからです。
それであなた方に言いますが,裁きの日には,あなたよりソドムの地のほうが耐えやすいでしょう」。



その時,イエスはこたえ応じて言われた。

「天地の主なる父よ,わたしはあなたを公に賛美します。
あなたはこれらのことを賢くて知能のたけた者たちから隠し,それをみどりごたちに啓示されたからです。
そうです,父よ,このようにするのは,あなたのよみされるところとなったのです。
すべてのものは父によってわたしに渡されており,父をほかにすればだれも子を十分には知らず,また,子と子がすすんで啓示する者をほかにすれば,だれも父を十分には知りません。

すべて,労苦し,荷を負っている人よ,わたしのところに来なさい。
そうすれば,わたしがあなた方をさわやかにしてあげましょう。
わたしのくびきを負って,わたしから学びなさい。
わたしは気質が温和で,心のへりくだった者だからです。
あなた方は自分の魂にとってさわやかなものを見いだすでしょう。
わたしのくびきは心地よく,わたしの荷は軽いのです」。

王国伝道の指示

10章
それから[イエス]はご自分の十二弟子を呼び寄せ,汚れた霊たちを制する権威をお与えになった。それを追い出し,あらゆる疾患とあらゆる病を治すためであった。

十二使徒の名は次のとおりである。まず,ペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ,ゼベダイの[子]ヤコブとその兄弟ヨハネ,フィリポとバルトロマイ,トマスと収税人マタイ,アルパヨの[子]ヤコブとタダイ,カナナイ人シモンとユダ・イスカリオテである。この[ユダ]は後に[イエス]を裏切った。

イエスはこれら十二人を遣わして,この命令をお与えになった。「諸国民の道に行ってはならず,またサマリア人の都市に入ってはなりません。 そうではなく,いつもイスラエルの家の失われた羊のところに行きなさい。 行って,『天の王国は近づいた』と宣べ伝えなさい。病気の人を治し,死んだ者をよみがえらせ,らい病人を清め,悪霊を追い出しなさい。あなた方はただで受けたのです,ただで与えなさい。あなた方の腰帯の財布のために金や銀や銅を手に入れてはならず, また,旅のための食物袋も,二枚の下着も,またサンダルや杖も[手に入れては]なりません。働き人は自分の食物を受けるに価するのです。

「どんな都市または村に入っても,そこにいるふさわしい人を捜し出し,去るまではそこにとどまりなさい。 その家の中に入るときには,家の者たちにあいさつをしなさい。そして,その家がふさわしいなら,あなた方の願う平安をそこに臨ませなさい。

しかし,もしふさわしくないなら,あなた方からの平安をあなた方のもとに帰らせなさい。どこでも,人があなた方を迎え入れず,またあなた方の言葉を聴かない所では,その家またはその都市から出る際に,あなた方の足の塵を振り払いなさい。

あなた方に真実に言いますが,裁きの日には,その都市よりもソドムとゴモラの地のほうが耐えやすいでしょう。

「ご覧なさい,わたしはあなた方を,おおかみのただ中にいる羊のように遣わすのです。それゆえ,蛇のように用心深く,しかもはとのように純真なことを示しなさい。

人々に用心していなさい。人々はあなた方を地方法廷に引き渡し,また自分たちの会堂でむち打つからです。 いえ,あなた方はわたしのために総督や王たちの前に引き出されるでしょう。彼らと諸国民に対する証しのためです。

しかし,人々があなた方を引き渡すとき,どのように,または何を話そうかと思い煩ってはなりません。話すべきことはその時あなた方に与えられるからです。 話すのは単にあなた方ではなく,あなた方の父の霊が,あなた方によって話すのです。

さらに,兄弟が兄弟を,父が子供を死に渡し,また子供が親に逆らって立ち上がり,彼らを死に至らせるでしょう。 そしてあなた方は,わたしの名のゆえにすべての人の憎しみの的となるでしょう。

しかし,終わりまで耐え忍んだ人が救われる者です。

人々がある都市であなた方を迫害するときには,別の[都市]に逃げなさい。

あなた方に真実に言いますが,人の子が到来するまでにあなた方がイスラエルの諸都市を回り尽くすことは決してないからです。


「弟子は師より上でなく,奴隷も主より上ではありません。 弟子が自分の師のように,また奴隷が自分の主のようになれば,それで十分です。人々が家あるじをベエルゼブブと呼んだのであれば,ましてその家の者たちをそのように[呼ばないでしょうか]。 それゆえ,彼らを恐れてはなりません。

覆われているもので,覆いを外されないものはなく,知られないで終わる秘密はないからです。

わたしが闇の中で告げることを,光の中で言いなさい。また,ささやかれて聞くことを,屋上から宣べ伝えなさい。

そして,体を殺しても魂を殺すことのできない者たちを恐れてはなりません。むしろ,魂も体も共にゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

すずめ二羽はわずかな価の硬貨ひとつで売っているではありませんか。それでも,あなた方の父の[知ること]なくしては,その一羽も地面に落ちません。 ところが,あなた方の頭の毛までがすべて数えられているのです。それゆえ,恐れることはありません。あなた方はたくさんのすずめより価値があるのです。


「それゆえ,人の前でわたしとの結びつきを告白する者はみな,わたしも天におられるわたしの父の前でその者との結びつきを告白します。

しかし,だれでも人の前でわたしのことを否認する者は,わたしも天におられるわたしの父の前でその者のことを否認します。

わたしが地上に平和を投ずるために来たと考えてはなりません。平和ではなく,剣を投ずるために来たのです。 わたしは分裂を生じさせるため,男をその父に,娘をその母に,若妻をそのしゅうとめに敵対[させるために]来たからです。

実際,人の敵は自分の家の者たちでしょう。 わたしに対するより父や母に対して愛情を抱く者はわたしにふさわしくありません。また,わたしに対するより息子や娘に対して愛情を抱く者はわたしにふさわしくありません。

そして,だれでも自分の苦しみの杭を受け入れてわたしのあとに従わない者は,わたしにふさわしくありません。 自分の魂を見いだす者はそれを失い,わたしのために自分の魂を失う者はそれを見いだすのです。


「あなた方を迎える者はわたしをも迎えるのであり,わたしを迎える者は,わたしを遣わした方をも迎えるのです。 預言者であるということで預言者を迎える者は預言者の報いを得,義人であるということで義人を迎える者は義人の報いを得るでしょう。

そして,弟子であるということでこれら小さな者の一人にほんの一杯の冷たい飲み水を与える者がだれであっても,あなた方に真実に言いますが,その者は自分の報いを決して失わないでしょう」。

イエスの日常

9章14節
その時,ヨハネの弟子たちが彼のところに来てこう尋ねた。
「わたしたちとパリサイ人たちは断食を励行しているのに,あなたの弟子たちが断食をしないのはどうしてですか」。

そこでイエスは彼らに言われた,
「花婿の友人たちは,花婿が共にいるかぎり,嘆き悲しむ理由がないではありませんか。しかし,花婿が彼らから取り去られる日が来ます。その時,彼らは断食をするでしょう。
縮んでいない布の継ぎ切れを古い外衣に縫いつける人はいません。その満ちた力が外衣を引っ張り,裂け目はいっそうひどくなるからです。
また人は,新しいぶどう酒を古い皮袋に入れることもしません。もしそうすれば,皮袋は張り裂け,ぶどう酒はこぼれ出て,皮袋はだめになります。やはり人は,新しいぶどう酒を新しい皮袋に入れます。そうすれば,両方とも保たれるのです」。



[イエス]がこれらのことを彼らに話しておられるうちに,見よ,そばに寄って来ていたある支配者が彼に敬意をささげながらこう言った。
「今ごろはもう,私の娘は死んでしまったに違いありません。でも,おいでになって,手をその上に置いてくだされば,[娘]は生き返ることでしょう」。

そこでイエスは立ち上がって,彼のあとに付いて行かれた。弟子たちもそうした。

すると,見よ,十二年のあいだ血の流出に悩む女が後ろに寄って来て,彼の外衣の房べりに触った。
彼女は,「あの方の外衣に触るだけで,わたしはよくなる」と,自分に言いつづけていたのである。

イエスは振り向き,彼女に気づいて言われた。
「娘よ,勇気を出しなさい。あなたの信仰があなたをよくならせました」。そして,その時以来,女はよくなったのである。



さて,支配者の家に入って,フルートを吹く者たちや騒々しく騒ぎまわる群衆をご覧になった時,イエスは,「そこをどきなさい。この少女は死んだのではない,眠っているのです」と言いだされた。

これを聞いて人々は彼のことをあざ笑いだした。

群衆が外に出されると,[イエス]はすぐに中に入り,[少女]の手をつかまれた。すると,少女は起き上がったのである。

言うまでもなく,この事に関する話はその地方全体に広まった。


イエスがそこから進んで行かれると,二人の盲人が,「ダビデの子よ,わたしたちに憐れみをおかけください」と叫びながらあとに付いて来た。 彼が家の中に入ると,盲人たちはそのもとにやって来た。

それでイエスは,「あなた方は,わたしにそれができるという信仰がありますか」とお尋ねになった。彼らは,「はい,主よ」と答えた。

そこで[イエス]は彼らの目に触り,「あなた方の信仰どおりのことが起きるように」と言われた。

すると,彼らの目は見えるようになったのである。

ついでイエスは,「だれにも知られないようにしなさい」と厳しく言い渡された。
しかし彼らは,外に出てから,[イエス]のことをその地方全体に言い広めた。


さて,彼らが去って行くとき,見よ,人々は悪霊に取りつかれた口のきけない人を[イエス]のもとに連れて来た。 そして,悪霊が追い出されると,口のきけなかったその人はものを言った。

そこで群衆は非常な驚きを感じ,「このようなことはイスラエルでいまだかつて見たことがない」と言った。

しかしパリサイ人たちは,「彼が悪霊を追い出すのは悪霊たちの支配者によるのだ」と言いだした。



それからイエスはすべての都市や村を回る旅に出かけて,人々の会堂で教え,王国の良いたよりを宣べ伝え,あらゆる疾患とあらゆる病を治された。 また,群衆を見て哀れみをお感じになった。彼らが,羊飼いのいない羊のように痛めつけられ,ほうり出されていたからである。

そこで,弟子たちにこう言われた。
「確かに,収穫は大きいですが,働き人は少ないのです。 それゆえ,収穫に働き人を遣わしてくださるよう,収穫の主人にお願いしなさい」。

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