日米の沖縄返還協定に関する外交機密を不法に入手したとして、有罪が確定した元毎日新聞記者の西山太吉さんが、「不当な起訴で名誉を傷付けられた」などとして国に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(藤田宙康裁判長)は2日、西山さん側の上告を棄却する決定をした。 西山さんの敗訴が確定した。 西山さんは昭和46年、親密な関係にあった外務省女性職員から、沖縄返還に関する日米の密約合意を示す文書を入手。 翌47年に女性職員とともに、国家公務員法違反罪で起訴され、53年に最高裁で執行猶予付きの有罪が確定している。 西山さんは「平成12〜14年に米側の公文書が公開されたことで密約の存在が明らかになった。密約は違憲なので国家公務員法違反に当たらない」と主張していた。 西山さんは、起訴から20年以上経過した平成17年に提訴。 1、2審は、密約について判断せず、民法の時効の規定(除斥期間)を適用して請求を退けた。 第3小法廷も密約には触れなかった。 沖縄が日本に返還された時、アメリカとの密約を暴露した。
しかし取材方法に問題が有ったとして1972年に毎日新聞政治部記者・西山太吉と外務省の女性事務官が逮捕された事件。 国会では旧社会党の「横路孝弘議員」が暴露し、当時東京地検検事の「佐藤道夫」が起訴状を書いた。 現在は2人とも民主党議員。 2人が起訴された為に、国民の注目は「密約問題」よりも取材方法の「男女関係スキャンダル」に集まってしまった・・・。 毎日新聞が経営不振に陥るほどの影響が出たため、他社も密約そのものの追及に及び腰になり、密約事件は尻すぼみに終わった。 この結果、毎日新聞は経営危機になり創価学会機関紙「聖教新聞」の印刷所。東京放送(TBS)は新聞社系の安定株主がいない放送局になった。 『週刊新潮』は西山氏の責任を徹底して追及。 “政府に逆らうべきではない” この「教訓」を与えようとしたマスメディア関係者も数多く存在した。 その後2002年、米国公文書館の公開で「密約の存在」を示す文書が見付かり、 西山氏は2005年4月、政府に対し損害賠償と謝罪を求めて提訴した。 2006年当時の外務省アメリカ局長吉野文六が、関係者として初めて「密約の存在」を認め、当時の「河野洋平外相」から沖縄密約の存在を否定するよう要請されたと証言。 政府の説明責任については “虚偽の発言を繰り返しても誰一人責任を問われることは無い” という事実上の免責を許してしまった。 日本が「中国の情報非公開性」を批判する資格はない。 「本当の意味での日本の恥」という指摘も出ている・・・。 日本の「増すゴミ」が「正義」を捨て「金」の為に大きく転換した事件だった・・・。 この言葉は「増すゴミ」界で、しっかりと守られている。 ・・・司法関係は昔から〜〜〜。 『沖縄密約「情報犯罪」と日米同盟』 西山太吉(岩波新書) |
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おはようございます。
また勉強になる記事、読ませて頂きました。創価学会の印刷所になったとはビックリです。「政府に逆らうな」ですか。ひっくり返したいですね。レジスタンスを結成して連中を吊るし上げたいです。こう言う問題は挙げたらきりがないのでしょうが、もういい加減抱沢山ですね。知らんフリの国民と、好き放題の政治家。この現状を黙って見ていられません(怒)
傑作!!
2008/9/3(水) 午前 5:49 [ fou**ros*s_br*ck ]
孤高の隼さん。
毎日新聞は取材スキャンダルで国民のボイコットにあい倒産しそうになった。
その為に「聖教新聞」の印刷所となり、東京放送(TBS)の株を売って生き残った。
この事件以前は「毎日新聞」も「東京放送」も、まともだった・・・気がするが・・・。
国民は「密約問題」よりも「男女関係スキャンダル」に関心が有ったのです。
西山太吉氏は国民の意識レベルを見誤った・・・。
東京地検検事だった佐藤道夫民主党議員に負けたのです。
国家犯罪をリークすると逆に検察から「でっち上げ(冤罪)」の犯罪者にされるから要注意。
2008/9/3(水) 午前 9:03
私の住んでいる国でなら、裁判にもならないでしょう。
命の保証がないから。
中部の街ダナンでの汚職事件、裁判所で被告から新証言が出た時点で即時閉廷となりました。
つい最近のことです。
2008/9/3(水) 午前 10:37
ベトナムオフロードさん。
ベトナム政府開発援助(ODA)事業をめぐる贈賄事件で日本側は逮捕されましたが、裁判になればたいした刑にはならないと思います。
ベトナム側の政府高官はどうなりますかね?
只で橋や道路が出来るから、賄賂を取っても何も問題にならない?
日本側の「勝手のカラス」ですか・・・。
2008/9/3(水) 午後 0:01
七十二年といえば大阪万博が終わり、ビートルズが解散して間もない頃。マスコミ界でこのような出来事が起きていたとは知りませんでした。
真実を暴露することが犯罪になるとは、まさに恐ろしい事件ですね。
私はまだ冤罪の実態を伝えなければならないことがあるけれど、そのうち狙われるかも(笑)
恐ろしいですね。
2008/9/4(木) 午前 1:47
ファイトさん。
政府の犯罪を暴露すると、徹底的に身辺調査をされ、
微罪を探し出し大罪の様に吹聴される。
同調者には脅しも入り、偽証を迫られるようです。
国交省の「耐震偽装の隠蔽」を告発した「イーホームズ」の藤田東吾氏が良い例。
告発者・国家・増すゴミの関係が良く判ります・・・。
藤田東吾
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E7%94%B0%E6%9D%B1%E5%90%BE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファイトさん自身には、もう無いと思いますが・・・。
2008/9/4(木) 午前 2:59
戦時中もそうだったと思うんですが、やはり最終的には国民の精神性が問われますね。国民自身が目を向ける所を間違っている訳ですものね…。
2008/9/4(木) 午前 4:55 [ fou**ros*s_br*ck ]
孤高の隼さん。
日本人の特徴かも・・・。
当事者になるよりは、傍観者でいたい。
難しい話題よりは、身近な話題。
これが政治にも繋がっている。
面倒な事や大切な事は人任せにしてしまう。
現在の自分が幸せなら、他の事には関心がないのです・・・。
2008/9/4(木) 午後 0:10
暗黒裁判でしたね! 公文書公開と吉野元駐米大使を引っ張り出せばと思う。 是非は別にして核密約もあるのですよ。
2008/9/5(金) 午後 1:57 [ asobinotennsai ]
asobinotennsaiさん。
日本の司法制度の元では、悪党のやりたい放題。
公文書が公開される頃には、当然「時効」になっている。
政府は司法と手を組む「最強」タッグ。
更に警察・検察まで取り込んでいるから「鬼に金棒」
来年からは「裁判員制度」で国民が責任を負わされる・・・。
2008/9/6(土) 午前 1:21