どうなっちゃうの?日本の将来

県から土地の寄附を強要されている。すでに占有されて竹島状態・・・。

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歴史と古典落語

桂枝雀の『代書屋』




代書
上方落語の演目の一つ。「代書屋」とも呼ばれる。

昭和10年代、大阪市東成区今里の自宅で副業として(一般)代書人(今日の行政書士のルーツ)を営んでいた4代目桂米團治が、その経験から創作した新作落語で、1939年4月初演。
原典は雑誌『上方はなし』第46集(1940年5月発行)に掲載されている。

この『代書』では、従来の落語で使われてきたクスグリが一つも使われていないことが、作者の自慢であった。
発表当時から人気作となり、米團治が高座に上がると客席から「代書屋!」「代書!」と叫ぶリクエストが絶えなかったという。
米團治から直弟子である3代目桂米朝に伝えられたが、米朝は3代目桂春團治と2代目桂枝雀に付けた(伝授した)後は、彼らの十八番となったこともあり、高座に掛けなくなった。
米朝の息子である5代目桂米團治(前・桂小米朝)も5代目米團治の襲名にあたり『代書』に力を入れている。

現在では上方の新作落語の中でも半ば古典に近い存在となり、東京にも移植されている。
2代目桂小南をはじめ3代目柳家権太楼、古今亭寿輔など多くの落語家が手掛け、東西とも広く親しまれている名作である。

桂枝雀
1984年(昭和59年)3月28日東京歌舞伎座にて「第一回桂枝雀独演会」を開催。
会場では大入り袋が出た。
桂雀々 、桂べかこ(後の3代目桂南光)が前座に入り、枝雀は「かぜうどん」を演じた後で中入りとし、前後編に分けることの多い「地獄八景亡者戯」を一気に演じきった。
終了後は緞帳が下りても観客の拍手が鳴り止まず、再び緞帳を開き感謝の挨拶を行った。

上岡龍太郎が20歳頃に米朝の弟子になろうとしたが、米朝宅で枝雀(当時は小米)を見かけ、かなわないと思い弟子入りをあきらめたという。
上岡は枝雀を「幻の兄弟子」として尊敬し続け、自身が司会の『EXテレビ』にて笑いの理論「緊張の緩和」についてのインタビューを行ったこともある。


米朝一門会で演じた際には枝雀が前トリであったことから、トリの米朝から
「ほんまは大食いのオチなんですけど、あんな派手な噺やなかったんですが……」


『代書』が創作されてから70周年にあたる2009年には、4代目米團治のかつての代書屋跡でもある大阪市東成区役所敷地の一隅に、地元の有志団体「東成芸能懇話会」ほかの発起により、大阪市ほかの協力を受けて、4代目米團治の顕彰碑が建立された。
同年5月2日の除幕式には桂米朝らゆかりの人々も出席し、東成区民ホールでは5代目米團治によって『代書』が口演された。


四代目桂米團治記念碑
http://youtu.be/Kute4tRn1HA




弟子の桂南光が語る 『代書』アレンジの理由



後に、登場人物の職業を「ガタロ」から「ポン菓子屋」に変えたらしい。
「ポン菓子屋」に成ってからの話は聞いた事が無かった・・・。


ガタロ
「河太郎」(河童)がなまって「ガタロ」。
関西では年寄りとか普通に使う言葉。 

恐らく、抗議が殺到したからだと思うが・・・。






付録
「3代目桂春團治と2代目桂枝雀に付けた(伝授した)後は、彼らの十八番となったこともあり、高座に掛けなくなった」

その幻の話です。

米朝・代書 01.wmv
http://youtu.be/L2865ELCux0

米朝・代書 02.wmv
http://youtu.be/ILhBGLrstvc

米朝・代書 03.wmv
http://youtu.be/Ng91C3zHOao


桂米朝
落語研究家としても活動を行い、一度滅んだ噺を文献から発掘したり、落語界の古老から聴き取り調査をして多数復活させている。
入門当時には衰微を来たしていた上方落語の復興を願い、共に上方落語四天王と讃えられた6代目笑福亭松鶴、3代目桂小文枝(後の5代目桂文枝)、3代目桂春団治らと東奔西走して尽力した。
現在の上方落語の隆盛は米朝・松鶴らの功績であるというのが衆目の一致する処である。

「米朝師匠」は「古典落語」(昔の話)をする時、観客に判らないと思われる「言葉」をマクラで説明して、出来るだけ昔のままに演じていた。

だから「歴史」として、非常に興味のある話が多かったのだが・・・。



弟子達はバラエティーに富んでいた
月亭可朝・桂枝雀・桂ざこば・桂吉朝・桂米團治(長男)・桂すずめ(女優:三林京子)など

桂すずめ(女優:三林京子)
大阪芸術大学短期大学部専任教授、女優。
過去に文化審議会委員と大阪府教育委員などを務めた。


どれを取っても、米朝の弟子とは思えない面々が揃っている。
その中で、米朝に近いと思われたのは「桂吉朝」だったが「桂枝雀」同様、既に早世している。

2002年の東京・歌舞伎座の口演を最後に一線を退く。
11月3日、演芸人として史上初の文化功労者顕彰を受ける。










おまけ
「関東の落語、関西の漫才」だと育って来たので、上方落語に関心を持ったのは近年。
昨年なくなった「立川談志師匠」も「代書屋」を演じている。

立川談志 代書屋 1/3
http://youtu.be/s7BWltHYPic

立川談志 代書屋 2/3
http://youtu.be/fa92KcuIE0E

立川談志 代書屋 3/3




デキとしては、良くないと思う。
では何故演じたのか?

放送禁止用語が発表された時「立川談志師匠」は猛反発をしていた。
「床屋」もその中に入っていたので、これでは落語が出来ないと言っていた。


恐らく、人気の演目なのに「桂枝雀師匠」が割愛してしまった朝鮮半島の下りを演じたかったのだと思う。
本当の話は、こうだったと言いたかったのではないか?



「桂枝雀師匠」が何故、後半をカットしてしまったのか?
これだけ受けていた話の登場人物の職業を何故変更したのか?
何故、絶頂期に「自殺」をしてしまったのか?


この辺の答えが有る様な気がする。
画像の話は、絶頂期の物らしい。


これからの「代書屋」は「桂枝雀師匠」の話が継承されていくのだと思うが・・・。


笑いの為に、時代背景が消えてしまうかも〜〜〜



立川談志
タブーを物ともしない過激ぶりで有名なのが吉本興業批判。
自著で初代桂春団治が晩年非業の死を遂げたという例をあげ「あそこ(吉本興業)の使い捨て体質は戦前から(創業時からの伝統)なんだよ」と批判しており、吉本が東京に進出して以降、テレビの出番が減っている。
自他共に認める、無鉄砲なまでの冗談・いたずら好きであり、洒落か本気かわからぬ行動によるこの種の武勇伝は極めて多い。
エピソードの一つとして、レポーターやナレーション業で知られる「神太郎」が付き人だった時の話がある。
地方興行の折、夜中に突如「トランプを買ってこい!」と無理難題を押しつけられたが、機転を利かせた神はバーへ行き、バーテンダーからトランプを調達して、談志を唸らせたという。


桂南光について
東西の落語家が集まる酒席で、泥酔して、談志に「あんたの落語は素晴らしいけど、あんたがマスコミやら何やらで、下らない話をするのはがまんがならん。もし生活のためにやってはるんやったら、贅沢はさせてあげられまへんけど、あんた一人ぐらい私が面倒みてあげますさかい、落語に専念しなはれ」と暴言を吐いた時に、
談志は「ま、いろいろあるんだよ」と言って笑って咎めず、その後弟子一同に対し、桂南光と言う男はなかなかの男だから、関わる際には失礼の無いようにと申し渡した。
この話をテレビ番組の対談で南光から直接聞いた談志の弟子の志の輔は、師匠から大体の話しは聞いていましたが、そこまでとは、東京の落語家では偉い人でも(大師匠クラスを指すと思われる)そこまで言える人はいません、恐れ入りましたと語った。

3代目桂米朝について
桂米朝とは若手時分より大阪や東京での米朝独演会に参加する、「兄貴」と呼ぶ(入門は米朝が1947年、談志が1952年)など友好関係を築いている。
また「米朝さん」と呼んでいるなど敬意を表し、「滅亡寸前の上方落語の中興の祖」と評している。

2代目桂枝雀について
2代目桂枝雀の「笑いは緊張と緩和」であると主張したこと(緊緩理論)を支持していたが、当の枝雀の芸に対しては「好きになれない」と低い評価をしていた。
ただし、志ん朝の死後「(志ん朝は)さっさと死にやがって、俺は死にたくても死ねないのに…(桂枝雀の死は自殺と言われている)。志ん朝と言い、枝雀と言い、俺がライバルと思ったやつはみんな先に死んでしまう。死なれちゃあ、勝てないじゃないか」と彼独特の表現でその死を悼んでいる。



桂南光が語る「師匠」の姿







落語は笑わせるだけの話では無い。関心する話や泣かせる話もある。

「増すゴミ」の安っぽい笑いに勝つ為には、しかたが無いのか・・・。

















閉じる コメント(2)

明けましておめでとうございます。
僕はてっきり上方落語は江戸の落語の亜流だと思っていました。
枝雀師匠と談志師匠の「代書屋」、後ほどゆっくり聞き比べてみます。
今年もよろしくお願いいたします。

2012/1/2(月) 午前 9:41 aroma

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アローマさん。
志ん朝・談志師匠亡き後、上方落語にハマっています。
こちらこそ、宜しく〜。

2012/1/3(火) 午前 8:15 w19*9t*ka


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