第22回『サラリーマン川柳』ベスト10発表
1位は「しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ」
第一生命保険は22日、今年で22回目となる『サラリーマン川柳コンクール』のベスト10を発表。
1位は4119票を獲得した「しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ」(オーマイガットさん)に決定。
ベスト10には、このほかサラリーマンならではの哀愁とおもしろさ溢れる作品が並んだ。
今年で22回目を迎えた同コンクールは、応募総数2万1455句の中から2月に入選作100句を公表。
その後、一般投票(2月9日から3月13日まで)を行ってベスト10が決定。
1位の「しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ」が、妻の太りゆく様を詠んいるほか、ベスト10内には「朝バナナ 効果があったのは お店だけ」(4位)、「やせたのは 一緒に歩いた 犬の方」(5位)など、メタボやダイエットにちなんだ作品が目立った。
また、特別審査員賞として山田五郎賞ベスト10も発表。
山田氏は「投稿作品の数の多さとレベルの高さに驚きました」とコメントを寄せた。
最終更新:5月22日16時43分配信 オリコン
俳句は理解するのに、時間がかかるけど〜、
川柳なら、すぐに理解できるよね〜。
・・・正岡子規に怒られるかなぁ。
現在わたしたちが「川柳」と呼んでいる短詩文芸の名称が定着したのは、俳句と同様、明治以降のことです。
本来は、川柳風狂句とか川柳狂句とか称したもので、江戸の末期から恣意的には川柳とも呼んでいましたが、文芸そのものの近代化とともに、「川柳」が固定した呼び方となりました。これには、他の文芸には例のない特殊な経緯があります。
というのも、この「川柳」というのは個人の名(俳名)で、江戸時代末期に登場した前句附というものの点者(宗匠)に由来します。
江戸は浅草新堀端の天台宗竜宝寺門前(現・台東区蔵前四丁目)の名主で、柄井八衛門(通称正通 1718〜90)という人が、宗匠となって名のった俳名が川柳(かわやなぎ)、この人が現在に受け継がれる十七音独立文芸の祖となりました。
「孝行のしたい時分に親はなし」など、人口に膾炙した句で知られる代表的な選句集に「誹風柳多留」があります。
十八世紀後半の江戸で、最も高名な点者として三十三年間、多くの名句を世に出し、寛政二年九月二十三日、七十二歳で没しました。
菩提寺の竜宝寺には「木枯や跡で芽をふけ川柳」という辞世の碑があり、毎年の命日には同寺で川柳忌が営まれています。
(尾藤三柳)
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