先日ある医学博士による「放射線の健康問題をふりかえる」と題した講演を聞きました。
聞いたこと曖昧に覚えていて
個人の見解になります。
内容的には1Fで起こった事故で放射能(線)は爆発した直後に降った灰を浴びるとよくないし、地面に落ちた灰を踏んだらそれは廃棄処分にすれば人体への影響は概ね無いとの話でした。
全体的な話を聞いて結論は福島県で起きた原発事故による人体への影響は無いとのことでしたが絶対に無いとも言えない・・・
甲状腺が増えていることについては
他の県と比較しても同じ割合であるとのこと。
からと言って絶対因果関係が無いとも言い切れないとのことでした。
人体に影響がないと言うことをもっと早い段階で聞きたかったけれど、今だから納得(?)できることであって最初からそう聞いても
嘘としか思えなかったかもしれない。
私たちは着の身着のままで避難して念のための避難で数日で戻れるとの思いで家を後にして
それから7年7か月も町に家に戻ることができないままに過ごしてきています。
当初、避難した先では町は放射能(線)に汚染されてどうなってしまっているのだろう?
原発の爆発や必死になってヘリコプターが水をかけるその様子をテレビで見ながら祈る気持ちと恐怖感を持ちました。
恐怖と先への不安の中で「蛇の生殺し」にあってる思いでした。
公演の中で放射能(線)は安全とまでは言えないにしても
1Fでの場合は大丈夫的なことを聞いても(それはそれで勉強にもなり荘危険なものじゃなかったとのことで気も楽になったのも事実)
人々を翻弄させて犬猫(については全てじゃなくても多くの子たちが早い段階から保護団体により保護されることができました)
危険を省みないで保護に入っている人たちには驚きさえ感じました。
しかし餓えに苦しみながら死んで逝った子たちも少なくはなくて
家畜たちは身動きのできない畜舎の中で餓死し
生きていた家畜(牛)たちは殺処分された!
家畜農家はそれを望んだ人は一人もいない。そう選択せざるしかなかったのだから。
何の罪もない動物たちが殺された。
そこにどんな意味があったのだろうか?
政府による圧力があったとしか言いようがない。
人々は生業を奪われ希望を失い、どうして生きて行けばよいのかさえも分からなくなった。
帰還させない、除染をすると決めたのも政府。政府ならば放射能(線)の安全性なども知っていたはずなのに何故にもっと早い段階で帰還させてくれなかったのか・・・
多くの国民が潤うなら
日本全体を思えば私たちの住んでたのはその一部の地域しか他ならない?!
一部の住民を犠牲にしながら
職が無く荒れた人人の不満を無くして多くの国民の生活の安定をはかったのかもしれない。
そういうことの中において安寧を奪われてしまったことが
どれだけの苦しみなのかは
東日本津波原発事故大震災を経験した者にしか分からないであろうと思う。
被害が多くあるこの国で少なくても不自由な生活を余儀なくされている人は多くその人たちの思いも無視することはできないけれども。
今、「放射能(線)は大丈夫だった」それを聞いて納得できるところもあったけれど
当時を振り返り、未だに帰ることができないふるさとを思う気持ちと
来年には我が町も一部解除になり人が住めるようになっても
帰りたいという思いだけで帰ることができないのが現状であって
7年7か月を避所で過ごしてきて
楽しいことやうれしいことはあっても
それらが充実感にはつながっていかない。
一日ぼーっと過ごすことはあっても
ふるさとでしていたことは殆どやらなくなって
一日を消化しきって生きようと思っていたふるさとにいた頃とは違って
無駄な(勿体ない)一日を過ごしてしまったとも思わなくなった。
温泉宿に避難が決まりそこで仮設住宅への入居を待って原発事故の7か月後の11月に仮設に入居。
里親に出すという選択肢しか与えられていないような思いで飼っていた犬猫を保護団体に託してから
長期預かりでと言ってくれた方の「また一緒に住めるようにと思う気持ちがあれば再建も早くなるんじゃないか」の言葉に縋り
仮設入居とともに迎えに行き
また一緒に暮らすことができたのでした。
最初の避難先からは歩いてでも家に戻り放射能(線)に汚染された家に残してきた犬猫のもとに帰りたい。そこで死してもと言う思いだったが避難所からいなくなれば迷惑をかける
家に戻ることはできなかった。
今にして思うとその仮設住宅は「さぁ〜ここからが再スタート」と
希望があったような気がする。
今、家を持ち落ち着いたかのように思えるが
生きて行くための希望が無くなった。
充実感も無く希望の無い日々を過ごしていることにも慣れて麻痺している
そんな中で生かされているのが現実なのだと思う。
7年7か月と言う この過ぎ去ってしまった年月の中には人々(私)の切なさや憤り、悲しみ苦しみがあって
ふるさとでの暮らしから多くの事を奪われてしまった。
放射能(線)では人は死ななかった。
動物たちも生きている。
死んだのは餓死などが原因。
確かにそうだったかもしれないけれど
この過ぎてしまった年月の中にこそ
原発事故の恐ろしさがあるように思う!!
原発事故は絶対にあってはならない!!
原発事故を二度と起こしてなならない!!
愛するものたちが安寧に暮らせる日がくることを願わずにはいられません。
ほまにゃん16-10-15
16-10-12 うさぎ

の耳の小太郎我が家に来て12日目です
夏頃の姫ちゃん
16-3-30 にぃに(まだお兄ちゃんじゃなかった)