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鎖骨骨折療養記

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8月15日の骨折記念日から、満一年を過ぎ、
7ヶ月振りに整形外科へ行ってきました。

2月までは、リハビリにも通ってたんだけど、
丁度その頃から、忙しくなり、医者へも行けず、それっきり。

その後、自己リハビリに励み、
なんとか、万歳が様になってきたのは、
4月くらいの事だったと思います。


で、骨の成長記録みたいなモンを載せてみました。


骨折直後 (2007年8月)
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/c9/ac/w7xsw5kx/folder/1490715/img_1490715_51244180_5?1190129492


3ヶ月後 (2007年11月)
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/c9/ac/w7xsw5kx/folder/1490715/img_1490715_52459958_1?1215225942

5ヶ月後 (2008年1月)
イメージ 1

一年後  (2008年8月)
イメージ 2

育ってますね。

これらは、下から45度上向きのアングルで撮った写真です。
もともとS字型をしていた鎖骨が、それっぽくなってきた感じかな。




これを、正面から見るとこんなふう。

骨折直後 (2007年8月)
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/c9/ac/w7xsw5kx/folder/1490715/img_1490715_51244180_1?1190129492

5ヶ月後 (2008年1月)
イメージ 3

一年後  (2008年8月)
イメージ 4



写真でも判るとおり、折れた箇所は、ずれて付いちゃいました。
手術なし、整骨もなし、の自然治癒だとこうなります。

外から見ても、突起部分が突き出しているのがハッキリ判ります。グロいよ。
まぁ、少しはマシになったとしても、一生こんな状態なんでしょうね。





骨折直後に施した、整骨時の状態は

↓こんな風だったのだけど、

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/c9/ac/w7xsw5kx/folder/1490715/img_1490715_51244180_7?1190129492

がんじがらめに縛られ、ジッとしていても耐え切れぬ痛みに、整骨四日目にギブアップ。
包帯の呪縛から逃れた代償がこの仕上がり。という訳ですな。。。。


さて、これでどんな障害があるかと言うと、

やはり、骨の周りの組織が未だになじんで居ないようで、
ちょっと負荷が掛かると、直ぐにうづきます。
今日の様に、雨が降ると、さらにうずきます。

実は、749Rの前傾姿勢は、鎖骨にも酷なのよ。
(ニーグリップが足りないってツッコミは無しヨ・・・^^)


医者が言うには、それも普通は一年も経てば納まるそうですが、
歳のせいでしょうか、自分の場合は、まだまだ続きそうですわ^^;



これにて、この骨折療養記は、最終章。

事故後 3ヶ月

ひと月振りの更新ですかな。

本業が立て込んで、ブログに寄り付けない日々が続くうち、
ここしばらくは、ブログの無い生活に免疫が出来てきてしまいました。^^;
皆さんのブログへの訪問もサッパリです。m(_ _)m


事故から三ヶ月、中華猿といえば、
もう↓こんな状況で。

イメージ 1

てな具合に、くもの巣が張ってます・・・・。



サコツマンとなった今、バイクネタの方はもうさっぱりで。
なので、鎖骨の状況記録でもしときましょう。



さて、昨日病院へ行きまして。実は、こちらも5週間振りだった。

遡る事、あれは先月の診察でのことでした。。。
事故から2ヶ月が経過し、あまりの骨の癒合の悪さに、医者も諦め顔で。
「次回のレントゲンはひと月後にしましょう」との長期戦の構えになりまして。
じゃ、って事で忙しさにかまけて通院すらサボる始末だった。

そして、その時の診察で、気になったことが一つ。

その医者いわく、
「肩が硬くなりすぎですよ。もっと動かすようにしないと」
とのこと。
この二ヶ月間。骨をかばって出来るだけ動かさない様にしていたのは確かで、
その影響で、肩の筋肉が硬直しきってます。
右手は元気良く挙がっても、左手はまるでヒネた小学生並みにしか手が挙がらない。
それはそれで確かに辛い。

しかし、動かせと言われても、癒合の兆しも無いのに、
そんなに動かして良いものかと問うてみれば。

「・・・・・・」

と、俄かに間があって。
「でも、動くようにしておかないと後が大変だからね」
という限り。
良いリハビリの方法くらい教えてくれよぉ。という気持ち。

それ以来、ネットで仕入れたリハビリ法を始めるのだが、
やったらやったで、肩は痛むし。
果たして自分は、正しいことをしているのか。と不安になる。
あの「間」の真意も気になって、なんとも思うようには進めない状況だった。

これを機に、徐々にこの病院に対して不信感が募ってくる。

そもそも整形外科なら、リハビリ専門医か療法士が何人か居てマッサージやら、
それなりに状況に有ったリハビリをしてくれるものだと思っていたが、
ここは、電気マッサージすら無く、4分間の赤外線照射をしてくれるだけだった。
しかも、それをするのは、およそ療法士には見えない、中年のおばちゃん?揃い。
近所のパートタイマーじゃないかとすら思えてくる。
どうせパートなら、せめてもう少し若いのにして欲しかったヨ。

そして、ひと月後と言われていながらもう5週間が過ぎ、
それでも、もうあのパートのおばちゃんには、どうしても会う気が起きない。
そこで、またまた病院を変えてみることにしたのだった。

今度は、リハビリに通うのに便利な様、職場に近いところを選んでみた。
これで骨折以来、救急と初診のみを含めると、もう6つめの病院だ。

・・・

そこは、元気の良い院長だった。
初診だが、トントントンと診察は進み、お決まりのレントゲン撮影となる。

自己診断では骨の具合は、感覚的には以前と変わらない、
鏡で見ても折れた鎖骨はバラバラに動いて見える状況だ。
でも、5週間振りだから、癒合に多少の期待も有った。

そして、5週間振りの記念写真
イメージ 2

第一印象は、正直な気持ち、
やっぱりな、という印象だった。

でもこの医師によれば、兆しが見えてますよ。との嬉しい一言。
骨と骨との隙間が真っ黒でないのがその兆しです。
まぁ、欲目で見れば、そう見えなくもないか。^^


帰宅して、以前のものと比べて見れば、
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/c9/ac/w7xsw5kx/folder/1490715/img_1490715_51244180_5?1190129492

確かに、隙間は狭まって見えるし、角が取れて来ているような。
隙間に、もやがかかって来たようにも見えなくはない。

と同時に、写真映りを気にして無意識に整骨ポーズを取っちゃったかなと反省してみたり。
何だか、たまたま写真映りの良かった自分のスナップ写真を見ているような気分だ。
次回は、もっとリラックスして撮られてみよう。^^


この病院でも、自分のケースでは手術よりも保存治療で良かったとの意見を頂戴し少し安心したが、
やはり癒合が遅いことと、筋肉が硬すぎるとの指摘を貰う。
心配していた偽間接については、今の段階では判断できないが、
努力して避けられる物でなく、運に任せるのみ。
運悪く偽間接になってしまったら、やっぱり手術というお運びになります。


リハビリは、期待していた通りのものだった。
電気マッサージと、若い療法士(男性)による筋肉マッサージ、
そして筋伸ばし。これが結構痛い。
でも、終わった直後に肩が軽くなり稼動範囲が広がった様に感じた。

そしてその夜から、もみ返しなのか
肩や骨がジンジンと痛むようになった事も付け加えておこう。
これについては、都度医師と相談するしか無いのだろう。


まぁ、一歩前進したと楽観的に考えて置きましょう。
セーフス(超音波治療器)のお世話になるのは、もう少し様子見ですな。


リハビリは、固定期間の3倍はかかる。とは経験者である知人のお言葉。
って、ことは完治までこれから9ヶ月?
ハァ、そうですか・・・。
自分自身、骨折ネタも飽きてきて、更新する気が失せてました。
まぁ、でも記録に残しておくために。
6週間って言うと、一ヶ月半かぁ・・・・・

事故の状況報告も原稿だけはあるのだが、
時間があれば明日にでも上げときます・・・。

■2007.9.22
診察日:
ちょっと腕のフラツキが無くなってきた感覚が有り、
少し骨癒合が始まったかと期待して病院へ。
医者は、背後から両鎖骨に両手を当て、
「ハイ、肩をすくめて〜」「戻して〜」の繰り返し。
そして。

「まだまだだね」と、ひとこと。  プハ〜。

成るほど、それで判るんだね癒合具合が。
自分でも、右手で左鎖骨を押さえてやってみる。
肩を動かしても、鎖骨動きませんからあ・・・トホホ。


■2007.9.24
娘と本屋に行き、1時間くらい立ち読みをしていたら肩こりで死にそうになった。
本屋でルート66の本に目が留まる。
今じゃ、ソロツーのサポートツアーみたいなのが有るんだね。
また無性に行きたくなってきた。(勿論行った事はないですよ。妄想してるだけ)

遠い目。

イメージ 1


■2007.9.25
電車通勤も3週間目に入る。
股関節の方は、もうすっかり痛みも引き、駆け込み乗車も可。^^;

鎖骨骨折して気づいた。出来ない事ワースト6
1.Tシャツが着られない
2.左手で電話の受話器を持てないので、電話中にメモが取れない。
3.両手で鼻をかめない。
4.左耳が掻けない。
5.重い鋼鉄のドアが怖くて開けない。
6.吊革につかまれない。


■2007.9.27
肩こりが随分楽になってきた。
というか、楽な日とそうでない日がある。
どうすれば楽になるのかを得とくしただけのことかもしれない。


■2007.9.28
骨折していることを忘れていることが多くなってきた。
そんな時、床に落ちた紙を左手で拾おうとして、コリっとくる。
腕はまだ90度以上上げたことがない。


■2007.9.29
診療日:
医者は、患部に指を当て、私の左手を掴むや、
上げたり降ろしたり、押したり引っ張ったり。。。

もう、痛くは無いが。すこぶる恐怖。

そして「まだまだだね、レントゲンは次回ね」
先週もそう聞きましたけど。^^;
次に行くのは2・3週間先にしよう。

感覚的には先週とあまり変わらないので余り期待はしていなかったが、、、
予想どおり、骨癒合の兆しなし。^^;
しかし、記念撮影すらして貰えないとは。凹むなぁ〜。
自分も、癒合まで10ヶ月コースなんだろうか。

まぁ、半年定期も買った事だし気長に行くか。
日常生活に少し余裕も出てきて、
今日、嫁さんがパートへ出かけている隙に、
一ヶ月間も放置していた革パンの手入れをしました。

良く見ると、血のりがありこちに付着したままで悲しい状況に。^^;
しかし、あれだけ腰を痛めた割りに、革パン自体のダメージは殆ど有りませんでした。

コレだけ↓
イメージ 1

また、ニースライダーが本来の使い方ではない(擦れてる方向が異常)ですが、
立派にヒザを守ってくれていたのには感謝の限りです。
ミンクオイルを使って革パンは生き返りました。(^o^)



ただ、ジャケットの方は、悲惨な物ですが。

左肩から着地して、鎖骨を折った後、
何故か左肩の後部に怪我をしたようです。

[イメージ 2

その後、右肩も打っているようだが、
身体に傷はなく、ジャケットの傷のみ、

[イメージ 3

そして、背中の右側でしばらく滑ったみたいですネ。

[イメージ 4

背中の「SIMPSON」の文字も、かなりやられている事から、
脊椎パッドがなかったらもっと大変なことになってたかも。
それと同時に、いつものプロテクタをしていれば、
左肩や、左脇の外傷も防げたかといった具合です。



以下、その後の経過です。


■2007.09.10 (月) 事故後26日目

●股関節
近距離なら歩けるまでに回復したので、電車通勤を始めた。
周りの人波についていけないが何とか歩ける。
片道十数分の道のり、会社が見えてきたころに痛みを感じるがなんとか到着。
夕刻、近隣の建物への移動の際、夕立に会い、
思わず走り出そうとしたが、未だ無理だった。

●鎖骨
整骨の包帯を取ったときには、鎖骨周りに、
↓こんな具合に出ていた皮下出血も
イメージ 5 ←これは、事故の十日後の状態。

もう殆ど引いてきた。

それと同時に、肩を動かしても痛みというより突っ張り感を感じるようになった。
勿論患部を押さえたりすれば痛むが。

しかし、この日から肩に、先週まで無かった痛みを感じるようになった。
骨に異常を来たし始めたのかと思ったが、どうも鎖骨の痛みではない。
肩甲骨の辺りと脇の下が酷く痛むのだ。
どうやら、筋力低下の上に骨折をかばう余り、肩凝りになってきた様である。
1時間も腕を垂らしていると痛みが増し、一旦こうなるとなんとかして
弱った筋肉を休めないと納まらない。
仰向けに寝るのが一番効果があるが、出勤中はそうも行かないのが辛いところだ。

腰と鎖骨の痛みが引いてきたと思えば、今度は肩凝りと戦う事になった。



■2007.09.15 (土) 事故後31日目(一ヶ月)

●股関節
電車通勤も一週間が経過し、
小走りが出来るようになってきた。(^o^)/

●鎖骨
一週間振りの診察。
レントゲンを撮ってもらうが、骨癒合の兆し無し。
子供なら未だしも、40代も折り返しのオヤジでは未だ一ヶ月では期待もできまい。
中年がそんなに早く癒合したケースは見たことが無い。
代わり映えがしないので、写真も撮らなかった。

医者にもっとカルシウムを接種すべきかと尋ねてみるが、
この歳になって慌てて初めても無駄と言われた。?

肩こりが酷いと訴えると、リハビリを開始することになった。
赤外線照射4分間だけだったが、気持ちよい。
リハビリには毎日来ないと効果は無いと釘をさされるが、そんなのは無理。

肘を前に出さなければ、多少腕を動かしても良いらしい。
但し、今は真下から45度くらいの範囲まで。
この範囲なら、腕を動かしても鎖骨は動かないのである。
しかし、そもそもそれ以上は怖くて上げられないし、上がらない。

朝目覚めると、左肘や左手首や指が固着したような感覚を覚える事がよくある。
一ヶ月でかなり筋力が低下しているのも判る。
無理の無い程度に動かした方が良いようである。



この日の朝、鎖骨マン先輩ブロガーのP.B.Mさんに、使わなくなった鎖骨バンドを頂きました。
P.B.Mさんは手術治療のため、これを数日間しか使用されなかったそうで、
とても綺麗な状態で驚きました。うちのは既にボロボロなのですが。^^;

イメージ 6

この場をおかりして、、、
PBMさん、わざわざ有難うございました。助かります。
また、たいしたお礼も出来なくてスミマセン。




■ 補足 ■

ネット上の、とある整形外科の相談コーナーに、鎖骨骨折について質問したところ
下記の回答を頂いていました。
前回文字数の都合で掲載出来かなった為、ここに載せておきます。


Q1:整骨して自然治癒による治療の場合、このような痛みが持続する事は通例なのでしょうか。整骨のために鎖骨バンドと鎖骨の間にガーゼを当てて居ますが、特にこれが患部に響いて居るようです。
A1:一般に骨折部を整復して、しっかりと患部が固定されれば、疼痛は軽減します。包帯などの固定が強すぎると、圧迫による神経障害や循環障害が問題となり、厳重な管理が必要です。そういった障害を起こさないで、なをかつ整復位をしっかりと保持できる強度で適切に外固定を行う必要があり、熟練を要します。


Q2:近年鎖骨骨折では一般的に手術はしなくなったと聞きました。私のケースではどちらが得策なのでしょうか
A2:レントゲンで見る限り整復位は許容範囲内で、第3、第4骨片までありますので、骨癒合の可能性も高く(骨片が架橋となって骨癒合しやすいため)保存療法という治療方針は妥当かと思います。鎖骨骨折で手術適応となる場合は、開放性の骨折、もしくは骨折片により皮膚を突き破りそうな場合、整復不能で転位が大きい場合、スポーツなどへの早期復帰を希望される場合などです。


Q3:帝人のセーフスという超音波骨折治療器について
A3:セーフスに関しては、保険診療で可能ですが、ある程度負担が必要です。当院でも行っていますし、一般病院で相談すればどこでも行えるはずです。プロスポーツ選手などでは最初から行うケースもあるようですが、一般の方には、何らかの原因で骨癒合経過が悪い場合に限り適応されることが普通です。




この日、P.B.Mさんから事故当時の話を聞き、
自分のケースよりも肩のダメージが大きかった印象を受けましたし、
改めてレントゲン写真を見比べると、確かにPBMさんの方が事態は深刻に見えます。
それが手術を勧められた要因かと、改めて上記の回答2を読んでそう解釈した次第です。
ご無沙汰しております。

事故後、バイクに絡む事柄は出来るだけ家族の目に触れないよう、
ブログへも近寄らぬ日々を過ごしておりました。

事故の状況も記事に纏めてみたりはしてますが、
怪我の心配をして下さる有り難いお言葉も頂戴してますので、
今回は先ずそちらの経過報告を、日々の日記から掲載します。

骨折にあたり、ネットでいろいろな方の鎖骨骨折体験記などを読ませて貰い、
参考になる記事も沢山ありました。同じような気持でここを訪れた方に
このブログもまた、その気休めにでもなればという思いを込めて記事に残します。
そのため、少々冗長ですが細かい記事になっています。
長くて読みづらいので適当に飛ばし読みしてください。

この3週間、皆さんやはり骨折の方を心配してくれるのですが、
実の所、事故後痛みが一番酷くて生活に困ったのは、左股関節の痛みの方。
転倒時に強打した時の後遺症です。
3週間以上が経過した今も、未だ遠くには歩けません。


■2007.08.15 (水) 事故当日
事故の状況はまた後日として。
怪我は、左鎖骨骨折、左手小指薬指挫傷、左股間接打撲(というのか?)
が主な被害状況だった。
ライジャケ&革パン&グローブ&レーシングブーツと一通りの装備はしていたが、
真夏の暑さに負けて、いつものプロテクタをこの日に限ってしていなかった事。
また、たまたま指先の無いグローブをチョイスした事も災いの元となった。
身体がやわにできてるんで、道路に転がった後、
10mほど滑っただけな割には、あちこち壊れ、
バイクよりも、人間の方がポンコツになったという感じは否めない。
肩から落ちた証しの擦過傷や、脇の下などと言う意外な場所にも怪我が有ったが、
それは1週間程で傷口も塞がり、痛みも癒えるものばかりだった。


●先ずは鎖骨。
救急病院では、肩のレントゲンは一枚のみの撮影だった。
見事に折れているのは一目で判ったが、意外や痛くないのだった。
ちょっとぶつけて痛いな。くらいのものでしかなかった。

この折れ方なら、鎖骨バンドで充分ですね、と救急担当医。
痛むようなら三角巾で吊りますが、その様子なら大丈夫でしょう。
とのことだった。鎖骨骨折とはそんなものらしい。

●次に、薬指小指の治療。
救急医の他に、若い外科医が登場した。
傷口の周りの組織が熱でダメになってるからこれ切っときましょうね。と外科医。
アスファルトをスリコギ代わりにして擦ったので火傷した様である。
傷口は一針縫うか、どうしましょうねぇ。
下手に縫うと指曲がらなくなりますしね。
とか言いながら、麻酔をして、
ものの一分も立たないうちに、ハサミでサクサクと傷口を切り始めた。
妙な感覚である。
傷口が大きくなったので、やはり縫っときましょう。
と言いながら、結局三針縫われた。
思い切りの良い外科医だった。
縫い針は釣り針にも見えるようなもので、縫合の糸ってなんだか針金チックだ。

で、こんな感じの仕上がりで。
気持の良い画像ではないが載せてしまいましょう。

イメージ 1

このまま治っても、果たして指が曲がるだけの皮膚が再生してくれるのかどうか、
非常に不安が残る状態だ。


●最後に、股関節。
肩や、指をやってる間に1時間近くが経過し、いざ立ち上がろうとすると、
左足に激痛が走り、そう簡単には立ち上がれない事に気がついた。
しかし、レントゲンでは骨に異常は無いとのことで、何の治療もして貰えなかった。

救急治療は以上で終わり。

手荷物から、ジーパンとTシャツを取り出し無我夢中で着替えたが、
今思えば、あの時良くジーパンとTシャツを着れたものだと思う。
鎖骨が折れると万歳などできる訳がなく、前開きのシャツ愛好家になるのである。

大きなビニール袋に入れられた、血のり付きのライジャケと革パンを渡され。
救急治療室から、一般外来の待合室に放り出されたが、
足を交互に出すことができない。
会計までの30mが3kmくいらい先に思える。
見かねた看護婦が、荷物を運んでくれるが、
牛歩する自分に注がれる周りの視線が痛かった。

こうしか、歩けないんだよぉ。

女房に迎えに来てもらい、帰路クルマの助手席に座ったが、乗り込むのにも一苦労。
しかし、バケット形状のシートは鎖骨に良くないらしい。
鎖骨バンドは猫背強制ベルトと異名を持つ治療具で、胸を張って肩を後ろにキープする役割をもっている。
そうすることで、鎖骨が自然な位置へ導かれるそうだ。

帰宅後、鎖骨バンドを外して入浴してみた。
出来るだけ胸を張った姿勢に心がけてシャワーを浴びる。
シャンプーくらいは自分で出来ることが判ったが、
浴槽に入るのは,流石にやめておいた。


■2007.08.16 (木) 事故翌日
一晩寝ても、やはり歩けない。それ以前に起き上がることが格闘だった。
左肩、左腰を動かさずに起き上がるのは骨が折れる。
姿勢や位置によって鎖骨周りがやや痛むが、耐えられない程ではない。

この日、地元の市民病院へ行くつもりだったが、知人から評判の整形外科を紹介してもらったので、
そちらへ問合わせてみたが、お盆休み中だった。
仕方が無いので、かかりつけの接骨院に連れて行ってもらい診てもらった。
ここで、足を引っ張って貰った時の快感が忘れられない。
骨折した時に行くのは普通は整形外科。でも接骨院も流石にその道のプロだ。
肩を、テーピングで少し固定してくれた。
なんでも、腕の重みで肩を下げて固定すると鎖骨の位置が合うらしい。
ついでに、そこの整体師が評判のH整形外科を紹介してくれたので、そちらへ行って見る事にした。

この日も暑かったので、折角のテーピングだったが、外して一人で入浴した。

女房が、前開きの肌シャツを買って来てくれた。
これが非常に助かる一品で、前ボタンはマジックテープになっていてとても着やすい。
100円ショップでも介護コーナーで売っているらしいが。国産ものは@\1,980とややお高いが。
これから何ヶ月も世話になると思うと、それだけの価値は十分にある。

■2007.08.17 (金) 事故後2日目
昨日接骨院から紹介してもらったH整形外科で初診。
ここは、綺麗に直してくれる事で評判が良いらしい。
初め、院長らしき先生に問診してもらう。
ここで、撮られた写真が、前回記事にも載せたこの写真。

イメージ 2

それと、こちらの写真は、やや下方から、斜め上向きに撮影したもの

イメージ 3

こうして撮ると、前後関係の骨の位置をみられるため、この二枚を撮るのが普通らしい。
この写真では、骨が4つに折れている事が判る。
肩の外側が下方&後方にずれて重なって居る状態である。
鎖骨の真ん中で折れるとこうなる、という割と典型的な形だそうだ。

そして、ここでも手術はしないと言われる。
平成時代に入り、鎖骨骨折で手術は余りしなくなったとのこと。
もっとバラバラに粉砕していたり、骨の際の方で折れてるような場合は、
鉄板にボルトやら、針金やらを使って骨を繋ぎ合わせる手術をする事はあるらしい。
しかし、感染症、ボルトの拒否反応、納まりが悪く痛みを伴ったり等の
不具合を起こす事もよくあることで、最悪の場合、傷口を広げるだけで
終わってしまうこともあると脅される。
これらのリスクが手術を勧めなくなった理由だそうだ。
手術すれば日常復帰が早いのは確かだが、
骨癒合そのものが促進されるわけでは無いのだ。
手術の有無もに関わらず骨癒合しやすい骨が鎖骨だとも言う。

この病院は入院施設もあり、リハビリ施設も充実している。
手術もする病院だが、鎖骨に限っては、もう近年全く手術はしていないとの事だ。
自分では、とっとと手術してもらい、早いとこ日常生活復帰するつもりだったので、
少し期待外れな気分だった。

しかしこの病院、評判が良いのは整骨が上手いというところに有るらしい。
そこで、その整骨をして貰うことにした。
それでも納得が行かないようなら手術をする病院を紹介してくれるという話である。

●整骨(非観血的整復とも言う)
その治療は、レントゲンの写真がモニタに写し出されリアルタイムに
骨の状態の判る機材を使って行われた。
若い担当医が、両腕と全身を使って、私の左腕を抱え込み、
モニタを見ながらグイグイと容赦なく引っ張り動かし位置を合わせていく。
これが、事故直後より余程痛い仕打ちだった。
こうしてやっと肩の側の鎖骨の位置が決まったかと思うと、
今度は首の方に繋がっている鎖骨の断片を押さ付けられた。
こちら側が未だ浮いている様で、指でそこを押し込んでくれるのにはもう痛さで顔が歪んだ。
内出血で赤くアザだらけになった患部をグッと押し込んでくれるのだから溜まらない。
ほら、ここで骨が合うでしょう?って言われても。
痛さに引きつった顔で、頷くしか無かった。

この状態を維持したままその担当医は、他の2人に「早く縛れ!」と叫んでいる。
ボヤボヤするなと、罵声が飛ぶ(ちょっと怖くなってくる)
鎖骨バンドに、三角巾、さらにその上から、これでもかこれでもか
というくらいに包帯でぐるぐる巻きにされた。
上半身の、首と右腕以外は全て包帯という状態でそれは完成した。
(写真を撮っていないのが残念だが)

そして、整骨後のレントゲン写真がコレ。

イメージ 4

イメージ 5

確かに良い方向に整骨されている。
どうやら接骨院の言っていた肩を下げるのとは逆に、肩と肘を持ち上げる方向が正しい様だ。
直ぐにテーピングを外したのは良かったのかも。

一方腰の方はと言うと、
ここでも、レントゲンを撮って、異常なしで終わり。

この病院へいってから、鎖骨の痛みが増し、腰の痛みと同じくらいになった。
これで良いのか?

整形外科では股関節の治療をしてくれないので、接骨院へも行った。
左足股関節電気マッサージのみだが、それでもやってくれるだけ有難かった。
テーピングの方向が逆だったとは言えなかったが。。。。

この日から、まともに風呂に入れない日々が続く。
がんじがらめなので、女房に手伝って貰わないと、頭も洗えない。

■2007.08.18 (土) 事故後3日目
朝、接骨院で左足股関節電気マッサージ。

整骨2日目。
午後H整形外科で2回目の診察。
包帯の崩れがない事を確認し、さらに包帯で締め付けられた。
これで肩の痛み増す。
じっとしていてもジンジンする痛みに耐えられず、夜中に病院へ行き固定を緩めて貰う。
しかし、この日は痛みで夜も寝られず。


■2007.08.19 (日) 事故後4日目
整骨3日目。
早朝、痛みに耐えられず、座薬を使う。これで少しは楽になった。
寝る時は、上体を45度位に起こして寝るように言われている。
平らな布団に仰向けになれないのだ。起き上がる時は楽だが、安眠はできない。
専用のベッドも無いので、寝ているうちにずり落ちてくるため、
尾てい骨が床ずれするようになってきた。

股関節の痛みが少し和らぎ、事故後初めて足を交互に出して歩けるようになる。



5,000文字オーバーしました。

続きは、鎖骨骨折療養記 事故後5日後(初出勤)〜三週間

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