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そろそろ忘年会のシーズンですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私の所属する組織の忘年会もそろそろだそうです。
…憂鬱です。
思い起こせば去年の忘年会は精神的にも肉体的にもキツイ忘年会だった。
仕切りは入社1年目の体育会系営業社員。ここらで自分を経営陣に印象づけておきたい打算もあろう。
クイズにビンゴにゲーム大会とイベント盛りだくさんで我々を飽きさせないつもりだろうが、結果的に落ち着いて飯も食えない。
開始から1時間、ヒートアップする司会進行のボルテージと反比例して、テーブルでは中途半端な食いかけが次々に冷たく固くなってゆく。
「イヤー盛り上がりましたね。…それでは続きまして絵伝言ゲームです!」
言うまでもなく絵を描いて次の人に見せて、最後の人が何の絵か当てるっつうゲームである。
お前下手だなー、これ○○に見えねーよギャハハ的な盛り上がりを見せるかと思われた。
少なくとも仕切りの営業君はそう思ったはずである。
ところが痩せても枯れてもグラフィック系の仕事してる関係上、みんな予想以上に無難な絵を淡々と連絡してゆく…
ゲーム的には大成功、でもイベント的には大失敗。誰もがそう思った。
我々が連携してきた絵は「キティちゃん」である。
しかしアンカーは御年74歳、社長のお父さんであった。
自称予科練帰り・特攻隊の生き残りは、当然、キティちゃんそのものを知らない。
しかも老酒でしたたかに酔っている。
「なんじゃこら」「猫!」「座布団!」と大声で独り言をいうおじいちゃん。
司会者も聞いて聞かぬふりである。
見かねた社員が飛び出してきて耳打ちをする。
「ハローキティ」「んあ?」「ハローキティ!」「ええ?何て?」
「ハローキティです!ハロキティ、ハロキティ!」「はろき…おお!そうか!わかった!」
この時点でクイズでもゲームでも何でもないわけだが、元気よく挙手するおじいちゃん。
「はい社長、どうぞ!」司会進行が待ってましたと指名すれば、応えて曰く。
「春吉(はるきち)!」
…画像は「まちがいさがしクイズ」やるから問題作れ、と言われてイヤイヤ加工したもの。
1.「渡り鳥」が「小さな家」になっている
2.「宍戸錠」が「マイケル・ランドン」になっている
3.アキラのピストルがセックス・ピストルズになっている
出題するやいなや、
「ココとココと、ココ!」「はい正解!じゃ次の問題!」
スグ当てられてスグ終わりになりました。
リアクションはないのかよ。笑うとかそういう。
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