きものを愛する和服仕立て人の・・・毎日

京都で修行をし、1985年全国和裁技術コンクールで最優秀賞を受賞。 現在、全国からの依頼をお受けしています。

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7月の和裁教室で着ていた夏着物のお話です。

イメージ 1
着物  麻着物・・・男物着物からの再生。昭和初期のもののように思います。
     仕立て始めて、これは麻100パーセントの生地ではないと感じネットで調べてみました。
     麻ぐんぼう(公布)・・・緯糸・麻  経糸・綿ということがわかりました。
     着心地は良く風が通り、麻着物とほとんど変わりません。
     しかし、和裁教室で半日近く座りっぱなしにもかかわらず、麻独特のしわができませんでした。
     立ち姿の画像は、帰宅後の撮影です。膝のあたりが出ることもなく、すっきりとしています。
     なかなか優れモノですね。


仕立の中身・・・ホントは見せたくない秘密ですが、

イメージ 2

画像は着用後です。しわなどの様子をご覧ください。

元の身丈は裁ちきり3尺6寸ほどしかありませんでした。
そこへ足した布は6寸近く。着るときの腰ひもの位置は微妙なもので、接ぎが出ないか?確認しながら調節します。ここまでの長さの足し接ぎは自分のものでしかできません。
着あがった姿は、接ぎを感じさせることもなく、私の夏の定番仕事着になりました。

新しいものならこんな手間はかからない。でも好きなものに出会ったら何とか自分のものにしたくなってしまうもの。それができるのも再生できる着物の世界。それを支えているのは和裁という技術です。

和裁は貴重な日本の布の延命治療の技術。世界に誇れる日本の文化です。



次の記事はお知らせです。 

出張和裁教室からの私の変化などをご報告します。
近日中にアップ予定です。よろしくお願い致しますm(_ _)m







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中を見せて下さいましてありがとうございます。居敷当ですが、割と下までされるのですが。どのあたりまでがよいかいつも悩みます。

2017/8/9(水) 午前 10:40 桃里 返信する

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> 桃里さん,いつもありがとうございます。
居敷当は裾線より1寸弱上まで付けます。襦袢の裾が隠れるくらいがすっきり見えると思います。透け物は気を使いますね。 上は腰ひもがかかるくらいのところからつけるとしっかりします。上げからつけるとおはしょりがもたつきますね。

夏着物、見てる周りの人が涼しく感じるように着たいといつも思います。

2017/8/11(金) 午前 9:02 wafuku.ko-bo-hisae 返信する

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