きものを愛する和服仕立て人の・・・毎日

京都で修行をし、1985年全国和裁技術コンクールで最優秀賞を受賞。 現在、全国からの依頼をお受けしています。

和裁教室♪

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

最近の教室の様子。

久しぶりに 和裁教室の様子を書きましょう。

記事更新 ご無沙汰の間に いろいろなことがありました。

ご自分の目標を達成し、卒業した方々。

結婚を期に辞めた方。

それぞれの様々なご事情で・・・。


そして、今また 元のお二人だけの教室です。

お二人は もうかれこれ5年目。


お一人の方は 襦袢です。

イメージ 1


画像が見にくいですが、「 楊柳 : ようりゅう 」 縦方向に凹凸にシワ(シボ)がある織生地。

へらなどの印付けが見にくく、凹凸がある分、横伸びし易い。

この方は、お稽古で丸とこ襦袢を仕上げたことが無いことに気づき、改めて襦袢というものを勉強しています。

はじめは やはり精華のような扱い易い生地の方がよかったかもしれませんね。

形は 袖無双:そでむそう の胴抜きなのですが、着物は何枚かこなしてあるだけに、さすがにくけは上手く納めていますょ。



もうおひと方は

イメージ 2


知人からの頼まれもの。

袖なし。

衿は広衿でという注文です。 衿を折って着たいんだそうです。

依頼主は 身長が低く、注文身丈も短めに。

画像は先々週のものです。 今現在は 中とじまででき、来週は衿にかかります。

今日は脇のとじと脇の明きを縫い納めていました。

身丈が短いと簡単そうなのですが、縫い代などのたたみ方の始末が難しく、苦労されていましたょ。

コートのように 「 割縫い 」なら、縫い代始末も すっきり簡単なのですが。

短い袖無しだから、ざっと縫って簡単に仕上げるつもりで 縫い目はキセをかける片こかしでしようと思ったのが・・・。

結果、面倒なことに。

「 割縫い 」って、小さな目で真直ぐに・・・。

それを考えると、運針にまだ自信が持てない分、それを避けたい。

縫い方、くけ方、・・・いろんな技術。

少しずつ、すこしずつ・・・こなして身につけていくのが、一番の早道かもしれませんね。





教室の記事を更新しなかった間に 色々なものが形になっています。

今、画像を探しましたが、ちょっと見つかりません。

そんな中一つだけ・・・

イメージ 3


コートですね。

この方は、コート類はこれで何枚目?かなというくらい仕上げています。

このコートも ウールの染めもの。短い反物でした。

いただき物を下さった方に、形にして着たところを見せたいという思いから・・・。

検尺して、裁って、仕上げるまで、私の手を煩わせることなく、仕上げてしまわれました。


私からすれば、お稽古代もいることだし、同じようなものは・・・と思い、言葉にもしたのですが、

ご本人たちは、ここでこの時間を過ごすことが、よいのだとか・・・。

楽しいのなら、ありがたいことです。

私も こうして人に教え伝えることによって、常にはあまり考えること無く針をすすめていたことも

改めて考え、整理することができます。

私も勉強!







今日の私。

イメージ 4


久しぶりに 着物で行きました。

着物  単の紬

帯   八寸なごや帯

小物類は 画像参照  この帯締め随分前から持っていたのですが、出番がなく、今回お初♪
           帯上げは もっと明るい(軽い)黄色です。





10月に入りましたが、まだまだこれくらいの紬なら単で十分です。

今年は 秋の花が少し遅いようですね。

お彼岸も過ぎたというのに、今頃 そこここで真っ赤な彼岸花が満開です。




先日 義母と出向いた先は

イメージ 5


秋桜が満開でした。

ここは 春は菜の花。 夏は 向日葵。 

笠岡の道の駅「ベイファーム」です。




春には 梅・さくら・薔薇・牡丹・・・と出かけましたが、

夏の暑さには さすがに散歩に誘えませんでした。

やっと日中 しのぎやすくなったので、久々のお出かけでした。

春の花のことを 覚えているかどうかは?ですが、 

秋桜を見て 「 優しい穏やかさに 気持ちがえかったわぁ・・・」と、言葉にしていました。

この日も沢山歩きましたょ♪




今度は、紅葉が楽しみですね。

開く コメント(8)

開く トラックバック(0)

11月10日の 教室は・・・。

なごや帯を縫っている方は 前回 九寸なごや帯を1本仕上げ 

今回は着尺(着物用の反物)から なごや帯を 柄を見ながら仕立てています。

イメージ 1





大島を仕上げた方は 久留米絣の着物に。

数年前に 絣の展示会か何かで 一目惚れして購入したもの

ひとえ仕立てにするのかなと思っていたら 今 袷の着物の仕立てをしているので

胴抜き仕立てに挑戦。

「裾合わせ」の練習にもなるし・・ということです。


「う〜〜〜ん・・」 裾回し( 八掛け )を何にしようかと思案さんたん。

久留米絣といえば 木綿とはいえ 今では 高級の部類に入るのかな。

呉服屋さんに仕立てを 「袷」や「胴抜き」なんてお願いすると 一般的には 「 紬用の八掛け 」 をすすめられるでしょう。

黙っていると そういう類のものをつけてくるでしょう。

「木綿」に「絹」を合わせる。・・・・ちょっと考えますね。

晴れ着のようにたまにしか着ないものであれば それで良いのかもしれませんね。

手入れも呉服屋さんにお任せにすれば良いですし。


でも、木綿は木綿です。

そこは 生徒さんも重々承知。 手入れも自分でするつもり。

毎日着るのではないにしても 仰々しくすまして着ようなんて思っていません。


ふっと 思いついたのが 「 男物 」

男物の裏はどうだろうか。 新品では無く余り痛みのない中古着物の裏は ちょっとこなれて柔らかく

ばさばさせず、足裁きにもよいかも・・・なんて。提案!


早速 探し当て。

まず、胴抜きにするには 身頃4枚とおくみ巾のもの2枚を 同じ丈にそろえて裁ち合わせます。

従来の八掛けであれば 腰まで裏をつけるとなると 裏絹を足さなければなりません。

その手間が省けます。


そして・・・男物の裏生地の再生にも。



手入れを考えると 裾を袷のようにふきを作るのではなく、裏表2枚のものを1枚のようにして

ひとえの裾のように三くけがよいですね。とすすめましたが、

やはり「裾合わせ」の練習をしたい気持ちに変わりは無いようでした。



こちらが その久留米絣
イメージ 2



これが 男物の裏 木綿です。
イメージ 3





さぁ 材料は揃いました。

      出来上がりが 楽しみですね。



年内の教室は あと何回?

     ・・・・仕上がるかな・・・。








※ 今春 生まれた 「 みぃちゃん 」 

イメージ 4


教室のお家の仔猫です。  

カメラマンの腕が悪くて御免ね。

「 もっとかわいいぃ〜にゃぁ〜〜〜♪ 」・・・代弁しておきます。


      ブログデビュー よろしく♪

開く コメント(13)

開く トラックバック(0)

皆さん お久しぶりです。

この項目の記事も 久しぶりですね。

9月に入って 教室も再開。

生徒さんの仕立てものは それぞれ順調です。



絞りの羽織の方は 今日仕上がりました。

圧しをして・・・・そうですね。。。。ご本人が着物を着てからのお披露目になるでしょう。


大島の方は 身頃は袖つけの前まで ・・・・。

今、袖を形にしています。

袖巾が 生地いっぱいで 柄をいっぱいにみて 耳を縫う。

大変です。

今回は 袖は完成しませんでした。

続きは 次回。

今期の袷の時期には 十分間に合います。


お二方とも 着用が楽しみですね♪




生徒さん2人の授業は ちょっと暇な私。

そんな私は 何を?

こんな紬を仕上げました。

イメージ 1


イメージ 2




この紬 3〜4年前(いつだったか忘れるくらい・・・)から やりかけては放置していたものです。

袖はすでに仕上がって、何年そのままだったことか・・・・呆れるほど。笑

先週までに ここまで一応仕上がりました。

でも・・・でも・・・・・納得いかない。


素縫い(経て縫い)が上がった時点でどうも気にくわない。

何が嫌なのかはっきりしないまま 裾縫い・中とじ・・・・仕上げまで教室の時間に。

残りあと一時間少々で仕上がるので家で終わりを。

仕上がって はおって鏡で見ると。

「 あぁ〜〜〜 やっぱり! 」

「 こんなもの仕上げたところで 着ないぞぉ〜〜 」って声が聞こえます。

失敗作は 失敗と認めましょう!!!





そして、今日の教室の時間に手直し。


イメージ 3



「 これなら着られる。 」と、納得した私。


画像で おわかりいただけたでしょうか。


もう少し涼しくなったら これを着てお披露目しますね。


また1枚 楽しみが増え 「 わくわく〜 ♪ 」している私。

自分のものは こんな合間時間にしか形にできない。 でもね。。。

自身のわくわく感じながら 待っていただいているお客様のこと考えると すごく焦るのです。

皆さんの気持ち・・・「 ♪ ♪ ♪ ・・・・ 」でいっぱいにしたい。


さぁ〜〜 頑張ろう!









この着物の記事は まだ続きます。

次回は 「 着もの・絹もの・生もの 」の項目で・・・・。



では 皆さん 今日はこの辺で。



 おやすみなさい。











※ こうしていろいろなものを試作しながら 我が身に身につけ体験し、それを糧に次の仕事に生かしたい。

  仕立ての仕事は 様々です。

  私は 今のご時世には稀なくらい新しい反物からの仕事が多いです。(個人の方から請ける仕事ばかりです)

  でも 着物を愛する私としては 最後の最後まで・・・「ぞうきんになるまで」くらいの気持ちで着物を

  着物として再生させたい。


  まだまだ 勉強です。

開く コメント(10)

開く トラックバック(0)

イメージ 1


昼間は着付け教室・・・といいたいのですが、昼間も和裁教室へと変わりました。

実は この生徒さんは 和裁の方を勉強したかったのです。

着付けは 今のところ この夏用に「浴衣」が着られればOK。

後は 仕立て上がったものを順次着られるようになれば良いのだそうです。

和裁は 地味なお稽古だとも伝えましたが、針を持ち形にしていくのが楽しみだし、やりたい!と。


はじめは 「 肌襦袢 」

こんなものはミシンで縫えば、すぐ仕上がります。

買っても安いものです。( 私自身買うのがほとんどです。)

お稽古では それを手縫いします。

運針から始まり くけ ・・・ 。 

そこには 着物というものがどんなものかを知る基礎があります。

次のお稽古までに 運針を毎日練習まではしていませんが、とても熱心で飲み込みが早い。

本人は 次をもう考えてあります。

古い浴衣(柄がかわいすぎてもう着られない)を解き、それを寝間着にしたいそうです。

それも妙案!

「着物を解く」という作業は 着物のなんたるかを本で勉強するより もっと深く勉強できます。

先が楽しみですねぇ。



夜の教室は 

数年組の生徒さんは 「 大島の着物 」 「 絞りの羽織 」

「 浴衣 」の生徒さんは 仕事が忙しくてちょっとお休み。


私はと言いますと 解きものを・・・。

古い着物を再生したくて、皆さんの様子をみながら そんなことに没頭しています。





気がつけば もう6月ですね。

今年も半年が経とうとしています。



教室の夜は 目が冴えて 夜更かししてしまいます。

時は金なり。

体のためにも もうそろそろ・・・ですね。


おやすみなさい。





我が家の 睡蓮♪  

今年も楽しませてくれそうです。

イメージ 2


        めだかもす〜いすいと元気です。

開く コメント(18)

お雛めぐり・・・倉敷

イメージ 1


この市松人形の着物は 和裁教室の生徒さんが私の仕立てた着物を見本に仕立てたもの

見本といっても 参考程度に

寸法など 改良の部分がありましたので。

3年前 私は見よう見まねでネットなどで調べ 模索しながら仕立てました。

見本があってハイ、これと同じものをと言われれば、もう少し違ったものができたかも?などと反省する部分が多かったです。

ですから、今回はもっとここをこうしようなどといろいろ・・・と。

例えば、腰あげの分量・・着あがったときのあげの見える長さをもう少し長くする方が可愛いとか・・。


着物の生地は 子供の「一つ身」から柄の良いところだけを選んで

都合良く 絵羽にしたものです。

接ぎは あげなどの見えないところで施してあります。

袖の重ねは 私が仕立てた重ねの袖をそのまま取って、流用しています。

袖の重ねがあるだけで 随分豪華になりますね。


仕上がってから ご本人・・「人間のそれより面倒で難しかった・・・」と。

でもまた、来年も可愛い市松さんのために頑張っているかもね。(*^^)v




3年前の記事はこちら ↓

新渓園の市松人形 ・・・ http://blogs.yahoo.co.jp/wafukukoubouhisae/40295870.html


市松さんもこうして新しい着物に着替えさせてもらって、幸せですね。

倉敷の「お雛めぐり」 2月26日から3月13日まで

皆さん お時間を作って 春の倉敷へどうぞ。

     可愛いべべ着た市松さんに逢いに来てくださいな。





3年前の着物・・・ひさえ作
イメージ 2


イメージ 3

開く コメント(5)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事