きものを愛する和服仕立て人の・・・毎日

京都で修行をし、1985年全国和裁技術コンクールで最優秀賞を受賞。 現在、全国からの依頼をお受けしています。

和裁教室♪

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総柄の古典的な振袖です。

これを完成された生徒さんは この振袖を仕立てるのが目標でした。

ですから 今日でお別れです。

去年の1月から早1年余り・・・・早かったですね。

その間仕上げたものは 帯3本 襦袢2枚 紬のきもの1枚

元々 昔 和裁を習ったことがあるので基礎はあります。

でも 絵羽ものは 経験がなく あったとしても忘れてしまっているので・・・とのこと。

数十年 洋裁の方ではプロとしてお仕事をされていました。

ですから 運針の感さえ戻れば 後は 段取りとコツをお伝えするくらいでした。

紬のきものまでは 難なく事をすすめましたが さすがにこの振袖には 時間がかかりました。

駄目だしお直し数か所・・・厳しい先生(私)

生地質も 堅く針の通りが悪い。

ひと針ひと針が大変なものでした。

苦労をし、時間をかけただけの甲斐はあったと思います。

これを着るであろうお孫さんは まだこれから高校です。

この出来栄えに きっと喜んで手を通してくれるでしょう。



来週からは 夜の部だけの教室です。 ちょっと寂しいですね。


和裁を楽しみ 着物を楽しむ方たちがいる限り

要望があれば 何所へでも・・・。



では、また夜の部へ行ってきま〜す。






* 今回カメラを忘れたので、生徒さんに撮っていただきました。

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9月に入り 夜の星や月を眺め、虫の声を心地よく聞けるようになりました。

皆さん、夏の疲れが出始めるこの時期、お体に気をつけていますか?





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今日も和裁教室です。

習い始めは 真直ぐに縫い進める「運針」に悩みながらも 何かが形になることがうれしい。

一つのものを仕上げながら、完成が見え始めると次は何を縫おうかな。なんて考えるのがまた楽しい♪

肌襦袢・・・浴衣・・・襦袢・・・単衣の着物・・・このあたりまでは、それぞれの形に

部分名所を覚え、着物の基本的な成りを理解していきます。


単衣の着物も何枚か仕上げ、そろそろ袷の着物に進むことを考える。

其処で 初めて 『 たかが五厘 されど五厘 』 を実感!

袷のものの場合 裏の巾は 「五厘」控えて : 「五厘」巾を狭く ヘラ付けします。

画像参照  一寸は 37.5mm
     
      一分は 4mm ありません。

      五厘は その一分の半分です。


そのヘラ付けのしるし通り真直ぐに縫ったものを合わせて一枚の着物に仕上げます。

ヘラ付けの内側と外側を縫うことですでに微妙に寸法が違ってきます。

五厘位な寸法は 縫い方で如何様にもなります。

知識で覚え、理解していても ヘラをひき、針を持ち・・現実を体験するとその難しさを実感します。

「熟練の適当」という言葉 と 「そうでない人の適当」という言葉 との違いが其処にはあります。


『 五厘 』 に 拘らなくては 先へ進めない。


「 美しい着物 」 への道は ・・・・難しいものではなく、こだわりを持つか持たないかの差です。


今日も教室では それぞれの針仕事です。

苦心惨澹の方もいれば 楽しそうな方も。

同じものでも仕上げる枚数を重ねる毎に難しくなっていく方も。

でも、何をおいても 「 楽しい 」と思えることが 一番ですね♪







* 巾5厘の具合いがうまく納まっていない着物は 広げた時 裏に縦しわがよれよれとあります。
その余りは 時には裾の裏袋になり、裾ふきが沢山出たがります。 ( 生地によりますが・・。)

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ご無沙汰していました。

ブログを留守にしている間に 世の中がずいぶん変わったような・・・そんな浦島ひさえ状態です。笑

久々の記事に 和裁教室のことでも書きましょう。

・・・・と、思ってみました。 が、しかし、画像がない。

いつも熱心すぎる教室で カメラを持つのも忘れるくらいです。

そんな中 最近の画像を一つ見つけました。

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羽織の衿つけの難しいところは ここの「衿肩回り」と前から見てのすとんと落ちるようについた衿です。

今回 前身の画像は ありません。 <m(__)m>

この画像は 羽織の衿を後ろから見たところです。

≪ピンクに見える衿はアロハシャツの衿です。着物の衿ではないので 羽織が中の衿に沿っていないのはあしからず。≫


とても理想的に 肩回りに沿っています。

つける加減次第では、このように沿わず、後ろ衿が立ちたがります。

つけ加減がゆるすぎても 余りがでてゆるゆるとしたものになります。

( 羽織の衿は 衿肩回り:画像部分:だけ 衿巾を半分に外折にして着用します。)

3か月余りかけ仕上がったこの羽織・・・生徒さんの完成の喜びはひとしおでした。

中でも気になる衿付けの仕上がり・・・袖を通さずおられない。

この見事な出来栄えに 私も久しぶりにカメラを持ちましたょ〜♪


他にも 仕上がった着物は 多々あります。

思い出しながら また記事にしますね。



今日も 楽しく熱心な教室でした。

いつものように おいしいお茶に こうして目覚めた脳味噌が困ったものです。。。。笑







実は 最近 「 負の連鎖 」? が、我が家を・・・いえ、私を襲っていたように思います。

私のPCに始まり 家族のPC・・・エアコン・・・私の携帯・・・。

修理完了したものもあれば 買い換えたものもあり。

今こうして使っているPCは 息子からのお下がりです。

初期化し、その上私専用にいろいろ手を加えてくれました。

ありがたいやら、うれしいやら・・・でも、新しい機能や今まで?で使うのを躊躇していたものを

使いこなさなくてはならず、少々時間がかかっております。

PCが全くなかったこの数週間の生活は なぜかとっても快適でした。

ここにこうして向かいながら、以前のように時間をかけるのが億劫になりつつあります。

ストレスにならない程度に これからもブログを更新できればと思っている今日この頃。


以前にも増して ゆっくりの更新になるとは思いますが、

これからも 「 和服仕立人のきもの発信 」 綴ってゆきますので、どうぞよろしくお願いいたします。







我が家の夏の定番 ・・・・・ 「瓶の中の妖精」
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もう一つの定番 ・・・・・ 「 サボテン 」 
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あんまりおいしそうなので このPCのデスクトップにしました。笑





また今夜も遅くなりました。

おやすみなさい。

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昨夜も和裁教室へ行きましたよ。

80歳を越える方のお元気な姿と仕事振りには、いつもこちらが励まされます。

この方は 今2枚の袷着物を並行して進めています。

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年内に1枚でも完成させたいと励んでおられます。

「 袷の着物を10枚形にするには 何年?かかるのか・・・ 」と、いつも口癖です。

「 大丈夫ですよ・・・」 と、言ってはみるものの、年齢的なことを考えるとこちらも色々考えます。


技術的なコツなどをお伝えする時 一般的には事細かには 口にしません。

目の前で針を打つ。縫う。こてを当てる。これらを実際にやって見せてそこから盗んでもらいます。

針の打ち方、こての使い方、道具の便利な使い方 ( あくまでも私流ですが・・・ )を。



「 綺麗に仕上げる 」・・・美しく仕上げたい。

この気持ちにお答えするには ・・・・

何枚もの仕上げをして何年もかけ、得ていくものは沢山あります。 自分で考えず、見聞きしたものは本当の意味では身につきません。

でも、この方の場合 先の時間を考えるとそんな余裕はありません。

10枚の着物でどこまで完成させることが出来るのか。

お互い真剣です。

・・・と、書くと、どれほど厳しい教室なんだろうと思われそうですが、教室の雰囲気は世間話が飛び交い、明るく楽しいものですょ。


次回までには こんなふうに衿先・立褄が仕上がってくるでしょう。
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 * これは 私が仕上げたものです。 画像クリックすると大きくなります。


ここまで出来れば、後は両袖をつけ、衿を納め、くけ、仕上げです。

その衿の始末も 掛け衿の間だけです。

* このあたりの仕上げの手順もいつか記事にしましょう。








人の生涯は それぞれに意味ある一生なのでしょう。

その長さは それぞれですが。

短く人生を終えた人も それはそれで何かを回りに残して逝きます。

残された者は、それが何かを考えながら生きてゆきます。

そんな思いを胸に抱きながら 今日も感謝です。




今日は 昨日の雨もすっかり上がりました。

雨上がりの翌日の清々しい冷たい空気に深呼吸をして、頑張りましょう〜♪

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今夜も和裁教室でした。


早く眠りたいとは思いつつも 教室の終わりに戴く美味しいコーヒーやお抹茶が頭を冴えさせます。

以前は 夜中のコーヒーくらい平気でしたが、最近、コーヒーを全くと言っていいほど口にしなくなりました。

お茶すらも口にすることがなくなりました。

ただ ひたすら お水ばかりです。

好きなはずのアルコールも減りましたね。 

たまに外で戴く生ビールの味に格別な喜びを感じるようになりました。(やっぱりこれは止められないみたいです・・・笑)

そんな毎日だから、たまのカフェインが応えるのでしょうね。・・・と、言い訳。笑


と、と、と、と・・・・話がそれましたね。

元へ。

だから今夜は記事を。


今夜の和裁教室は いつもどおり和やかにそれぞれが楽しんでいました。

思えば、ここ数週間教室の記事を書いていませんね。<(_ _)>

三人三様それぞれのことを 簡単な記事にすることは出来ますが、やはりそれぞれの拘りを記事に書きたかったので、いつもまた今度って見送ってしまっていました。

全て書こうとするから前へ進めない。・・・今日は 一つだけに。

生紬の単の記事にします。

今月に入ってから 衿付けに取り掛かっています。

今回は 広衿に挑戦です。

今まで仕上げた単(ひとえ)着物は 全てバチ衿でした。

広衿というのは 衿に裏生地もつきます。

その付け方は 袷の着物とはまた違った独特のものがあります。

裏衿 云々よりも まず掛け衿の掛け方(回しかけ)を理解するのが、ちょっと大変かな。

衿丈を決め 掛け衿の回しがけをうんと考えながら衿の準備だけで 1回の教室が終わりました。

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そして、衿を身頃に付ける。 これだけでまた1回の教室が終わりました。

教室1回は この方は 日にもよりますが、3時間から3時間半くらい。


そして 今日は 付いた衿にこてを当てました。 こて当ては裏から 平ごてです。

衿のキセを手で探りながらのこて当ては、大変です。

特に掛け衿のキセを意識しながらはもっと大変かな。

そして、衿先を作り、衿を納める。

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洋服は必要な分だけ縫い代を残して余分なものは切り捨てますが、着物はそれをしません。

着物を解いた時に 断ち切りを繋ぎ合わせれば元の反物に戻ります。

そこが着物の「エコ」と言われる所以であります。

この余分なものである沢山の物を何の滞りもなく、着るときの邪魔にもならないようにきちんと且つ美しく納めていくのは 難しいです。

画像は 衿の真ん中辺りの納めの様子です。

バチ衿では まず真ん中から納めていきますが、広衿は 流れ(衿先から剣先まで)から納めていきます。

真ん中は 最後です。

そのコツや 注意点は またの機会に記事にさせていただきます。

今夜は 衿くけの針を打ち、くけの途中で終了しましたが、次回までにくけあがってくるでしょう。

いよいよ次回 袖付け、広衿に必要な引き糸・・・こまごまとした仕上げをして完成です。

秋の単の時期に間に合いましたね。

着るのが楽しみです♪









今日 出会った言葉。

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・・・出会ったお花。 ・・・懐かしく昭和を重ねてしまいます。

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