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09【其大官曰卑狗副曰卑奴母離】
原文【其大官曰卑狗副曰卑奴母離】
其(對馬國)の大官を卑狗(彦:ひこ)、副を卑奴母離(夷守:ひなもり)と言う。
對馬國だけは【官】では無く【大官】と記載されています。
おそらく【一衣帯水】の島にある對馬國の卑狗は、交易や外交や防衛といった重い役目を担っていた為でしょう。
官を記載した國に向かう際は【方位】が記されていますが、官の記載が無い【末盧國】に向かう際は【方位】は明記されていません。 つまり方位は【官(官邸)】への方位を示すと見て間違いありません。
たとえば次の文章を見れば明白です。
原文【自郡至女王國萬二千餘里】
郡から女王國までは萬二千餘里。
郡とは郡治(帯方郡の庁舎)そして、女王國とは女王の宮室を指します。
この間の道里は【萬二千餘里】という意味です。
すると【倭人在帶方東南大海之中】の方位【東南】も、帯方郡治から見た女王の宮室の方位という事になります。
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