若芽の国

若者よ。そなたの牙で、「良」と「善」を噛み割けよ!

第11章 学ぶ若芽 ディクドトリ

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第11章 学ぶ昆布

 姉フランジェリムと弟の僕ディクドトリは其々(それぞれ)、ワカメの国の現在の女王、其の家来と言う設定で、竜宮の王と直接会うこと運びに成った。
運びになったと言うよりも、姉のフランジェリムが無理矢理その様な運びに、魔法を使って『した』と言う感じだ。
 結果から言おう。
竜宮の王の願いは、有る本をゲットする事だった。
竜宮の王の願いは、BL小説をゲットする事だった。
何でも、最近竜宮の王はBLに興味が出たそうだ。
だが1人で書店(夢の国の書店)へ行く事が憚られたそうだ。
まあ、内容が内容なだけに恥ずかしいのだろう。
周りの目が気に成るのだろう。
 其れで、ワカメの国の女王に「今、人間界で流行っている『或る本』を手に入れたい。だから、ワカメの国の迷い子案内所の職員に根回しして、人間の頭の中に在る、「BL」に関する情報を持った迷い子の夢の中からBLの本を搾取して来て欲しい」と頼んだそうなのだ。
 全く、下らない事で戦争を起こすだなんて。
しかし、悩みと言うのは大概本人にとっては大きな問題であり、周りの人から見ると下らない事である。
竜宮の場合もそうだったのだろう。
 
続く

第11章 学ぶワカメ

 フランジェリム姉が若芽の国の女王に変身して、僕はその家来と言う設定にした。
若芽の国の女王が直々に竜宮の王にノーアポイントで会いに来たという設定だ。
少々、処(どころ)か、物凄く無理の在る(ある)作戦だと僕は思った。
だが、其処の処(そこのところ)はフランジェリム姉だ。
思い立ったが即行動。
僕も、最近その標語を目標にしているものの、如何せん僕の其れが目標であるのに対し、
フランジェリム姉の其れは地(ぢ)の性格なのだ。
何せ生まれが「火の兄馬」だから。
 僕はそんなぶっきら棒(ぼう)な策略では駄目だと思った。
が、現実(ここは夢の国なので、前提として全て夢だが)には其のブッキラボウな策略で城の門番を捲く(まく)事は出来た。

第11章 学ぶワカメ

 ここらで、ワカメの女王が人間界からワカメの国に帰って来たときのことを書きしるそう。
女王が帰って来て、若芽の国とコンブの国の戦争が終わった。
其の後の話だ。
女王の若芽の国に関する記憶は半端無い。
若芽の国の隅々迄記憶している。
「無の魔法」で記憶迄「無」に成って仕舞ったのは一時的で有る。
若芽の国の田舎に住んで居る、双子魔女の妹、銭婆婆(ぜにいば)の言葉だが、「一度知ったことは忘れ無い」。
 若芽の国の女王も忘れなかった。
コンブの国の「無」の魔法を持って仕手も一時的な記憶の喪失しか出来無かった。
女王自ら自分に「記憶削除」の魔法を使ったが、其れでも忘れ無かった。
 若芽の国の女王の「修復魔法」に拠って、若芽の国は復活した。
復刻した。
復興した。
「修復魔法」の際に「夢の力」を大量に使用した。
其の結果人間界の北極でオーロラの爆発が観測された。

第11章 学ぶワカメ

「竜宮で、何か危ない事が起きようとしてる」
「…まじか」
「マジどす」
「では、GO」
…。
此れ所以(これだから)姉の実行力が凄いと言っているのだ。
僕が言ったら即行動し始める。
参謀担当が僕「ディクドトリ」でEXE(実行)担当が「フランジェリム」だ。
月がディクドトリで火星がフランジェリムと言った感じだ。
月の思慮深さのディクドトリ弟と、火の馬の如く実行する姉フランジェリム。
例として火の馬と言ったが姉の生まれは「火の兄馬」だ。
 姉は言うなり、我が家の馬庫(ばこ)から足が速い馬、「ギャロップ」の手綱を持って、乗ったかと思うと
言った。
「私先に行ってるから!」
もう、夕方である。
其れなのに、この実行力は一体…?!
流石姉である。
流れる石の如く、火の馬に乗る僕の姉「フランジェリム」だ…。
 先に行っているって、僕を置いてくのか。
まあ、僕はこっちの「ポニータ」で。
姉と行動を共にするなら、「変身ドリンク」では無く馬に乗って移動した方が、妖精の国の国境を越える時に、守衛に、怪しまれ難い(にくい)。
僕等(ぼくら)姉弟(しでい)は「ワカメの国」を出国し、「竜宮」へ火の馬「ポニータ」と「ギャロップ」を走らせた。
イメージ 1
イメージ 3イメージ 2
      火        の        兄(え)
火の兄(え)=丙(ひのえ)
 
 

第11章 学ぶワカメ

 僕は家に帰って、暫く砂のイスに座った。
心臓が未だドキドキしているのだ。
1人で竜宮に行って、情報を得て、一人で帰って来る何て、大変な事を仕出(しで)かした。
悪い事では無い。
其れでも心臓がバクバク音を出して鼓動していた。
 心臓の落ち着きを我が家「ドグナ家」のリビングで待って居たら、姉の「フランジェリム」が帰って来た。
「ただいまぁっする!」
「御帰林檎(おかえりんご)」
僕は平静を装って声を出した。
いや、待てよ隠すよりも言って協力を仰いだ方が良く無いか?
フランジェリム姉(ねえ)は、魔法が上手い、得意だ。
僕よりも。
実用魔法が特に得意だ。
だったら…。
「ねえ」
「んん何?」
姉は体をクネクネさせて一日の疲れを取って居(い)る。
「凄い事、教えましょうか」
「ん?は?何?」
「其れはですね、姉様、実はですね」
姉はクネっとさせた侭(まま)コチラに顔と視線を向けている。
「ヤバい事が今、現在、この瞬間に起きているのです。起きているのでございまする。」
「何?」
…普通の兄弟なら、突然弟が「今、凄い事が起きているのでございまする」何てふざけた事を言っても相手にし無い。
しかし、僕は頭が良い。
頭が佳い(よい)。
頭がキレるとも言える。
だから、僕が「ヤバイ」と言ったら本当にヤバい。
僕が、「凄い」と言ったらホントに「凄い」のだ。
姉は僕に信頼と、尊敬を抱いている。
対して僕も姉を尊敬している。
流石(さすが)と思う事がある。
其う言う、姉弟(しでい)関係なのだ。
だから、姉は半分以上真剣な眼差しで此方(こちら)を見て居る。

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