朝露日記

誰かの為に祈る、それは人である証拠です。

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調査の合間に

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明日はいよいよ吉野金峯山寺の祭りです。本当は昨日・一昨日に行くべきなのですが、大学の用事と大神神社の祭りとバッティングして明日だけ見に行く事になってしまいました。うーん、上手くいかないものです。

今日は時間が二時間ほど空いたので、奈良県国立博物館の特別展
   「神仏習合 ―〈かみ〉と〈ほとけ〉が織りなす信仰と美―」
                (平成19年4月7日(土)〜平成19年5月27日(日))

に行って参りました。と言っても閉館ぎりぎりだったので駆け足で見ましたが。

 春日神鹿御正体、御調八幡宮女神坐像、多田寺薬師如来立像、平家納経厳島神社をはじめ多くの貴重な神像・仏像・納経・文書が展示され、特に一度は見たかった平家納経や4月7日(土)〜4月15日(日)のみ公開されている多度大社の重要文化財 多度神宮寺伽藍縁起并資財帳 1巻が見られて感激しました。

多度神宮寺伽藍縁起并資財帳は、神仏習合を考察するのに大変重要な史料で天平宝字7年(763)に多度社東の道場に住んだ満願上人が、丈六阿弥陀像を造ったとき多度大神が「我は多度神として長い時間を経、重き罪業を作して神道の報いを受けた。今、永く神の身を離れ、三宝に帰依したい」との神託を下し、これを受けて満願上人は小堂と神像を造立し、多度大菩薩と号した・・・・という内容からは

神が仏の救いを求める神仏習合の姿が赤裸々に表されています。今の常識で考えたらありえない話ですね。

展示自体は、宗像大社の沖ツ島の古代祭祀から大神神社の三輪山の神体山の祭祀、蕃神として仏教が日本に入ったところから神仏の関係を追って説明し、神像の出現から神仏習合、本地垂迹説・神への納経、僧の神社参詣を豊富な展示品で解説するものでした。変わった展示品の中には能楽の装束、神への奉納和歌などがあり見ていて面白かったです。

この展示では各地の神社・寺から預かったものを展示していましたので、実際に私が奉仕中に見たことのある物も何点かありました。


いやー、いい息抜きになりました。今度は大勢で行って学芸員さんに質問をしてみようと思います。(大迷惑)博物館で息抜きなんて変わった若者かもしれませんが・・・・。

ちなみに図録も買いました。1500円で凄いボリューム、そして重い・・・。

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