『うひ山ぶみ』 本居宣長が『古事記伝』を著し終えた晩年の寛政十年(1798)に著した、初めて学問(特に皇学)に入る人々の為に書かれた入門書。内容は学問に入る方法と心構えを懇切に書かれたもの。「うひやまぶみ」とは、学問の山に初めて足を踏み入れる事を指す。 共に4年間学ぶともがらという存在は、共に神聖な御山に足を踏み入れる同じ登拝者に通じる。ようやく中腹に着いた時、お互いの心が見えてくる。息遣い、いたわり、歩み・・・・。共に息を荒げながら登る事でその絆は一層深まるはずである。そこに言葉は必ずしも必要とは言えない。登山と言うものは歩みだけでも、知らぬ顔同士でも分かり合えるものである。 一つの山を登りきった時、至福とも言える学びの山の登拝が終わる。しかし、そこで満足しきってはいけない。下山後には、山を踏み分けた時よりも苦しい現実(社会)が待っている。 学問だけではなく、人生は御山の登拝に通じるものがあるかもしれない。 ともがらよ、お前は次の御山に登ろうとしている。私はこの御山を離れるが、心までは置いてはいかない。共に登った記憶、それは決して消えない。心が残っている限りいつでもここに戻る可能性がある。 だからこそ、最後まで共に歩もう。 |

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