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総高4.9cm、重さ15g。小さなものが多い泥仏のなかにあっても、一際小さな仏様。頭上に宝冠をかぶっているところから菩薩と分かり、さらに左手に握る未敷蓮華(みふれんげ、蓮の蕾)から、聖観音に特定できます。観音は時と場合、必要に応じて様々な姿に変化し、救済を行う変化の仏。観音経のなかでは三十三応変化が説かれ、千本の腕を持つ千手観音、本面のほかに頭上に十面を持つ十一面観音など様々な姿の化身(変化観音)が知られています。『大乗荘厳寳王経』というお経に到っては、蛆虫(ハエの幼虫)を救いたいと思い、ハチに変化して昆虫の言葉で教えを説く場面まである始末。まさにスーパーマンです。そのスーパーマンの正体というか、本来の姿が、この聖観音なのです(^^)
観音様は人々を七難から救うほか、ちょっと甘すぎると思うほど、あらゆる願いを聞き届けてくれるという仏様。江戸時代の人たちにも大人気で、このような泥仏が作られたのです。
この泥仏はヤフオクで落札。値段はなんと9000円!高い買い物でした。。。それにしても最近のこの手の仏像の高騰には驚きますが、150年以上前の文化財がそれでも入手できるというのは、考えてみれば有難いことかもしれません。またコレクターが増えれば、そして値段が高くなれば、こういったモノが市場に出る機会も増えるわけで…。でもあまり高くなると生活費が…悩むところです。。。
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森羅も肖りたい気持ち、満々です!
150年の年月、しかも壊れ易い泥仏―― 貴重な品とは分かります。高騰が一概に悪いのではないのですが、落札者が手元に届いた仏様を良い保管状況に置いてくれるかを気にします。
さて、この泥仏様にどんな救済をお願いなされます?? (^−^:)
2013/6/12(水) 午前 1:18 [ 森羅・bang-show ]