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皆様、吉岡です(^^)
この方が私の師匠です。
茶道家でもあり、華道家でもあり、書家でもあり、日舞や川柳、囲碁、将棋などを御趣味とされ、それらを基礎に金魚を愛でられておりました。
この御写真は私が大切に所有している一枚です。御家族の方から快く掲載許可を戴く事が出来、皆様に御紹介する運びとなりました。本当はもっと早期に…とも思いましたが、本ブログがある程度熟してからの御紹介を、と思っており、本日ここに公開させて頂きます。先生は御写真が大の苦手でいらっしゃいまして、先生の近影は殆ど残っておりません。御家族の方にその点も尋ねましたが『数枚有るだけ』との事でした。
12歳で書道を習うべく私の母親が先生に引き合わせ、そして15歳から本格的子引きを習い、私が21歳で先生が御逝去されるまでの6年間、ほぼ毎日、雨でも雪でも嵐でも先生の御自宅へ通い詰めました。先生は私と出会った時点で、既に持病を悪化させておられましたが、それでも私は幾度となく先生宅へ御邪魔したものです。次第に大島家と吉岡家は文字通り家族付き合いとなり、最終的には先生御夫妻は御旅行に行かれる時、もしくは体調不良で御入院なされる時などは、御自宅の鍵を渡され、金魚の世話や掃除などを任されるようになりました。
…たかが短き6年、されど長き6年。
限りない思い出と、数々の銘魚達の雄姿、そして先生の柔和な笑顔、時には厳しい眼光、魚を愛でられる時の先生の少年のような御顔…それら全てがまるで昨日の事のように蘇ります。
先生が御逝去されて数日後、奥様であった喜美恵夫人(故人)の御配慮と御好意で、純系の更紗和錦を29尾託して頂き、それが私の大きな財産になりました。左記カテゴリ-の『☆純大島系和金の御紹介☆』に掲載している魚は、全て、この時の29尾が基になっております。
皆様、どうか、和金を大切になさって下さい。軽んじないで下さい。
一生を掛ける価値は充分過ぎる程の銘錦魚です。素晴らしい、日本金魚文化の誇りである品種です。
日々を、毎瞬、毎秒、毎分、毎時間を和金と共に、金魚と共に過ごせる幸せを感じましょう。
最後に、大島先生の名言で括りたく思います。
『和錦はな、ほんまにええ。なんもかんも忘れて見惚れるわ。』
…先生、和錦は本当に良い魚ですね。
これからも純系は決して絶やさず、この魚を愛でて下さる方々を中心に後世の愛好家諸氏方々に御伝え致しますので、安らかに御眠り下さいませ。合掌
日本更紗和錦愛好会々長 和錦城代表:吉岡龍次
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